「逃亡医F」第4話レビュー:もはやコメディドラマ!誰か拓兄の暴走を止めて!(※ストーリーネタバレあり)
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成田凌がプライムタイム連続ドラマで初めての主演を務める「逃亡医F」が1月15日よりスタートした。
恋人殺しの濡れ衣を着せられ、突如、指名手配犯となってしまう成田演じる天才外科医・藤木圭介。復讐に燃える“殺された恋人の兄”、“国家権力”、そして“事件の裏側で暗躍している敵”の目を欺きつつ、目の前で苦しむ人々を救っていくサバイバル・ドクター・エンタテインメントだ。
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「逃亡医F」第4話レビュー
第4話もツッコミどころ満載で、どこから触れたらいいのかわからない。
回を追うごとに、このドラマの楽しみ方がわかってきた。
前回、逃亡医の藤木圭介(成田凌)は恋人の兄、拓郎(松岡昌宏)から水攻めされ、意識を失ったところで終わっていた。
拓郎は、自分が藤木を沈めたというのに脈が止まったとわかると慌てて人工呼吸で蘇生を試みた。
しかし、相手は天才外科医。
脈くらい自由自在なんだから!とばかりにパッと目を覚まし、するりと拓郎から逃れた。
第4話は、拓郎と美香子(森七菜)のやり取りも面白かった。
なぜ美香子がまだ長野にいるのかは理解できないが、そこは華麗にスルーしよう。
美香子は拓郎から「自分は藤木の協力者だ」と聞き、それを鵜呑みに。
「拓兄」と呼び、行動を共にすることに。美香子はどこまでいい子なのか……。
藤木がなかなか会えなかった都波教授(酒向芳)をあっさり確保した拓郎。
なぜか刑事の筋川(和田聰宏)へ。
豹変した拓兄の姿を見て『さっきまで優しかった拓兄はどこへ?』戸惑う美香子の大きな瞳が印象的だった。
都波教授を演じるのは、ドラマ「最愛」で行方不明の息子を必死に探す父親役を好演した俳優、酒向芳。
今回は拓兄によって、肌着姿でコタツの足に手足を縛られるという、とんでもない姿に……。
もはや見ていられない。
一方、藤木はというと、車の中でワンちゃんの手術。
バイオネオフェロー、佐々木(安田顕)は相変わらずきな臭いし……。
もう詰め込みすぎの1時間で何がなんだかといった印象だが、これはコメディなのだと思えば気楽に楽しめる。
次回予告では「横山三太郎 うお座」を名乗っていた藤木。
もっと普通の名前にしない?
そして、かに座じゃないんかいっと視聴者を代表してツッコミます。
そう、これはコメディドラマなのだ。
次週も大いに笑わせてもらおう。
(文:駒子)
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