『キングダム2 遥かなる大地へ』で注目したいアクション&“2人”の存在


映画に登場する日本のプロレスラー

日本プロレスの父・力道山から始まり、アントニオ猪木やジャイアント馬場といった往年のビッグネームは総じて映画出演歴があります。

その多くが本人役ですが、神無月のモノマネでおなじみの武藤敬司をはじめとする選手はちゃんとキャラクターのある役で映画に出演しています。

近年、演技の場で活躍している存在といえば、新日本プロレスの“100年に一人の逸材”こと棚橋弘至でしょう。



(C)2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

同題絵本をもとにした『パパはわるものチャンピオン』では堂々の主役を演じています。

本作ではかつてはエースだったものの今はキャリアも下り坂で、悪役マスクマンとして前座を務めるという役どころ。

本作の凄いところは棚橋弘至がそのままプロレスラーを演じるという出オチで終わらせずに、豪華な共演陣を集めてウェルメイドな作品に仕上げたと点でしょう。


(C)2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

棚橋弘至演じる木村考志を支える妻に木村佳乃、その息子に寺田心、プロレスファンのライターに仲里依紗、その上司に大泉洋、さらに大谷亮平や寺脇康文まで顔をそろえています。

棚橋弘至は新日本プロレスの暗黒期と言われた2000年代半ばからの10年間を支え続け、今のプ女子人気を作り出した功労者です。

彼は特撮ファンとしても知られていて『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』ではメイン悪役の1人を務め、竹内涼真と肉弾ファイトを披露しています。

また、“大人の特撮”として根強いファンがある「牙狼」シリーズでは特別編に主演してスイーツ真壁とド迫力のファイトを披露しています。

そのほかには、真壁刀義や棚橋弘至が所属する新日本プロレスで、今エースといえるのが“金の雨を降らせる=レインメーカー”オカダカズチカも挙げられます。

 『パパはわるものチャンピオン』でも絶対的なエース役で登場するほか、「99.9-刑事専門弁護人-」シリーズではドラマから映画まで通して本人役で登場。

プロレスラーが馴染みにしているという設定の店とはいえ、本筋とは全く関係ない登場にクスッとします。


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