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2021年11月12日

「ドクターX」第5話:松下奈緒「お前みたいな医者、いらない」米倉涼子と最強タッグ結成か!?(ストーリーネタバレあり)

「ドクターX」第5話:松下奈緒「お前みたいな医者、いらない」米倉涼子と最強タッグ結成か!?(ストーリーネタバレあり)



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「私、失敗しないので」でおなじみ、米倉涼子主演の木曜ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シーズン7が、2021年10月14日(木)より放送を開始。

類まれなる技術を持った、フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が、無理難題と思える手術を華麗にこなす様が魅力の本作。前シリーズに引き続き、東帝大学病院の外科部長・海老名敬(遠藤憲一)や、外科副部長の加地秀樹(勝村政信)なども登場する。

本記事では、その第5話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」第5話レビュー



フリーランスの看護師・那須田(松下奈緒)が登場。なんと、未知子(米倉涼子)よりも感じが悪い。いや、未知子は感じが悪いというよりはっきりしてる(しすぎてる)だけだけど、那須田はシンプルに感じが悪い。

未知子は那須田と、海外の船の上で急患が出たときに会ったことがあるらしい。だが、彼女は知らないという。

あまりの感じの悪さに、普段そんなこと気にしなさそうな未知子が

「看護師としては認めるけど、人間としてちょっとな〜」
「笑わないでしょ、挨拶しないでしょ、態度でかくていっつも怒ってんの、こんな顔して!」

と言い出す始末。口々にそれはあんたでしょ、と言われていてうける。

「メディカルソリューション本部」という、うさんくさい名前(本当にそういう名称が実在したらごめんなさい)で統合された東帝大学病院。内科と外科を統合すると言っていたが、結局は内科治療を優先、外科手術は興梠(要潤)を優先するという。実質変わってないやんけ……!とツッコみたくなる。

そもそも興梠、逃げた過去があるのにまだ頼るのはなぜなのか。今回も興梠が問題を起こす。手術をミスしたのだ。それを隠すため、録画データを消してはじめから録ってなかったことにし、さらに看護師の正子(今田美桜)にミスをなすりつけたのだ。その話を聞き、正子をクビにしようとする蜂須賀(野村萬斎)たち。クソすぎる。「やめさせんの逆だろ」と言い(その通りだ)、蜂須賀の胸倉をつかみ「あんたも医者ならわかるでしょ。患者にとって一番危険なのは、いざとなると逃げだす医者なの」



オペの現場にいた研修医たちに何があったのか聞き出そうとする未知子。壁ドンして「パワハラですよ」と言われるが「パワハラ上等!」とさらに足ドンする。ピンヒールの足ドン、迫力あるぅ……。だが3人とも、よくわからないのに完璧だと言っていただけだった。駄目だろ。

医師が指示するより先に器具を渡せる那須田、興梠に指示するような感じになり、オペ看を交代させられていた。急遽交代したのが正子だったのだ。那須田が何か知っているのではと思い、話を聞こうとする未知子だが、医師に従わないと自分たちのような派遣の看護師は終わりだと言い、何も言わない。

「仲間がクビになってもいいの?」と問う未知子に「大門先生、ずいぶんいい人になっちゃったんですね」と言う那須田。やっぱり覚えてたんじゃん……。最後に「これだけ言っとく。迷惑被るのは患者なんだよ」と言いその場を去る。

那須田は、その患者が温泉などの情報を伝えるライターをしており、この仕事が大好きで続けたいから、人工肛門にはできればしたくない、と言っていたのを思い出す。那須田、患者さんにはとても感じよく、全力で励ます人だった。

結局、オペ看・那須田で興梠による再手術が始まる。またうまくいがず、患者の意思に反して人工肛門で対応しようとする興梠に、那須田はくってかかる。そして

「お前みたいな医者いらない」と言い放つ。「同感」という麻酔科医・博美(内田有紀)。二人ともかっこいい~!

現れたのはもちろん未知子。「邪魔、どけ」と興梠を蹴とばす那須田、最高。

逃げようとする興梠に「また逃げんの?」と言う未知子。こんな手術は失敗すると言われるが「知ってると思うけど、私、失敗しないので」と返す。

一連の流れ、素晴らしかったしスッとした! このタッグ、もしくはトリオでずっとやっていけたら最強なのに。



実は手術の記録、那須田がすべて手書きでつけていたのだ。海外では何かあるとナースが訴えられるため、いざというときのためもありやっていたという。そして行きつけの定食屋に預けていた。なんだかスパイものみたいでかっこいい。

那須田は結局、期間が終了して去っていってしまったが、未知子とのやり取りで感じたものがあった様子。またこの二人で組むところを見たい!

「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」第5話ストーリー

内科と外科を統一した「メディカルソリューション本部」を立ち上げ、医療体制を一新した「東帝大学病院」。本部長の座に就いた蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は内科治療の優先、ならびに外科手術については自らの息がかかった外科医・興梠広(要潤)を中心に行うことを、高らかに宣言する。

そんな中、愛想はすこぶる悪いが、腕は超一流のフリーランス看護師・那須田灯(松下奈緒)が、「東帝大学病院」に雇われることになった。灯はさっそく、興梠が執刀医を務める記者・五木和男(井上肇)の直腸がん手術で、オペ看を担当。興梠の指示を待つことなく、次々と的確な器械を差し出す。ところが、そんな灯に憤慨した興梠はナースステーションに連絡を入れ、今すぐオペ看をチェンジするよう要求。応対した看護師・大間正子(今田美桜)は、慌てて手術室へ向かう。

やがて手術は終了。ところが翌日、五木が激しい腹痛を訴え、再手術が必要な状態に陥った! オペに何か問題があったと考えた大門未知子(米倉涼子)は、急いで原因を突き止めようとする。ところが…存在するはずのオペの録画データは、なぜか消失。未知子は灯を捕まえ、途中でオペ看を外された理由を尋ねるが、灯はただただ無愛想に口をつぐみ…!?

さらに、事態はとんでもない方向へと転ぶ。未知子に問い詰められた興梠が、手術ミスをしたのは正子だと主張し始めたのだ。一方、灯もなぜかこの一件に対して無関心な態度を固持。依然として何も語ろうとせず…!


(文:ぐみ)


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