映画コラム
『女子高生に殺されたい』は“ダークサイドな田中圭”の可能性を感じる映画 ＜cinemas short＞
『女子高生に殺されたい』は“ダークサイドな田中圭”の可能性を感じる映画 ＜cinemas short＞
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「cinemas short」は、話題の映画やドラマを短く簡潔に紹介する特設コーナー。
今回紹介する映画は『女子高生に殺されたい』。
人気教師の東山春人（田中圭）は、女子高生に殺されたいがために教師になった男。完全犯罪で、全力で殺されるという理想の殺され方を実現させるために、9年もの間緻密な自分殺害計画を密かに練ってきた。明るく平和な学園の水面下で、彼の計画が静かに進んでいく。
田中圭のダークサイドの可能性を感じる映画
どういう気持ちで鑑賞したか
「ライチ☆光クラブ」「帝一の國」などの鬼才・古屋兎丸による同名コミックの映画化ということでタダモノではない映画であろうと思っていました。
実際鑑賞してみてどうだったか
田中圭はパブリックイメージもあるせいか2枚目半の好男子を演じることが多い印象ですが、今回は打って変わってダークサイドの映画。
過去にも『哀愁しんでれら』などありましたが、ダークサイドの田中圭をもっとみたいです。
その中でも何が良かったか、推せるか
田中圭の気持ち悪さはなかなか新鮮でよかったです。
そして重要な”女子高生”を演じた南沙良、河合優実、莉子、茅島みずきがイキイキとしていました。大島優子も最近は助演でとても頼もしい存在になったな、と思いました。
どういう人にオススメか
ダークミステリー、イヤミス、鬱映画系（『哀愁しんでれら』などなど）が好きな人にはオススメです。
メインの4人の“女子高生”役の面々は顔と名前を憶えておきましょう。
（文：村松健太郎）
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公開に関する情報
『女子高生に殺されたい』2022年4月1日（金）より公開
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