インタビュー

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2023年07月21日

<私と映画>「おおさか循環器内科生活習慣病クリニック」大坂 勤院長の好きな映画[PR]

<私と映画>「おおさか循環器内科生活習慣病クリニック」大坂 勤院長の好きな映画[PR]


千葉県市川市でおおさか循環器内科 生活習慣病クリニックを開業されている大坂 勤院長のお好きな映画を伺いました。

Q:お好きな映画は?

A:『スター・ウォーズ』です。

Q:好きな理由があれば教えてください。



A:私の大好きな映画の『スター・ウォーズ』は、エピソードが1~9までありますが、「敵側の帝国軍:ダークサイド」と「主人公側の反乱軍:ライトサイド」が、各エピソードで、交互に勝利をする形でエピソードが構成されています。そして最後にあたる『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』では、ダークサイドもライトサイドもなくなり「ノーサイド」になり、敵や味方という概念がなくなって、本来の安心、安全、フォースの均衡が保たれる、という形で終焉するというところが好きです。

また有名なシーンですが、元はジェダイだったダースベイダーが、ジェダイとなった“息子:ルーク・スカイウォーカー”と対峙した際に、ルークに「お父さん、助けてー」と言われ、その親子の絆と愛の力で、ダースベイダーが、ルークを攻撃しているダークシディアスを投げ落としてやっつけるシーンが好きです。愛の力で最後にライトサイドの心を取り戻すという美しい心のシーンが好きです。愛や絆の力は強いと思い知らされます。

その他、各エピソードの中では、数多くの名言もあります。『スター・ウォーズ』ファンであれば、当たり前だと思いますが、私が個人的に好きなのは「No! Try not.Do or do not.There is no try:ちがう!試すのではない。やるか、やらないかだ。試しなどいらない」これはシビレます。

何かをしようと思った時は、先入観を捨てて、その物事に全力であたる勇気が湧いてきます。他にもイッパイあり過ぎて、ここでは書き切れません。 

Q:『スター・ウォーズ』から受けた影響はありますか?

A:旧三部作と言われている中で、1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開されたのは1977年です。5歳だった私は父に連れられて映画館で観ました。8歳になった1980年に『エピソード5』、11歳になった1983年に『エピソード6』が公開され、その後のものも含めて、全て映画館で観ました。ビデオ・DVDでも何度も復習しました。

幼少期にスターウォーズに出会ったことは、私の人生の考え方に大きな影響を与えていると今でも思っています。人にはみんな「心」があります。その中で強い心を持った人がいて、それを「慈悲、他者貢献、愛、絆」などに使える人が「ライトサイドのジェダイ的な人」といえるでしょう。しかしそれには自己犠牲と忍耐、我慢や辛い修行が必要であるということ。一方、その強い心を「怒り、欲、支配、利己的」などの、人が本来もっている本能的なものに使ってしまうのが「ダークサイドのシス的な人」である、という風に現代にも当てはめて見ることができます。

現代の一般人はみんなダークサイド的な人間になってしまっているのだと思います。辛い修行や我慢は自ら進んでやらないですし、効率と私欲を求めて行動してしまっています。口だけで「助け合いは大切だ」とか「差別はよくない」などというライトサイド的なことは言いますが、みんな具体的には行動していません。

逆に近年ではライトサイド的な考えを実践する人が、逆に「売名行為だ」「偽善者だ」「自己満かよ」と逆に誹謗中傷されたりもしています。みんな心に余裕がなく、心が病んでいて、気付いたらみんなダークサイド的な考え方で生活しているのです。ダークサイドの感情的な考え方だと、鬱憤やイライラしている自分のストレスの原因を、他人や環境のせいにしようと考えてしまいます。脳科学的にも、興奮すればする程、理性が効かなることは分かっています。

でも、なかなか難しいのが現状です。そんな時に、スターウォーズでの話を思い出すようにしています。ライトサイド敵な考え方、理性を効かせた冷静な判断ができるように、自分も早く大人 (ジェダイマスター)になりたいものです。

Q:少しお話しを変えて、開業時または院長になったストーリーがあれば教えてください。

A: 北里大学病院に入職し初期研修を行った後、循環器内科を専攻しました。関連病院にも出向し、さらに臨床の専門性を磨きました。その後、大学院に入り動物実験などの基礎研究や臨床研究をし、医学博士の学位を取得しました。

大学院を卒業した後、臨床医に戻り、循環器内科専門医を取得しました。その後、内科医長となり、研修医や後輩の指導も兼任した。実臨床では科の特性から、急性心不全や心筋梗塞、脳出血などの救急疾患を扱うことが多く、救えない命にも直面しました。その中には、動脈硬化やメタボリックシンドロームなどが関与する中高年の方々だけではなく、比較的若い30代・40代で心不全や脳出血を起こす人も珍しくなく、残念ながら若くして命を落とす人も経験しました。重篤な病気の発症予防をするためには食事や運動だけではなく、睡眠やストレスケアも含めた「予防医学」の大切さを思い知らされました。

その後、派手な救命救急の現場を去り、地味ながらも大切だと痛感した「予防医学」を実践するために、地元の千葉県に戻り、予防医学を実践する町の診療所を新規開業することとした。起業のコンセプトは、「大きな病院に御厄介にならないようにする」「そのために町中で循環器専門外来を展開し、発症予防に努める」そして「ストレスマネジメントや自律神経を整えることの大切さを伝える」ということを掲げて2011年10月にオープンしました。

Q:現在の事業について教えてください。

A: 開業して現在12年目に入りますが、日々の外来診療の中で、いわゆる生活習慣病の予防や治療にあたる一方で、現役世代の様々なストレスケアにも力を入れています。

幸い、他の医療機関様からの御紹介や通院して下さっている患者様からのクチコミなどの影響もあり、来院患者様は年々多くなってきている。            

今後も、患者様のニーズに応えられるように、最新の医学的知識を学び、患者様の受入れ体制を整えられるように、現状に甘んじることなく、常に変化していけるようにと心掛けるようにしています。


Q:今後の事業展開または、ご自身の人生ビジョンについてお考えがあれば教えてください。

A: 現在の嬉しい悲鳴は、クリニックで医者は私一人なので、一人一人の患者様に掛ける診察時間が少なくなってきてしまっていることです。

その状況を打破する方法の一つとして、日頃の思いや多くの人々に知ってもらいたい内容をまとめた「ドクターTomの一緒に学ぶ 病気とストレス解放Ch」というYouTubeチャンネルをはじめました。

「自宅でも色々と学んでもらえるように!」と診療補助としても生かしてもらっています。しかし、素人の自分がひとりで撮影・編集をしているため、投稿するまでに時間が掛かってしまい正直困っております笑。

でも、ひとりでも多くの人に伝えたいという思いが強いので頑張って続けたいと思っています。                                     

あと、基本的には依頼を頂いた講演などは断らないようにしていますが、YouTubeやコラムなどで情報を一方通行で発信するだけでなく、対談形式や直接お互いの顔が見える状況で講演をする機会を今後もっと増やしていけたらと思っています。

対象は、今後社会に羽ばたく学生さんやこれからの人生に不安やストレスを抱えている現役世代の方々に、自分の人生の目標、仕事をする意味、生きる意味、そして嫌でも“いつか人は死ぬ”ということを考えて、生きていくことの大切さをより多くの人に伝えたいと考えています。

医者はそんなに偉い仕事ではありません。

皆さんが大病を起こす可能性を少し低くしてあげられたり、健康寿命を少し伸ばすお手伝をすることいくらいしかできない、微力な職業です。

自分も50歳を過ぎ、必ずやって来る「引退」をする際に「やり切った感」、「思い残すことはない感」になって現役引退できるようにしたいと思っています。

常に興味と変化を求め、向上心を失わないようにしています。            

向上心がなくなったと自分が思った時が自分の引退する時だと考えています。

編集部:ありがとうございました。


【プロフィール】
大坂 勤 (おおさか つとむ)

1972年(昭和47年)12月18日生まれ。千葉県出身。                                            
北里大学病院に入職し初期研修を行った。
その後循環器内科を専攻。
関連病院 (足利赤十字病院・清水厚生病院・北里メディカルセンター病院など)に出向し、救命救急を含む、循環器疾患を中心に扱う臨床医として勤務する。
内科認定医、循環器内科専門医を取得
医学博士の学位取得
地元の千葉県市川市で【医療法人社団 北陽良心会 おおさか循環器内科 生活習慣病クリニック】を開業、現在に至る。

クリニック: https://osaka-cl.com/
YouTube:ドクターTomの一緒に学ぶ 病気とストレス解放Ch

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