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2021-11-01

その他

V6よ永遠なれ!改めて聴きたい楽曲の魅力<大人に贈る応援歌・厳選5曲>




2021年11月1日をもって活動に終止符を打つV6。10月はさまざまなところで彼らの姿を見た。

仲がよさそうにじゃれ合う6人に「『やめるのやーめた!』と言っても誰も怒らないですよ……?」と性懲りもなく思ってしまう。
が、大人の男たちが、考えに考え抜いて出した結論だ。そして、さよならの準備を一緒にしてくれている。それも、笑顔で。だからこそ、イチ視聴者が「やめないで」とは言えない。彼らがみせてくれるパフォーマンスを最後まで見守るしかできないのだ。

それにしたって、怒涛の音楽番組出演での懐かしい曲の歌唱は、一瞬で当時の自分に引き戻してくれる。油がのった今の彼らの曲はやはりどこか落ち着いていて良い。そのうえで1990年代~2000年代の曲を改めて聴いてみると元気が出るなあ、としみじみと実感した。

そんな大人が元気になれるV6のシングル曲を5曲選んでみた。

わかっている、5曲などでは足りないことは……!  この1ヶ月で聴く機会の多かった「愛なんだ」、「WAになっておどろう」、「over」、「愛のMelody」は名曲中の名曲だ。アルバムにだって名曲は多い。「JUST FOR YOU」とか、「特別な夜は平凡な夜の次にくる」とか、挙げ出したらキリがないはずだ。V6の楽曲の中で一番好きな曲は何か、というお題があれば多くの人が時間を忘れて語り明かせるだろう。

前置きが長くなったが、熟考して5曲だけ、選んでみた。

大人に贈る、V6の応援歌・厳選5曲

■「本気がいっぱい」



1997年4月3日にリリースされた「本気がいっぱい」。
「一生懸命やるとかダサい」……なんていう風潮が少しずつ変わり始めたころじゃないだろうか。
「世の中本気がいっぱい 捨てたもんじゃない 信じてみ」
がんばってもムダだとか、こんな世の中なんて、と思わずついてしまいそうなため息をふっとばす。
10代のカミセンが前向きに歌い、20代のトニセンが大人になったってがむしゃらに本気でがんばってもいいんじゃない? と語り掛けてくれているようで胸がアツくなる。

「スゴイ人見てふと思った もう出来る全部やるしかない テキトーに生きたくない」という歌詞も、その「スゴイ人」を目にする機会が増えた今だからこそ、テキトーに生きて無駄にしちゃダメだよ、というメッセージ性が感じられるのかも。

■「Be Yourself!」



1998年3月11日にリリースされた進研ゼミのCMソングだ。
進研ゼミのCMソングだからだとは思うが、歌詞がめちゃくちゃに応援ソングである。

「ゼロからキミになればいい」
「世界がキミに夢見てる」

はっ???
世界が……夢見てる……? ほんとに……? 進研ゼミ始めてみようかな……と、なる。

とにかく、もうずっとあらゆる言葉で背中を押してくる。「いつかきっと そのセリフはもういらない」と言い訳の余地さえ与えられない。
そしてカッコよく“To be yourself”「あなたらしくあれ」と言い放つ。
一歩間違えれば説教臭くかんじられるかもしれないけれど、勢いあるユーロビートで走り抜けていくのであまり気にならない。

おまけにMVでガンガンに激しいアクロバットを入れてくるので、応援の言葉に説得力があるというかなんというか……。

■「Believe Your Smile」



1999年3月31日リリースの「Believe Your Smile」も応援は応援なんだけれど、「よっしゃ、がんばろうぜ!!」というテンションのものではなく、「見守っているから一緒にがんばろう」という寄り添い系になっている。
風の強い朝も雨の降る夜もいつも見つめている、とちょっと重めの愛だけれど、爽やかに歌われると頷いてしまう。

それに「たったひとりしかいない君と巡り会えたから」なんて言われたら、自己肯定感が下がっていたとしても、「これでいいのかもしれない」と思える。ちょっと強引だけど、彼らの「どうにかして君をハッピーにする」という熱量が伝わってくる。

■「強くなれ」



ストレートなのが来た。2003年7月2日にリリースされた「COSMIC RESCUE」との両A面シングルだ。「学校へ行こう!」のテーマソングのほか、PS2専用ソフト「魔界転生」イメージソング、V6が主演した映画「ハードラックヒーロー」の挿入歌となっている。そのため、MVも映画のシーンを中心に構成されている。いま、映画やドラマ、舞台で活躍している彼らのまだ若さが感じられるMVも注目だ。

応援歌としてはかなり拳で殴ってくる感じだ。
「自分だけが大変なんて思う弱さ蹴飛ばすんだ つかみとるまで」
日々、そういう言い訳をしていることをどうして知っているのか教えてほしい。

ただ、この言葉は子どものころよりも、大人になってからのほうが強く感じる感情だ。言葉を変えながらとにかく「強くなれ」と殴ってくる。
心身ともに元気で、自分に発破をかけるときにおすすめの曲だ。

■「HONEY BEAT」



応援歌としてドストレートなのは2007年1月31日にリリースされた「HONEY BEAT」だ。「早稲田アカデミー」のCMソングで、受験生を励ます応援ソングとなっている。MVではジーンズに短ランという応援団衣装なのだが、もうこれが天才。
提案したのは誰ですか、三宅健だそうです!!! やっぱり天才だった三宅健……。
ダンスも応援団風なのだが、これがまた手足の長さが生きる。特に井ノ原快彦と坂本昌行。

そもそもこの衣装をカッコよく着こなすのがわりと難しい気がする。が6人は気負いなくサラッと着こなしているところがさすがだ。そして「本気がいっぱい」のころはゆるめのジーンズを腰パンしていたのに、「HONEY BEAT」ではタイトめのジーンズをきっちり着ていて時代を感じる。

歌詞も応援の仕方が優しくなっている。
「泣いてないでこっち向いて話しようよ」
「強くなれ」ではなく、「笑って」という。
それでも、「誰かのために生きたって君は君だよ」と自分を大事にしろと言ってくれる。

ブレない。

少年から大人へ、成熟へ




10月26日にリリースされたベストアルバム「Very6 BEST」には歴代シングルのMV集がついているほか、avexの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。
デビュー曲の「MUSIC FOR THE PEOPLE」から順に観ていくと興味深い。坂本昌行、長野博、井ノ原快彦のトニセンは26年経っても全然年を取らないし、三宅健はなんなら若返っているし、森田剛はやんちゃさを残しながらも渋さが加わり、岡田准一は大きくなった。

バラエティなどではしゃいでいる様子を観ていると、変わっていないように見える。けど、MVを観ていると、ラフな衣装が多かったのに次第にスーツやネクタイ、ジャケットが似合うようになっていく。6人中3人が立派なヒゲを蓄えている、なんてこともある。

時の流れに寂しくなる。彼らの節目に立ち会うことになり、切なさもある。でも、曲はずっとそこにあり続ける。きっとこれからの人生の中で、何度だって私たちの背中を押してくれることになるはずだ。

(文:ふくだりょうこ)


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