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2021年10月29日

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」解説:ヴァイオレットの成長7つのターニングポイント

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」解説:ヴァイオレットの成長7つのターニングポイント


相手のなかに自分を見る



少しずつ「人の気持ち」を理解し、そこに寄り添う姿を見せはじめたヴァイオレット。そんな彼女の「はじめて依頼人の前で涙した瞬間」にも、成長が感じられるのです。

その成長が見られたのは、人気劇作家オスカーの新作書き起こし依頼でのこと。酒におぼれるまで行き詰ってしまった彼の心が、大切な人と二度と会えないつらさや痛みに占められていることをヴァイオレットは知ります。そして彼に自分を重ねて涙を流すのです。

「心の痛み」についてそれまでのヴァイオレットは、そういう感情があると理解しつつも、辞書で引いた知識みたいな形で認識していたように思います。それをはじめて明確に認識したのは、第6話。



「大切な人が側にいない」という同じ境遇を抱えた少年リオンから、「寂しい」という感情がどのような形で自分に生じているのかを教えてもらいます。ヴァイオレットはこの時にはじめて、自分も「寂しい」と感じていたことを認識したのです。

心の痛みの有無すら理解していなかったヴァイオレットが相手の痛みに共感し泣いた姿は、彼女のコミュニケーション能力の飛躍的向上の結果だと言えるでしょう。

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©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

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