<考察>『TAR/ター』をニューロティック・ホラーとして読み解く
『TAR/ター』作品情報
ストーリーベルリン・フィル初の首席女性指揮者ター。天才にして、ストイック、傲慢、そして繊細―。
芸術と狂気がせめぎ合い、怪物が生まれる世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。
彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは、追いつめられていく──。
予告編
基本情報
出演:ケイト・ブランシェット/ノエミ・メルラン/ニーナ・ホス/ジュリアン・グローヴァ―/マーク・ストロング ほか
監督:トッド・フィールド
公開日:2023年5月12日(金)
製作国:アメリカ
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