続・朝ドライフ

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2022年12月23日

「舞いあがれ!」リーマンショックでお父ちゃんが……舞の運命が気になる<第60回>

「舞いあがれ!」リーマンショックでお父ちゃんが……舞の運命が気になる<第60回>

2022年10月3日より放映スタートしたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

本作は、主人公が東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のストーリー。ものづくりの町・東大阪で生まれ育ち、 空への憧れをふくらませていくヒロイン・岩倉舞を福原遥が演じる。

本記事では、第60回をライター・木俣冬が紐解いていく。

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変人にはさまれてる

ようやく打ち解けてきた朝陽(又野暁仁)を囲み、舞(福原遥)は航空訓練、貴司(赤楚衛二)は短歌を考えています。ふたりしてブツブツ言っているので「変人にはさまれてる」と言う朝陽。自分のことは棚に上げて。それにしても朝陽をはさんで3人並んだ舞と貴司はお似合いに見えます。柏木(目黒蓮)が見たら嫉妬しそうな光景です。

島に来たばかりのときと比べて気分のほぐれてきた朝陽。学校には行かないけれど星空クラブには行ってみようとしますが、その直前、急に行かないとごねだします。舞と貴司が辛抱強く、朝陽に寄り添うと、もやもやをじょじょに表現できるようになっていきます。そういうときも気持ちの大きさを太陽や地球に例える朝陽。彼の靴下が星柄なのも星が好きで気に入っているのでしょう。

貴司の提案で気持ちを言葉に書き出せるようになって、元気に星空クラブにも行けるようになりました。嫌いだったかんころ餅も食べられるように。この流れは舞が子供のときに五島に来て、元気になったことと似ています。

朝陽の「新しい一歩」を喜ぶ祥子(高畑淳子)に、木戸豪(哀川翔)は島も新しい一歩に踏み出さないといけないと言います。
島に若者の仕事はないため、出ていかざるをえないという深刻な若者離れに悩んでいて、若者が島に残れるようなアイデアを考えるのが課題になっています。朝陽のような子供の受け入れも島活性化のひとつ。

そういう意味ではさくら(長濱ねる)のみじょカフェは若者の地元での仕事の成功例でしょう。さくらは女手ひとつでカフェを切り盛りしています。ほんとうは「むっちゃん」という恋人と経営する予定だったらしいのですが、彼の姿は一向に見えず。エア彼氏説もあります。さくらはむっちゃんとの星の思い出を舞に勝手に語りだし、「舞ちゃんの聞き上手〜」とひとりで舞いあがります。

気のいい人達ばかりの五島での楽しい生活のなかに、1本の不穏な電話がーー。浩太(高橋克典)に心配事が起こったようで、次週予告を見ると舞に本格的な向かい風が吹いてきそうな気配が濃厚。珍しくベタなヒロインいびりもありそう? 

貴司の好きな星は北極星、暗い夜空で目印になる星。昔のひとは星を頼りに飛行機を飛ばしたのだと言う舞。どんなに暗い夜でもきっと星が導いてくれるはずです。

【朝ドラ辞典  出てこない人(でてこないひと)】

話題にはなるが当人が一向に現れないキャラとして「おかえりモネ」の宇田川さん、「カムカムエヴリバディ」のおぐら荘住人・鈴木などがいる。「舞いあがれ!」のむっちゃんもそのひとり。いつか登場するか、最後まで登場しないか、ドラマを見る楽しみのひとつになっている。

(文:木俣冬)

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