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「最愛」第1話、「期待通り」と視聴者が思った理由(ワケ)



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吉高由里子主演の金曜ドラマ「最愛」が2021年10月15日より放送開始。

念願の製薬事業にまで手を広げるに至った「真田ウェルネス」の代表取締役・真田梨央(吉高由里子)は、学生時代に思いを寄せ合っていた宮崎大輝(松下洸平)と15年ぶりに再会。彼は警視庁刑事部捜査一課の刑事となっていた。一方、梨央はとある重要事件の参考人に……。

本記事では、第1話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「最愛」第1話レビュー

2014年に放送され話題となったドラマ「Nのために」や2018年のドラマ「アンナチュラル」(共にTBS)を、あなたはご覧になっただろうかーー

私は今でもこの2作品の続編が観たいと思うほど、大好きなドラマだ。そんな2作品を手掛けた監督とプロデューサーがタッグを組んだドラマ「最愛」が、面白くないわけがない。

2021年秋ドラマの中でも注目を集めているドラマ「最愛」を今週から紐解いていく。ところどころ、勝手な推測やネタバレにつながりかねない部分にも触れていくので、ご了承願いたい。

前半の舞台は2006年岐阜県・白川郷。

のどかな雰囲気の中で朝宮梨央(吉高由里子)と、宮崎大輝(松下洸平)が学生時代を過ごしていた。この“高校3年生”という設定に、少しムリがあるように思えそうなものの、首をかしげたくなるほどではない。学生時代の歯がゆさ、初々しさを吉高と松下が熱演している。

将来、梨央が殺人事件の重要参考人、大輝が刑事として再会するとは、まったく想像できない。

梨央の父親、朝宮達雄を演じるのは光石研。「Nのために」でクソみたいな父親役を演じた光石だが、今回はとにかく優しい“これぞ父親”という雰囲気をにじみ出している。この光石の存在も「Nのために」を彷彿とさせる。

梨央の祖母役の茅島成美。「あー金八先生の!」とテンションが上がった。TBSドラマの常連、茅島のお元気な姿は個人的に嬉しかった。

さて、本題に戻る。

開始から30分ほどで、誰かが誰かを殺した? と思わせるような描写が次々とあらわれ、和やかな雰囲気が一変していく。あれほど仲の良かった2人が離れ離れになり、15年が経過ーー再会した2人は、これからどんなドラマを展開していくのだろうか。

あっという間に初回拡大版も終了。終了した瞬間に”にんまり“してしまったのはいうまでもない。

これはおもしろいドラマがスタートしたぞ。

「最愛」1話のストーリー




「真田ウェルネス」の社長・真田梨央(吉高由里子)は、“世界を変える100人の30代”に選ばれる気鋭の実業家。その彼女が、かつて心を通わせた宮崎大輝(松下洸平)と15年ぶりに再会した時、大輝は刑事、梨央は殺人事件の重要参考人だった――。

15年前の2006年、岐阜県。梨央は東京の大学の薬学部に進学を希望する高校3年生。白山大学陸上部男子寮の寮夫として忙しく働く父・朝宮達雄(光石研)に代わり、弟・優(柊木陽太)の面倒をよく見る、寮の看板娘だった。

その梨央が恋心を抱いていたのが、陸上部のエースである大輝。彼が出場する駅伝の地区選考会に駆けつけ、精一杯声援を送る梨央。大輝もまた梨央に思いを寄せており、彼女の推薦入試が終わったら告白しようと決めていた。

そんなある日の夜、達雄が留守にしていた寮で“事件”が起こる…。梨央を心配した母・真田梓(薬師丸ひろ子)は、弁護士の加瀬賢一郎(井浦新)を梨央の元へと向かわせる。

(文:駒子)

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