「逃亡医F」第2話レビュー:斧の次は包丁でオペ? 手術中に歌謡曲? 森七菜が演じる美香子はまるでピノコ!(※ストーリーネタバレあり)
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成田凌がプライムタイム連続ドラマで初めての主演を務める「逃亡医F」が1月15日よりスタートした。
恋人殺しの濡れ衣を着せられ、突如、指名手配犯となってしまう成田演じる天才外科医・藤木圭介。復讐に燃える“殺された恋人の兄”、“国家権力”、そして“事件の裏側で暗躍している敵”の目を欺きつつ、目の前で苦しむ人々を救っていくサバイバル・ドクター・エンタテインメントだ。
本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「逃亡医F」第2話レビュー
天才的なオペ技術を持つ脳外科医、藤木圭介(成田凌)が恋人の研究医・八神妙子(桜庭ななみ)を殺害したと疑われ、逃亡するところからはじまった同ドラマ。初回の平均世帯視聴率が8・4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と2桁には届かなかったが、まずまずのスタートを切った。第2話のストーリーは、雪山で圭介のことを助けてくれた難病指定の少年との出会いからはじまる。前回の放送で出会った海洋観測士の沢井美香子(森七菜)も命の恩人である圭介を追って雪山へ。そこで喫茶店を営む香川(升毅)の店の2階で圭介と美香子は居候することに。一方、妙子の兄の拓郎(松岡昌宏)は圭介が犯人だと思い込んでおり、執拗に圭介の行方を追っていた。
物語の後半で圭介を助けてくれた少年の様態が急変すると、設備が整っていない雪山の粗末な小屋で急遽オペをすることに。メスの変わりに包丁を手にした圭介は見事なオペで少年の命を救ったのだった。
前回同様、あまりにも無謀な展開にツッコミどころは満載だった。
ブラック・ジャックのような圭介を支える美香子は、もはやピノコにしか見えない。
手術中になぜか歌謡曲をかける圭介に、逃亡犯という自覚はあるのだろうか……。
妙子の兄のガラがあまりにも悪すぎて演じる松岡が気の毒になるほど。
とはいえ、中毒性をはらんでいるのは間違いない。
初回の放送でかなりのインパクトを残した安田顕演じる佐々木。
第2話では一瞬も姿を見せてくれず、残念に思ったのはきっと筆者だけではなかったはず。
予告を見る限り、第3話では電気ドリルを手にする圭介の姿が……。
斧、包丁、電気ドリル、ではその次は?
圭介は最終話までどれだけの人を奇想天外な方法で助けていくのだろうか。
やはり目が離せないドラマであることには間違いなさそうだ。
(文:駒子)
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