あなたに役立つ映画・ドラマのプラスαがあるメディア「シネマズプラス」

©cinemas PLUS Committee. All Right Reserved.

「ちむどんどん」第30回:「まさかやー」が止まらない。懲りないニーニーと今度は川口春奈の入浴シーン


>>>「ちむどんどん」の画像を全て見る

2022年4月11日より放映スタートしたNHK朝ドラ「ちむどんどん」。

沖縄の本土復帰50年に合わせて放映される本作は、復帰前の沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかける主人公と支え合う兄妹たちの絆を描くストーリー。「やんばる地域」で生まれ育ち、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見出していくヒロイン・比嘉暢子を黒島結菜が演じる。

本記事では、その第30回をライター・木俣冬が紐解いていく。


「ちむどんどん」をU-NEXTで視聴する

>>>【関連記事】「ちむどんどん」第1回:明るくさわやか 朝ドラ原点回帰?

>>>【関連記事】『明け方の若者たち』デリケートでどこか諦念に満ちた若い男女の恋

>>>【関連記事】「着飾る恋には理由があって」全10話のネタバレ感想

まさかやー


「ちむどんどん」第30回は主題歌「燦燦」からはじまって、清らかな気分になりました。
オープニング開けは、良子(川口春奈)の入浴シーン。まさかやー。歌子(上白石萌歌)に続いて良子。サービス、サービス〜としか思えません。

残るのは暢子(黒島結菜)の入浴シーンのみです。いつかあるでしょうか。そんな暢子は鶴見でニーニーこと賢秀(竜星涼)と再会。彼はちゃっかり(?)暢子の下宿に泊まります。お勘定はどうしたんでしょうか。

並んで寝ながら、ニーニーと話す暢子。良子の結婚に反対な理由は結婚したら家族がバラバラになるから。自分は東京に出てきてるのに。暢子はその矛盾に気づいていません。でも人は矛盾のなかで生きているものなのです。

朝、ニーニーは暢子の所持金をもって「部(倍)にして返す」と置き手紙して姿を消します。漢字も相変わらず間違えています。その後、ギャンブル(競馬)してました。まさかやー

ニーニーのこの感じが、誤振り込みされた4630万円をネットカジノにつぎ込んでしまったという2022年の現実の事件とかぶります。ある意味、時代を読んだドラマとも言えるでしょう。

いつの時代でもお金の常識が通用しない人がいるのです。

困ったニーニーでも家族。ひとりよりいてくれたほうがいいって感じ、これは依存ではないでしょうか。でも、依存はだめと説くのではなく、良いことも悪いこともその人の選択に任されているのだと、良子のエピソードが物語ります。

冒頭で入浴していた良子は、目下、結婚問題で悩み中。家の経済状態を打開するため資産家(金吾〈渡辺大知〉)との結婚を視野にいれていますが、石川博夫(山田裕貴)のことが気になって決めきれません。

「弱いわけさぁ、結局。だからすぐ誰かに意見を求める。打算に傾くのか。善か悪か。とっくに結論は出てる。だけど人生には打算的にならなきゃならない場面もある。その矛盾をひとりで乗り越えられない。誰かに背中を押してもらいたいと願ってる」

良子の言う”矛盾”こそ、回想シーンとして出てきた、父・賢三(大森南朋)が生きてきた頃、家族で食べたゴーヤーチャンプルーの苦い味と同じなのでしょう。

善と悪、わかっていても、選ばざるを得ないこともあるという人生の苦さを喜劇仕立てで描く「ちむどんどん」。はたして入浴シーンは善か悪か。「ちむどんどん」の来週の展開に期待しましょう。



(文:木俣冬)


「ちむどんどん」をU-NEXTで視聴する



>>>【関連記事】「ちむどんどん」第1回:明るくさわやか 朝ドラ原点回帰?

>>>【関連記事】『明け方の若者たち』デリケートでどこか諦念に満ちた若い男女の恋

>>>【関連記事】「着飾る恋には理由があって」全10話のネタバレ感想


全ての画像を見る
NEXT|次ページ > 「ちむどんどん」第6週目のあらすじ

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録