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「ドクターX」第3話:未知子「だったら黙って見てろ。私、100%失敗しないので」今週も最高!(ストーリーネタバレあり)



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「私、失敗しないので」でおなじみ、米倉涼子主演の木曜ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シーズン7が、2021年10月14日(木)より放送を開始。

類まれなる技術を持った、フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が、無理難題と思える手術を華麗にこなす様が魅力の本作。前シリーズに引き続き、東帝大学病院の外科部長・海老名敬(遠藤憲一)や、外科副部長の加地秀樹(勝村政信)なども登場する。

本記事では、その第3話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」第3話レビュー

 

今回患者となるのは蜂須賀の懐刀、「東帝大学病院」の広報室長・三国蝶子(杉田かおる)。前回大声で「静かにして!」と叫んでいた人だ。厚生労働事務次官・神部八尋(宮川一朗太)と会食した後に週刊誌に写真を撮られ、接待疑惑が出てしまった。

週刊誌に囲まれた蝶子は倒れ、たまたま近くにいた未知子が診察。「たこつぼ心筋症」だった。他の人たちはあまり重要に捉えていないようだが、未知子は「なめてると死ぬよ」と蝶子を気に掛ける。

ストレスが原因でなるというこの病気、蜂須賀の下で働く重圧のせいでは? と分析する神原名医紹介所の面々だが、晶(岸部一徳)は「彼女は仕事のストレスをパワーに変えられる女よ。そこはそんなにストレスではないのでは」と言う。

では何が彼女のストレスとなっているのだろうか? 蝶子に次の広報室長候補を選ばせようとする蜂須賀、性格悪……! 仕事自体はストレスにならないけど、仕事がなくなるかもしれないストレス? などと邪推した矢先、彼女の病室に神部事務次官の妻・久美子(川上麻衣子)が乗り込んでくる。夫と不倫してるのでは? と殴りかかる久美子。

杉田かおるvs川上麻衣子、迫力ありすぎでは? 久美子を「いいから出てけ!」と追い出した未知子に「ありがとう」とお礼を言う。ちょっと前まで「あなたがストレス」と言ってたのに、どうした?

仕事のストレスをパワーに変えられる蝶子も、恋の前では無力だったということなのだろうか。担当医となった鍬形(小籔千豊)は、病室で神部と蝶子が抱き合っているのを目撃してしまう。「経験値がものを言う」と自らが恋愛マスターであるかのように医師たちの前で話した鍬形だが、クラブのホステス? か何かに電話で一番ショックの少ない別れ方を聞いていた。こいつ、駄目だな……。

だが鍬形は神部に「彼女の病気はあなたのせいだ、一番傷の少ない別れ方で別れてあげてください」と忠告。その後神部はなんと、報道陣の前で妻と別れて蝶子と結婚することを宣言。病室でそれを観ていた蝶子は「結婚……」と喜び、倒れてしまった。

報道を観た未知子は「やばい」と蝶子の病室に駆け付ける。ハッピーハート症候群といって、ストレスや嫌なことだけでなく、興奮するような喜びもまた、この病気には危険となるのだった(ファンシーな名称だな)。

未知子は緊急手術を行うが、かなり危険な状態だ。蜂須賀が出した指示は、その通りにしたら確実に蝶子が助からないものだったが、手術中に死んだことにはならないという。毎回思うが、患者にとって一番いい治療法より自分の得になるほうを選ぼうとするの、医師としてどうかと思う。



そんな蜂須賀を一蹴した未知子の言葉がかっこよかった。

「だったら黙って見てろ。私、100%失敗しないので」

 み、未知子、かっこいい~!!

無事、回復した蝶子。「責任の取り方は承知しています」と辞表を出すの、潔すぎてかっこいい。だが蜂須賀は「最初からぜんぶ計画だったんですねぇ」という。会食の日時や不倫をマスコミにリークしたのは蝶子だと。厚労省への太いパイプを手に入れた、と。まさか、はじめからこうなることをわかって行動していたというのか。
 
 白を切る蝶子に「これからは神部事務次官との結婚を有効に使ってください、東帝大と私のために」という蜂須賀。

「そこまでおっしゃていただけるなら、主人にそう言っておきます」と含みのある笑顔で答え、去っていく蝶子。策士同士の攻防たまらんな……!


蝶子にばったり会った未知子と晶。

「おかげで何もかもうまくいったわ、ありがとう」
「あなた言ったわよね、仕事なんかで死んだら意味がないって。私は違う。仕事でなら命を落としてもいい」

そういう蝶子に、こういう晶。

「あのとき心破裂が起きたのは、結婚できたからではなく、厚労省のトップを手のひらに載せることができたからなんですね?」
「もっと上に行ける。あなたはそれがうれしくて、ハッピーハート症候群を引き起こしたんですね?」

そ、そういうことだったの……!? 結局恋じゃなくて仕事だったのね??
晶さんも策士だからわかるのね?

「ねぇ? 私と組んでもっと上を目指さない? あなたとならできそうな気がする」
「上とか下とか興味ないんで」

笑顔で誘う蝶子に、すっぱり断る未知子。二人ともスタンスが明確で気持ちいいわ。断られたら真顔に戻って「そう、残念ね」とスタスタ去るのもまたいい。

「したたかね~!」っていう晶さん、おまいうで面白かった。

「狙った獲物は逃さない、タコつぼのような女ね!」

蛭間のプライドをくすぐってまんまと請求書を受け取らせた晶さんもなかなかだけどね。
 
杉田かおるさんの強気な女役はたくさん見たけど、蝶子さんは今まで観た中で一番好きかもしれない。仕事第一で引き際は潔い、美学のようなものを感じた。

「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」第3話ストーリー

「東帝大学病院」の広報室長・三国蝶子(杉田かおる)と厚生労働事務次官・神部八尋(宮川一朗太)がそろって高級レストランから出てきたところを、写真週刊誌が激写。“科研費をめぐる接待疑惑”として報じた!

実はこの会食、内科主導の新治療体制を確立しようとする内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が、科研費の増額を便宜してもらうためにセッティングしたもの。現時点でその事実は漏れていないとはいえ、黒い噂が世間に流れただけでも、厚労省と「東帝大学病院」にとっては大きな痛手だ。蜂須賀はすぐさま蝶子を呼びつけ、事が大きくなる前に迅速かつ美しく収拾するよう命じる。

その矢先、院内で記者に囲まれた蝶子が突然倒れた!

偶然通りかかった大門未知子(米倉涼子)は蝶子を処置室に運ぼうとするが、内科副部長・鍬形忠(小籔千豊)は「治療は内科であたる」と宣言。未知子はなぜかおとなしく蝶子を引き渡すが、その瞬間に蝶子の表情が変わるのを目撃し…!?

まもなく検査の結果、蝶子は“ストレス心筋症”とも呼ばれる「たこつぼ心筋症」を患っていることが判明する。蜂須賀からの絶え間ないプレッシャーが原因だと考えた鍬形は、蝶子にもしばらく休めば大丈夫だと示唆するが、未知子はキッパリとした口調で「ナメない方がいいよ。死ぬかもしれない」と忠告。

しかし、蝶子は蜂須賀から与えられたミッションを遂行するため、すぐに仕事復帰しようとし…!

そんな蝶子に、新たなストレスが舞い込んでくる…!? なんと神部の妻・久美子(川上麻衣子)が、夫と蝶子が不倫しているのではないと疑い、病室に怒鳴り込んできて来たのだ。しかも、いきなり浮上した不倫疑惑はやがて、未知子も顔色を変える“不測の事態”を招き寄せ…!?


(文:ぐみ)


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