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2021-08-13

不破諫は最後まで不破諫だった!『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』完成披露上映会舞台挨拶



特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』のその後を描く東映Vシネクスト『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』の完成披露上映会が 2021年8月12日(木)に東東京・新宿バルト9にて様され、上映後に舞台挨拶が行われた。

舞台挨拶には岡田龍太郎(仮面ライダーバルカン/不破諫役)、井桁弘恵(仮面ライダーバルキリー/刃唯阿役)、鶴嶋乃愛(イズ/アズ役)、桜木那智(仮面ライダーサウザー/天津垓役)、砂川脩弥(仮面ライダー滅/滅役)、中川大輔(仮面ライダー迅/迅役)、山口大地(仮面ライダー雷/雷役)、中山咲月(仮面ライダー亡/亡役)、本作のメガホンをとった筧監督が登壇。

※この記事には映画の内容やネタバレになる内容が含まれていますのでご注意ください。

上映終了後の舞台挨拶ということで本編観賞後の余韻の残る中、主要キャストたちが役衣装で登場すると、会場は割れんばかりの拍手に包まれる。

役衣装での登壇を提案したという井桁が「みんな、この衣装がしっくりくるので、来てくださる方も喜んでくださるんじゃないかと思ったんですけど、いかがでしょうか!?」と、会場に問いかけるとファンたちは大きな拍手でこたえていた。


仮面ライダーバルカン/不破諫を演じた岡田は「やっと届いたかという感じです。実はこの作品を撮影したのは1年近く前で、そこからずっと温めて、やっと皆さんに届けられた。僕たちはそれをずっと待ち望んでいたので、(前作の)『滅亡迅雷』がきて、ここに『バルカン&バルキリー』を無事出せたことが本当にうれしいです」と待ち望んだ公開をむかえた喜びを語った。

本作でオートバイに乗るシーンについて岡田は「あれは衣装合わせの時に僕から提案させていただきました。不破諌は今まで、なぜか車より先に走ってきたり、森から走って出てきたり、そういう感じだった。今回は王道の(仮面ライダー)作品だなという印象だったので、仮面ライダーですからライドさせてください!と監督にお願いしたところ追加していただけたんです」と、不破諌として初となるオートバイに"ライド"するシーンが自身の提案であったことを明かした。

これについて筧監督は「衣装合わせのときに役作りやセリフについて俳優さんから相談されることが多いんです。岡田くんは(演技について)こだわりがあるって前から聞いていてので、ちょっと身構えていたんですが、開口一番『バイク乗りたいです!』って言われてびっくりしました」と続けて会場の笑いを誘った。


仮面ライダーバルキリー/刃唯阿を演じた井桁は「テレビ本編が終わって2年も経とうとしているこの時期まで、どれだけの人が待っていてくれるんだろうという不安もあったんですが、今日こうやってたくさんの皆さんのお顔が見られてホッとしました」とテレビシリーズ終了から本作公開までのブランクに感じていた不安を吹き飛ばすほどのファンの熱量に胸を撫でおろしていた。

本作で初登場したバルキリーの新フォーム『ジャスティスサーバル』の印象について「今までの『ラッシングチーター』を見慣れ過ぎていたので、初めて見た時には『うわっ、すごい』と思って圧倒されてちゃったんですけど、戦っている姿を見るとバルキリーらしさを残しつつ、さらに強くなっているという力強さもあって、お気に入りのフォームがまたひとつ増えました」と笑顔を見せていた。


秘書型ヒューマギア・イズを演じた鶴嶋は、久しぶりとなる役衣装に「去年の秋にこの作品の撮影が終わってからは着ていないので、うれしいというか、今は着ていて楽しいです。耳(ヒューマギアモジュール)を付けていたりするので、ちゃんとAIっぽくしないと、って気が引き締まります」と、まさにイズになるスイッチが入ったことを明かした。

映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』(2020年公開)から1年後の世界という設定については「イズちゃんが新しくなって、そこから1年というと、或人との関係も徐々に出来上がってきている状態なのかなと思った。或人にいろいろなことを教えてもらった上で諌と関わったんだろうな、と思いながら演じていました」と撮影当時の役作りを振り返った。


仮面ライダーサウザー/天津垓を演じた桜木は「久しぶりすぎて、指輪はどっちに着けたらよかったっけ?と、ちょっと緊張しちゃいました」と、久しぶりの役衣装に戸惑ったことを明かしつつ、本作での天津垓の印象的なセリフについて「僕の出演時間的にはそんなに多くはないので、監督と話し合って、印象付けたシーンにしたいと思って、ああいう感じになりました。僕自身、天津垓としての印象を残したいなと思って、あのシーンの撮影に臨みました」と、強い意気込みを持って作り上げたシーンに自信を見せた。


仮面ライダー迅/迅を演じた中川は自分たちにスポットが当てられた前作の完結編とも言える本作について「前回の『滅亡迅雷』の終わり方が衝撃的で絶望的だったので、その気持ちを何ヶ月も引っ張ってもらっていたのがすごく申し訳ない気持ちだった。この『バルカン&バルキリー』で僕らなりの答えを早く見てほしいという思いがずっとあったので、やっと皆さんの目に触れる機会がいただけてホッとしています」と、2作品を通じたメッセージを届けられたことへの安堵の笑みを浮かべた。


仮面ライダー滅/滅を演じた砂川は「(スピンオフ作品『ゼロワンOthers』が)『滅亡迅雷』から始まって、この『バルカン&バルキリー』で完結して、『仮面ライダーゼロワン』としても最後の結末を迎えることに、役者として乗り越えたうれしさもありますが、もう滅としては出られなくなると思うと『もう終わるのか...』という寂しい気持ちもあります」と、達成感と寂しさの混ざり合う複雑な心境を打ち明けた。


仮面ライダー雷/雷を演じた山口は「僕ら(滅亡迅雷.net)は『仮面ライダー滅亡迅雷』で破壊されて意志だけが動くという状況の中で、不破諫と刃唯阿に絶大な信頼を寄せているので、僕らの意志をどう扱ってくれるのかな、と思いながらお客さんとして観ているような感じになっていました。最後の不破さんのシーンも感情が込み上げて、これで物語がひとつ終わるんだなと感じました。それを皆さんに見届けていただけるというのは幸せなことだと思います」と、仮面ライダーゼロワンシリーズ完結編への思いを噛み締めるように語った。


仮面ライダー亡/亡を演じた中山は「前作の『滅亡迅雷』で、きっと皆さん、モヤモヤした気持ちで過ごされたんじゃないかと思います。自分も同じような気持ちで、この後編『バルカン&バルキリー』をずっと楽しみにしていたので、唯阿と諫が滅亡迅雷.netの意志をちゃんとつないでくれたことを感じられてうれしかったですし、この作品をみんなにやっと届けられたという喜びがあります」と、ファンと同じ気持ちで待ち望んだ作品の仕上がりを満足そうに語った。


前作『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』に引き続き、本作のメガホンをとった筧監督は「よくぞファンの皆さん、『滅亡迅雷』から5か月も耐え忍んだなと。(脚本家の)高橋悠也さんの、ファンに対するあの試練の与え方はすごいですよね。僕が脚本を読んでびっくりした。その感情を余すところなくファンの皆さんに届けたいと思って、撮りました。僕はテレビシリーズの前半は脚本家として参加していたので、現場とある程度の距離を保つことができて、客観的に見ることができた。ある意味ファン代表のような気持ちで、キャスト・スタッフ。監督の皆さんが作ってきた作品を最後いい形で締めくくってあげなきゃという使命感を持って『滅亡迅雷』であのファンへの試練を描くことによって『バルカン&バルキリー』のこの素晴らしい終わり方も描けたのかなと思っております」と、『仮面ライダーゼロワン』に携わってきた人たちの思いを受け継ぎつつ、高橋氏の脚本を最高の形で映像化できたことへの自信を見せた。


締めの挨拶で井桁は「今日、実際に皆さんとお会いして共有できた時間がすごく幸せでした。公開は8月27日ということで、もうちょっとあるんですけど、それまでこのゼロワン完結編を皆さんといっしょに盛り上げていけたらうれしいです」と、更なる応援を呼びかけた。


最後に岡田が「ラストシーンはどちらとも取れるのもだった思いますが、不破諫は最後まで不破諫だったと思います。今はすごくカオスな時代ですけど、こういう時に励ましてくれる存在っていうのがみんなの心にあるヒーロー像だと思います。この『バルカン&バルキリー』が、そういう状況に少しでも力添えできる作品になれたらいいなと思っています!」とヒーローとしての思いを力強く語ってイベントを締めくくった。


『ゼロワンOthers仮面ライダーバルカン&バルキリー』は2021年8月27日(金)より全国33舘の映画館で期間限定上映開始、2021年11月10日(水)に東映ビデオから Blu-ray&DVD が発売される。


(写真・取材・文:いぢま)
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