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2022年02月23日

「ファイトソング」第7話レビュー:魅力全開!花枝(清原果耶)を笑顔にする天才・慎吾(菊池風磨)(※ストーリーネタバレあり)

「ファイトソング」第7話レビュー:魅力全開!花枝(清原果耶)を笑顔にする天才・慎吾(菊池風磨)(※ストーリーネタバレあり)


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清原果耶主演のTBSの火曜ドラマ「ファイトソング」が2022年1月11日(火)より放送スタート。

岡田惠和オリジナル脚本で送る本作は、夢破れたスポ根ヒロインを演じる清原と、一発屋ミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染の不器用な3人の恋と成長を描く。

本記事では、第7話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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 「ファイトソング」第7話レビュー

自分が置かれている状況を、あさひ学園のみんなに話そうと決めた花枝(清原果耶)。
ところが、いざ帰宅してみると、楽しそうに談笑する慎吾(菊池風磨)や凜(藤原さくら)たちを見て、その決意が揺らぐ。

みんなが心配そうに見守る中、花枝はああでもないこうでもないともごもごしている。取り繕おうとすればするほど、いつもの自分がどんな顔をして、どんな声で話しているのか分からなくなっちゃうあの感じ。困った挙句、涙よりも笑顔が出てきちゃうのが、痛々しいくらいリアルだった。

一旦は自室に引っ込んだ花枝だったが、もう誰も放っておいてなんかくれない。花枝の部屋に全員集合し、ついに事の次第を話し始めることになる。

両耳に聴神経腫瘍という腫瘍があること。
手術で摘出しないと命に関わること。
でも、それにより耳が聞こえなくなる可能性があること。

そして、黙ったままでいるのは間違いだと分かっていたこと。
どうせ自分にはいいことなんか起きないんだと思っていたこと。
でも、みんなに同情はされたくなくて、言い出せなかったこと。

花枝は黙っていたことを“間違ったこと”と表現したけれど、果たしてそうだろうか? ここに正解や不正解なんて、もはやない気がした。「正しいことばっかりじゃいられないよな」という迫(戸次重幸)の言葉の通り、大事なのは花枝の意思と気持ち、それでいいんじゃないかな。

花枝のこれまでの苦しみに寄り添うかのように涙を流す慎吾、直美(稲森いずみ)、迫に対し、凜はすべてを包み込むような表情で花枝を見守っていた。凜にとって、どこまでも花枝は“守るべき対象”なんだろう。

芦田(間宮祥太朗)には耳のことは言わない、わがままで間違ってるけど、協力お願いします、と頭を下げる花枝。

それを聞いた慎吾は涙をぬぐい、いつものノリで「すべて了解しました~!」と空気を一変させ、「応援するよ、お前のその思い出作り」と優しく微笑む。そうかと思えば、黙っていた罰ゲームとして、「俺と結婚するとか?」とおどけても見せる。花枝を笑顔にすることにかけて、慎吾は天才だ。

結局罰として、鬼のコスプレで掃除をさせられる花枝。そこへ、実家から送られてきた海鮮を持って芦田が登場。さすがの芦田も、かわいい赤鬼に見惚れていた。分かる、分かるよ、芦田さん……。

慎吾の提案により、4人は花枝の部屋で鍋パーティーをすることに。
みんなで鍋をつつく(ずっと慎吾がうるさい)のも、真剣にトランプをするのも、1つ1つのシーンすべてが微笑ましい。花枝の告白を聞いたのと同じ部屋が、今日は笑顔で埋め尽くされる。間違いなく大事な思い出のひとつになるだろう。



宴会がひと段落し、花枝と芦田が2人になったときのこと。花枝と慎吾、凛の関係に嫉妬し、「いいなぁ」と呟く芦田に、こみあげてくる愛おしさを隠しきれない花枝。そして「キスしてもいいですか? します」。2人の関係が、また少し前に進んだ。

一方、慎吾と凜にも変化が。自分のことをふざけて「捉えどころのないところが魅力」と表現する慎吾に、「そうかもね」と真顔で応じる凜。その様子に、慎吾も真顔になり、2人は無言で見つめ合う。万年幼馴染で終始するのかと思いきや……これはまさかの展開もあり得る? 期待せずに期待したい(?)。

そんな折、芦田のもとにラジオ出演の依頼が舞い込む。しかし、それは一発屋をネタにするコーナーだった。マネージャーの弓子(栗山千明)は、無理に出なくてもいいと言ったが、芦田は出演を決意。花枝との恋の取り組みにより、芦田の仕事への取り組み方にも変化が生じてきている。

芦田から「今日はラジオに出ます。生歌もある」という連絡をうけた花枝。「行きたかった」と送っても、返信はない。そこで、迎えに来た慎吾に頼み、芦田のもとへ連れて行ってもらうことに。「お前の恋に協力するって言っただろ」という慎吾、いい奴すぎないか……?

ところが、芦田が歌い出したタイミングで、花枝は耳鳴りに襲われる。倒れかけたところに走ってきて、すかさず支える慎吾。



そう、ここで花枝を受け止めるのは慎吾なのだ。
花枝の病の告白からの空気の変え方といい、思い出作りへの協力体制といい、今回は慎吾のいいところがぎゅっと凝縮されていた。残念ながらヒロインとは結ばれるには程遠い立ち位置にいながら、なんという存在感だろう。慎吾をここまで体温のあるキャラクターに昇華させている菊池風磨を絶賛したい。

花枝に何かあることは薄々勘づきながらも、芦田だけがまだ耳のことを知らない。刻一刻と手術の日が迫る中、芦田が事実を知る日はくるのだろうか。そしてそのとき、芦田はどんな行動を起こすのだろう。

(文:あまのさき)

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