「オールドルーキー」第3話:憑依型演技で魅せた田中樹。ストイックなマラソン選手を熱演!
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綾野剛主演のTBS日曜劇場「オールドルーキー」が2022年6月26日放送スタート。
本作は、現役引退したサッカー選手が「スポーツマネジメント」の舞台でセカンドキャリアへ踏み出していく姿を描くヒューマンドラマ。主人公・新町亮太郎(しんまち・りょうたろう)を演じるのは、日曜劇場初主演となる綾野剛。共演は芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史ら。
本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「オールドルーキー」第3話レビュー
綾野剛が主演を務める日曜劇場「オールドルーキー」(TBS系)の第3話に、SixTONESの田中樹が登場。ストイックなマラソン選手、秀島修平を演じ話題となっている。
プロサッカー選手として現役復帰に未練がある新町亮太郎(綾野剛)だが、家族のためにスポーツマネージメント会社「ビクトリー」で切磋琢磨していた。
今回、新町がサポートするのは、先輩の塔子(芳根京子)が担当している日本を代表するマラソン選手の秀島だ。
秀島は成績を出してはいるものの、どちらかというとビッグマウスとしても有名。
扱いにくい選手ではあったが、ストイックな練習から誰もが近々のレースで優勝を果たせると期待していた。
しかし、秀島はレースで失速。
負けた要因は塔子にあるとし、新町を自分のメインの担当にして欲しいと社長の高柳(反町隆史)に懇願した。
そこで高柳は、無事に秀島のサポートができたら正社員にすると新町に提案。
マンションのローンに子どもの教育費とお金に苦労していた新町にとっては、正社員は喉から手が出るほど欲しいが、新町の表情は曇っていた——。
第3話の見どころはなんといっても、田中樹の演技力に尽きると感じた。
もともとやせ型ではあったが、どこからどうみても長距離の選手にしか見えない。
また、これほどまでに田中が憑依型の演技で魅せてくれるとは、初めて田中の演技を目にした筆者は驚いてしまった。
今回の田中の走りは青山学院大学陸上競技部がバックアップしたとのこと。
レース時の実況はマラソン解説者の増田明美と、途中からドラマと忘れてドキュメンタリーを見ているかのようだった。
惨敗したレース後、前向きに練習していた秀島だったが、周りからのヤジで心を壊し、音信不通に。
塔子の助言で秀島の居場所を突き止めた新町。
新町が秀島と対峙するシーンは胸アツな展開となった。
次週の予告を見ると新町、加入テストを受ける?
サッカーに未練があるのは仕方ないけれど、自分の新しい居場所で花を咲かせることも大事だよ、と言いたい。
妻の果奈子(榮倉奈々)が助言するかと思っていたらラストシーンで
「亮ちゃん、無理しなくていいんだよ。もし、現役復帰したいなら私は反対しない」とな。
さすが、元女子アナ!
インスタのフォロワー数も2万人を超えたとかで、なんなら私が亮ちゃんを食わせてやる!くらいの発言も。
次週の加入テストで新町があっさり合格したらこのドラマは続かないので結果は……。
とはいえ、次週を見てみないことにははじまらない。
ということで、第4話も必見なのだ!
(文:駒子)
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