映画コラム
銀河の落ちこぼれたち“GotG”の魅力を解説!冒険の軌跡を振り返る <『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』公開記念>
銀河の落ちこぼれたち“GotG”の魅力を解説!冒険の軌跡を振り返る <『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』公開記念>
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
ガーディアンズの面々が『アベンジャーズ』シリーズに初参戦したのが本作。
アベンジャーズ最大の敵・サノス。ガモーラ・ネビュラはその養女であることから、彼女たちの存在が戦いの重要なカギとなる。
劇中では戦いの末にガモーラが命を落とし、怒りに震えるピーターが大暴走。
しかし、ヒーローたちの奮闘むなしくサノスの"一撃"が全人類に最大の危機を引き起こすことになる。
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アベンジャーズ/エンドゲーム
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編として、強敵・サノスとの最終決戦を描いた本作。
劇中では前作の生き残りであるロケットとネビュラが活躍し、GotGのシリーズ第一作を思い起こす場面も登場する。
クライマックスでは過去からやって来たガモーラが登場し、ガーディアンズの新たなメンバーに。
しかし、これまでの冒険を知らない彼女はもはや別人とも言うべき存在。彼女が最新作でどのように描かれるのかにも注目だ。
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ソー:ラブ・アンド・サンダー
『マイティ・ソー』シリーズの第4作となる本作でガーディアンズの面々はソーと旅をする仲間として登場。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経て、多くの仲間を失ったソーは彼らと共に様々な惑星で救助活動を行うが、意外な展開が待ち受ける。
本作でソーは新たな目的のために旅立ち、ガーディアンズは壮大な旅を続けることとなった。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル
かつてアメリカのTVにて放映されていたクリスマス特番(例:スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル)をイメージして制作された一話完結の配信ドラマ。
ガモーラの喪失感を抱くピーターのために、クリスマスプレゼントを探すマンティスとドラックス。
地球にやって来た彼らはとんでもないものを贈ろうと思いつく。
最新作に繋がる要素として、(第一作よりカメオ出演的に登場していた)原作キャラクターの宇宙犬・コスモがしれっとガーディアンズのメンバーになっているほか、第二作にて示唆されていたピーターとマンティスの血が繋がっているという設定が公式に判明している。
また、シリーズファンには嬉しいサプライズゲストにも注目してほしい一作だ。
▶ディズニープラスで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』を観る
そのほかの活躍
これ以外の作品でも、ガーディアンズの面々は大活躍!スピンオフとなる配信ミニシリーズ「アイ・アム・グルート」では、グルートの奇妙で愉快な日常が描かれている。
また、シリーズのパラレルワールド(並行世界)を描いたアニメシリーズ「ホワット・イフ...?」では、お馴染みの設定に一捻り加えた物語が展開されている。
第2話「もしも…ティ・チャラがスター・ロードになったら?」では、主人公・ピーターが『ブラックパンサー』の主人公・ティ・チャラだった場合として、第1作のリメイク的な内容に。
また、第9話 「もしも…ウォッチャーが誓いを破ったら?」では、サノスを倒したガモーラが並行世界の危機を救う"ガーディアンズ・オブ・マルチバース"のリーダーとして活躍する。
これらの作品はシリーズを追いかけたうえで観ると、より楽しめるはず。ぜひあわせて楽しんでいただきたい。
▶ディズニープラスで「アイ・アム・グルート」「ホワット・イフ...?」を観る
今回の記事では、GotGシリーズの魅力とこれまでの物語をおさらいした。
シリーズを通してみると、この物語が「死」と向き合うピーターの成長物語であることが分かるだろう。
母、父、恋人、大切な人々との別れを通し、新たな旅へと飛び立つピーターと仲間たち。
最新作では予告編の時点からロケットやピーターに「死」を匂わせる描写があり、その顛末も気になるところ。
果たして彼らの壮大な旅路に待ち受ける運命とは?
ぜひ映画館でその全容を見届けていただきたい!
(文:TETSU)
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