『すずめの戸締まり』岩戸環に幸せになってもらうための「芹澤朋也VS岡部稔」の考察
超大ヒットした『すずめの戸締まり』は、キャラクターの魅力も大きい。特に主人公である岩戸鈴芽と宗像草太の関係に萌える方は多く、その後のラブラブぶりを妄想する、愛に溢れた二次創作のイラストや漫画は「鈴草」「草鈴」と銘打たれSNSにたくさん投稿されている。
さらに、「見た目はチャラ男だけど実は友達想いでお人よし」な芹澤朋也も人気を博しており、新海誠監督の「男の趣味の良さ」も話題になっていた。
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そのことを前提として、ここでは鈴芽の叔母である岩戸環を推したい。姪である鈴芽への感情の「重さ」は以下の記事でも記すように「キャラ弁」に表れていて、その積年の想いは終盤の辛い展開でも、来場者特典の掌編小説『環さんのものがたり』でも明確に示されている。
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それらを鑑みれば、より環さんに「幸せになってください……!」と思わざるを得なかったので、ここでは環さんが幸せになる未来についての考察をしてみよう。
※これより、映画『すずめの戸締まり』の本編の結末を含むネタバレ、小説版の内容、さらに来場者特典の『環さんのものがたり』の一部に触れています。
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