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<1週目ダイジェスト>「カムカムエヴリバディ」:”ド直球の甘酸っぱさ”に胸キュンが止まらない(※ネタバレあり)



2021年11月1日からスタートしたNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。

日本でラジオ放送が開始された日に生まれた、和菓子屋の娘・橘安子(上白石萌音)。幼馴染の雉真勇(村上虹郎)や水田きぬ(小野花梨)とともに、穏やかに過ごす日々。勇の兄であり、雉真繊維の跡取り息子・稔(松村北斗)に出会ったこと、ラジオ英語講座に出会ったことから、安子の人生が動き始める。

本作の朝ドラヒロインは、安子の娘・るい(深津絵里)へ、そして、るいの娘・ひなた(川栄李奈)へと移り変わっていく。彼女たちの傍には、ラジオ英語講座があった。

本記事では、第1週目のレビューをしていく。

「カムカムエヴリバディ」第1週目「1925 - 1939」レビュー

今作のヒロイン・和菓子屋の娘である安子と、雉真繊維の跡取り息子・稔。ふたりの縁を繋いだラジオ英語講座を軸に、「身分違い」の恋が描かれる朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。古き良きド直球な甘酸っぱさを届けてくれる今作に、朝から胸をときめかせっぱなしである。

まず、安子と稔の出会い方が、とてつもなく良い。

生家である和菓子屋「たちばな」の店番をしていた安子の元へ、大阪から帰省してきたという稔が、実家への手土産を求めてやってくる。「うちのあんこは絶品なんです!」と目をキラキラさせながら勧める安子。こんなセールストークをされたら、おはぎだけではなく大福も買ってしまいそうである。

やがて、英語が話せる稔に憧れ、彼に教えてもらったラジオ英語講座を欠かさず聞くようになる安子。書店でたまたま出会ったり、自転車の乗り方を教えてもらったり、幼馴染・きぬちゃんのアシストで夏祭りへ出かけたり……。

「令和の時代にこんなベタベタな」と思うスピードを乗り越える速さで、胸キュンがやってくる。「英語」を媒介にどんどん仲を深めていく彼らを、ただ眺めているだけでも眼福なドラマだが……。本記事では、安子の幼馴染である勇を演じる村上虹郎と、きぬちゃんを演じる小野花梨にも注目したい。

稔の弟でもある勇。安子とは幼少期からの付き合いで、当時から何かと彼女に絡んでいた。「好きな子にはいじわるしちゃうやつね〜」と微笑ましい気持ちになる関係性。安子本人は、勇の気持ちに一切気付いていないようだが……。

この勇を演じている村上虹郎、映画『銃』(2018)や『燃えよ剣』(2021)などに出演している実力派俳優である。きぬちゃんを演じる小野花梨とは、映画『プリテンダーズ』(2021)で共演。まさか、朝ドラでふたりに再会できるとは思わなかった。

安子と勇の関係性はもちろんのこと、安子と稔の関係性についても一早く気付いた、聡明なきぬちゃん。彼女も安子の幼馴染のひとりだ。きぬちゃんを演じる小野花梨も、映画『南極料理人』(2009)や『人狼ゲーム』(2014)など、出演作が途切れない役者である。

「夏祭り、一緒に行けんくなったわ〜」と嘘をつき、安子と稔がふたりで夏祭りへ行けるよう画策したシーンが見ものなので、ぜひ見てほしい。

三世代にわたって描かれるファミリーストーリー「カムカムエヴリバディ」。朝ドラ史上初の3人のヒロインが、どんな生き様を示してくれるのか。次週も楽しみに待ちたい。

「カムカムエヴリバディ」第1週目のあらすじ

1925年3月22日。日本のラジオ放送開始と同時に生まれた、和菓子屋の娘・橘安子(上白石萌音)。繊維会社「雉真繊維」の跡取り息子で、商科大学に通う雉真稔(松村北斗)と出会う。

英語が話せる稔に憧れ、彼に勧められたラジオ英会話を聞くようになる安子。英語への思いとともに稔への恋心も募らせる安子だが、稔の弟であり安子の幼馴染でもある勇(村上虹郎)に「あんころ屋の女では、兄には釣り合わない」と言われてしまい……。

(文:北村有)

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