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2022年04月02日

​​ぼる塾・田辺さんの魅力:「好き」に真っ直ぐなひたむきさ

​​ぼる塾・田辺さんの魅力:「好き」に真っ直ぐなひたむきさ


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その沼は、突然姿を現した。

これまで人並みに音楽や映画などのカルチャーに触れてきたつもりだが、なぜか「お笑い」にだけは一度もハマらずに人生を過ごし、早30数年。筆者は気づいたら、とある芸人の沼にハマり込んでいた。

それは「ぼる塾」の田辺さんである(以降、本記事内では田辺さんと呼ばせていただきます)。

「まあね〜」髪の毛ファサッ。そんなお決まりのギャグでお馴染み、女性4人組(育休中のメンバー1人を含む)のお笑いカルテット・ぼる塾。ボケ担当である田辺さんの魅力に、遅ればせながら気づいた。

お笑いというカテゴリーにまるで詳しくなく、正直に言えば興味もなかった30代女性の筆者が、なぜぼる塾の田辺さんに激ハマりしたのか? その理由を考察しながら、彼女の魅力を伝えたい。

お笑いカルテット「ぼる塾」の壮絶なバランスの良さ

筆者のようなとくにお笑いに興味のない方でも、ぼる塾の存在を知らないのは少数派かもしれない。朝や昼の情報番組だけでなく、ゴールデンタイムや深夜のバラエティ番組に至るまで多くの番組に出演している。大げさかもしれないが、ぼる塾を見ない日はないと言っても過言ではないかもしれない。

ツッコミ担当・あんり、ボケ担当のはるかと田辺さんが並ぶと、まずそのインパクトに目が惹かれる。

主なネタの構成としては、こうだ。



・向かって左側のはるかが自己紹介をし、最近の出来事を報告する

・真ん中のあんりがツッコむ

・向かって右側の田辺さんが、はるかと同じことをする

・あんりが褒め称え、それを聞いたはるかが「なんでよ〜!」と怒る

・あんりがフォロー(なようでフォローになっていない)をする

・田辺さんが「ちょっと!」と怒る

・あんりが優しくフォローする(「ほんとうに田辺さんって良い女ですね」)

・田辺さんの「まあね〜」が炸裂し、名言で落ちる

ぼる塾の魅力のひとつは、壮絶なバランスの良さにあると感じている。

棒読みなボケがどんどん癖になる、はるか(通称・はるちゃん)。ぽっちゃりな他の2人と並ぶと、いろいろな意味で目立つ。漫才中はもちろんのこと、バラエティ番組出演やロケ中に(空気を読まず)飛び出すスパイシーなコメントには、中毒性がある。



はるちゃんと20年来の幼馴染である、ツッコミ担当のあんり。あんりのツッコミやトーク回しの安定感はハンパではない。ぼる塾の漫才を見ていると、彼女が真ん中に立っていてくれてよかった……と安堵さえ覚える。一時期、彼女だけピンの仕事が増加していたが、納得である。



「まあね〜」で広く世に知られることとなった、ボケ担当の田辺さん。彼女の青い肩出し衣装姿は、一度見たら目に焼きついて離れない。訥々とした話し口と、ネタの最後に繰り出される「あんた達、良い女になりたかったら〜」から始まる名言は、時として本物の至言となり私たちの心に響く。



忘れてはならない、ぼる塾のブレーン担当・酒寄。元々は「猫塾」というコンビで田辺さんと芸人活動をしていた。「酒寄さんと出会えたことは大きかった、途中で芸人を辞めていたかもしれない」と田辺さんに語らせるほどの人物である。現在は育休中でメディアへの登場は少ないが、いつか4人のぼる塾漫才を見られる日も来ることだろう。



余談だが、田辺さんと酒寄が二人で定期的に配信しているYouTubeラジオ「田辺の和室」が面白い。ゆったりとした雰囲気で、思い思いに好きなアニメや漫画の話をしている。



ぼる塾がテレビに出始めた当時、もちろん筆者もその姿を見ていた。立ち姿のインパクト、特徴的なネタに面白さを感じていたものの、お笑いに慣れていないがゆえにそれ以上好きになることはなかったのだ。

それがなぜ、どんなきっかけで彼女たちの魅力にハマり込んだのか。そして、主に田辺さんのことを、おはようからおやすみまで考えるようになった理由は、どこにあるのだろうか。

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