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<恋です!>第5話:好きな人と思いが通じ合う奇跡。獅子王が秘めた思いとは?(※ストーリーネタバレあり)<~ヤンキー君と白杖ガール~>


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杉咲花が主演するドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」が2021年10月6日(水)放送スタートした。

WEB閲覧数累計2000万PVを突破した人気漫画「ヤンキー君と白杖ガール」(作:うおやま)を実写化した本作は、勝気だけれど恋に臆病な盲学校生の少女と喧嘩っ早いけれど根は純粋な不良少年が運命の出会いを果たし、惹かれ合っていく新世代のラブストーリー。主役の赤座ユキコを杉咲花、ユキコと恋に落ちる黒川森生を杉野遥亮が演じる。

本記事では、その第5話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第5話レビュー


まずひとつ言わせていただきたい。めるるが根っからの悪役じゃなくてよかったーーー!!

ユキコ(杉咲花)に黒川(杉野遥亮)を横取りされた、しかもそれは視覚障害があるからだとあらぬ方向へ考えてしまっていたハチ子(生見愛瑠)。ユキコの後をつけ、白杖を奪おうとした時にはどうなることかと思った。

でも、ハチ子だって、ユキコとは違う意味で生きづらい痛みを経験してきている。そしてそれを、黒川に救ってもらったのだ。当時の感謝に恋心を混ぜて大事にしてきたハチ子とユキコが、絶対に分かりあえないはずはないと信じていた。
ヘッドフォンと白杖。全く異なるけど、それは2人それぞれにとって人生をちょっと便利にするもの。何かの記号では決してない。筆者にだって、恐らくドラマを見ていた1人1人にだって、人から見たらそうでもないものが、知らず知らずのうちに日々を便利にしたり、彩ったりしているはずだ。

そして、ユキコはついに黒川に告白。晴れて2人は付き合うことになった。
ポテトをかじりながらほっぺを叩いたり、腰を抜かしたり、「やったー!」と叫びながら走り回ったり、「よろしくお願いします!」と深々頭を下げたり。終始はにかむ黒川が、それはそれはかわいい。こんなに全身で喜びを表現してくれたら、ユキコが勇気を出して告白した甲斐もあるというものだ。


楽しそうで、見ているだけで幸せな気持ちになった水族館デートの帰り道。どうも黒川の様子がおかしい。
それはずるずると尾を引いて、2人は初めての喧嘩をしてしまう。踏み込まれたくないことは、たしかに誰にでもあるだろう。でも、黒川が示したのは明確な拒絶で、ユキコが入る隙がまるでないように感じられた。

空(田辺桃子)と青野(細田佳央太)はユキコを気にかけて、黒川のバイト先へ。
あいにく黒川は早上がりだったため、獅子王(鈴木伸之)が伝言を預かる。どうやら黒川は、母親に捨てられた過去があるらしい。そのため、ユキコがいなくなることが怖くなっているようだ。
そんな黒川に、獅子王は「しっかり向き合え」と強く言ってくれた。ありがとう、獅子王…。

その言葉に後押しされるように、黒川はやっと母の荷物を開けることができた。アルバムには、笑顔の黒川の写真がびっしり並ぶ。
どんな理由だったにせよ、親に捨てられたという感覚を子どもに与えてしまうことはあってはならない。だけど、アルバムを見る限り、彼女は間違いなく少年・森生を深く深く愛していたはずだ。今、どこで何をしているんだろう。


やっと気持ちに区切りがついて、ユキコに生い立ちを話せた黒川。
「私は離れないよ」とユキコ。「黒川とずっと一緒にいる未来が見える」。それを、ぜひ現実にしてほしい。もう誰も黒川のことを1人ぽっちにしないでくれと願ってやまない。


ユキコのバイト先でも少し動きがあった。
相変わらずユキコの頑張りを認めてくれない紺野(大友花恋)。足を引っ張られているような感覚は、分からなくもない。もっとスムーズだったはずなのに、私は頑張っているのに…なぜできない(ように見える)人を基準にしなきゃいけないのか、理解できないのだろう。
だけど、茶尾(古川雄大)が用意した「使ったものはもとに戻す」などのユキコのためのルールは、見える見えないにかかわらず、本来は守られるべき普通のルールであっていいはずだ。そこにあるのは、次に使う人のことを考えた思いやりなのだから。

ミスをしてしまったユキコに、強い言葉で気持ちをぶつけてしまった紺野。
そんな紺野に、茶尾は優しく諭す。
「職場はできる人ができない人をカバーして教えていくもの」
「きれいごとに聞こえるかもしれないけど、僕は働くスタッフを1人も取りこぼさない店にしたい」
紺野は、たしかに仕事ができるのだろう。それは、速さという意味において。だけど、きっと茶尾が目指しているのはそれだけの店ではないのだろう。速さ、正確さ、それは最低限満たしつつ、もっと魅力的なものが何なのかを、きっと明確に分かっている。

次こそはミスをしないようにと、ユキコは伝票の文字を大きくしたいと申し出る。するとこれが、他のスタッフのミスもなくすことに繋がった。
そのことに気付いた紺野は、ユキコにもっと気付いたことを言ってほしいと伝える。ユキコのことを認めてくれたのだ。こうやって自分の非をすぐに認められる人しか雇っていないという自負が、もしかして茶尾にはあったのかな。どんどん茶尾のことが好きになる。


イズミ(奈緒)と獅子王の恋模様も気になるところだが、以前書いた、獅子王の好きな人、黒川なのでは説が濃厚に…?
獅子王が時折見せる寂しそうな表情にただならぬ気配を感じていたけど、そういうことだったのか。
誰を好きになったって、もちろん自由だ。そんなことは獅子王も分かっているはず。でも、一切周りに気取られず、思いを抱えている獅子王のことを考えると胸が痛む。そして、好きな人と思いが通じることの奇跡を説く、獅子王の言葉が何倍もの重みを持って訴えかけてくる。


獅子王に恋をしているイズミは、もし獅子王の気持ちを知ったらどうするんだろう。この作品が教えてくれる優しい世界で、獅子王の思いがどんな形で昇華されるのかが楽しみだ。またひとつ、人生のヒントをもらえそうな気がする。

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第5話ストーリー

森生(杉野遥亮)に告白する覚悟を決め、待ち合わせ場所に呼び出したユキコ(杉咲花)。しかし、緊張するユキコの前に現れたのは、突然白杖を取り上げようとするハチ子(生見愛瑠)だった!「障害者はずるい」その声を聞いたユキコは、相手がハチ子だと気づくが……。森生のことで嫉妬心を燃やすハチ子vsユキコの修羅場が勃発する!そこに森生もやってきて……!?

その夜―。ユキコは、森生のためにアルバイト先で作ったポテトを手渡し、勇気を出して告白する。「……好きなんだよ、黒川のことが!」想定外のユキコの告白にびっくりし、腰を抜かす森生!ついに2人は恋人として一歩を踏み出す。
そんな中、アルバイトにも慣れ始めたユキコは、店長の茶尾(古川雄大)や同僚たちの協力を得て、新しい業務にも挑戦。しかし、皆が弱視のユキコをサポートする中、同僚の1人・紺野大友花恋)は、生き生きと働くユキコに面白くない気持ちを抱いていた……。

翌日―。ユキコと森生は水族館デートに行くことに。お互いに照れながらも、2人はドキドキの詰まった初デートを満喫する!
一方、仕事帰りのイズミ(奈緒)は、ジムから出てきた獅子王(鈴木伸之)に遭遇。ハンカチを貸してもらって以来、獅子王の存在が気になるイズミは距離を縮めようと画策する。しかし獅子王は、ユキコと森生の順調な恋に、何か思うところがある様子で……。

その夜。ユキコは、イルミネーションの始まるクリスマスにもう一度水族館に行こうと森生に提案する。しかし、森生は突然表情を曇らせて……。実は森生には触れられたくない過去のある出来事があった。2人は森生の秘密を巡り、ケンカをしてしまい……!?

(文:あまのさき)

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