インタビュー

2022年10月29日

“朝ドラ”初出演!ヒロインの幼なじみ役を好演中の赤楚衛二インタビュー

“朝ドラ”初出演!ヒロインの幼なじみ役を好演中の赤楚衛二インタビュー


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10月より放送を開始したNHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」。原因不明の熱を出していたヒロイン・舞が、長崎県五島列島の雄大な自然と優しい祖母たちに育まれるあたたかい空気が観る者の心を掴んで離さない。元気になった舞は、いよいよ東大阪へ。ここから、彼女はいかにして舞いあがっていくのだろうか。

本作で舞の隣家に住む幼なじみ・貴司を演じるのが赤楚衛二。“朝ドラ”初出演の赤楚に、現場の雰囲気や自身の役柄についてを聞いた。

初めての“朝ドラ”出演は「嬉しい」


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――連続テレビ小説への出演は初ですが、決まったときのお気持ちを教えてください。


赤楚衛二(以下、赤楚):嬉しかったですね。僕も学生時代には通学前に必ず見ていましたし、僕のおじいちゃんやおばあちゃんも見ているので、そういう老若男女問わずに見られる作品に携わることができるのは嬉しいです。

――撮影に入るときに、プレッシャーはありましたか?

赤楚:プレッシャーはどの作品でもある程度は感じますし、頑張ろうと思うのはどの作品に対しても変わらないです。でも、見てくださる方たちの年齢層が広いので、親しみやすさみたいなものを感じていただけたらいいなという思いはあります。特に“朝ドラ”を見て1日がはじまるという人も多いと思うので、皆さんも舞いあがれるような作品にできたらいいなと思って現場に入りました。


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――実際に現場に入って、空気感はいかがですか?

赤楚:柔らかい空気感ですね。現場も居心地がよくて、何がそう思わせてくれているのかというと、舞役の福原(遥)さんの空気感だったりとか、周りへの配慮の仕方や気遣いが素晴らしいから。太陽みたいな存在だなと思っています。

――朝ドラならではだな、と感じることはありますか?

赤楚:リハーサルがあることですかね。月曜日にリハーサルをやるので、セリフを前々から入れる必要がある分、準備できる時間が多くなるので、ありがたい環境だなと思います。もちろんその場で生まれるものもあると思うんですけど、事前のリハーサルで話し合って生まれるものもある。撮影に臨む前から監督や共演者の方々と認識を擦り合わせたり構築していったりできるのは、魅力的です。

芸人さんとの絡みについて


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――ご両親役の山口智充さん、くわばたりえさんとの共演シーンはいかがですか?


赤楚:隙あればアドリブだらけで(笑)。僕も乗っかりたいと思いつつも、関西弁のイントネーションに悩んでしまってタイミングを逃しています。お好み焼き「うめづ」のシーンではお2人が空気感を作ってくださっていて、いいファミリーだなと思います。

――赤楚さんは古本屋「デラシネ」の店主・八木を演じる又吉直樹さんとの共演シーンもありますね。

赤楚:僕が演じる貴司にとって大事な一部が「デラシネ」での又吉さんとの会話であり、あの空間です。1シーン1シーン、すごく噛みしめながら演じさせていただきました。又吉さんが発する言葉は説得力があるなと感じましたね。すっと聞き入れられるという印象を受けました。

貴司の感じるズレは、いろんな人が感じていること


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――貴司は「ふつう」になじめず、八木を通して詩に出会い言葉に興味を持つ、という人物です。赤楚さんご自身は貴司をどんな風に捉えていますか?


赤楚:自分と向き合うのが好きで、詩や本を愛している子どもでした。そこから社会に出て行くわけですが、「ふつう」というものにちょっと戸惑いを感じながらも会社勤めをしていきます。そこから自分が本当に何がしたいのかと見つめていくわけですが、その過程で舞ちゃんや久留美ちゃん(演・山下美月)と切磋琢磨というか、鼓舞しあいながら一緒に成長していきます。

――なにか貴司に共感する部分はありますか?

赤楚:世間や社会で言われている当たり前に対して、自分はそうは思わないといったようなズレというのは、僕だけじゃなくて多分いろんな人が感じていることなんじゃないかと思います。その中で生きづらさを感じてしまうことは共感できますし、詩や本と出会って、自分の漠然とした思いにぴったりくる言葉を集めたり探したりするというのは、わかるなと感じます。


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――貴司は言葉に興味を持って生きていきますが、赤楚さんは言葉をどういうものだと考えていますか?

赤楚:言葉の持つ力というのは、強いものを感じます。かつ、貴司も抱えているような漠然としたものを言語化することによって、すっきりしたり納得できたりすることもありますよね。そういう意味でも、僕自身は言葉は大事だなと思っています。こういうふうに取材していただいて喋っているのも、自分と向き合って頭が整理できる部分もあるので、ありがたいなと思います。

――近年の朝ドラでは、幼なじみ役を演じる役者さんが注目を集めることが多いです。

赤楚:貴司に注目していただけるのはありがたく思いますが、どのキャラクターもそれぞれ魅力的です。いい人しかいないので、全員に注目してみてほしい。特に福原さんは「舞いあがれ!」の1本の軸として役を生きています。幼なじみ役として、サポートというか、背中を押してあげられる存在になれたらいいなという思いです。

(ヘアメイク=石川尋美/スタイリスト=壽村太一/撮影=大塚秀美/取材・文=シネマズプラス編集部)

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