「なれの果ての僕ら」第10話:ゴールが見えそうで見えない”恐怖の同窓会”はいったいいつ終わるのか?
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井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が主演、犬飼貴丈が共演するドラマ「なれの果ての僕ら」(テレビ東京系)が、2023年6月27日深夜にスタート。
内海八重の同名漫画を実写化した本作は、命の危機の極限状態に追い込まれた人間たちを描く衝撃の予測不能サスペンス。同窓会に参加したクラスメイトたちの監禁劇の行方は果たして――?
本記事では、第10話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
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「なれの果ての僕ら」第10話レビュー
恋人の未来(大原櫻子)を殺した犯人をどうしても許せないネズ(井上瑞稀)は、みきお(犬飼貴丈)の銃を手に犯人捜しをすることに。生き残ったクラスメイトからしたら、終わりのない恐怖の同窓会”第2章”がはじまったような気分だっただろう。
記者の星野(森カンナ)が留置所のネズと面会しているシーンで、新たな事実がわかった。
「大切な人を失った時、何も考えられなくなる……」
ボソッと当時を振り返ったネズに
「わかります。私も大切な人をあなたに奪われたので」と言って、ネズのことを睨みつけた。
なんと星野の”大切な人“があの中にいたのだった。
これこそ負の連鎖。
これまで「善人そのもの」のようだったネズが狂ってしまった様はある意味、みきおや長谷部(佐久本宝)よりも怖いかもしれない。
そこへみきおの母、夢崎亜夜子(雛形あきこ)が登場。
息子が死んだというのに平然とネズに未来を殺した犯人を捜す手助けをしてあげる、と言ってきた。
みきおの実験を手助けし、監視カメラの映像も見ていたという。
しかも、見返りとして特等席でこの事件を最後まで見たいと懇願してきた。
心理学のプロだかなんだか知らないが、本当に信じられない。
そもそも、みきおがあんな風になったのもすべてこの人が原因だ。
まさに諸悪の根源と言える。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社
「俺たちは生きて帰らないと!」
委員長(ゆうたろう)や早乙女(菅生新樹)、雨宮(大原優乃)らが懸命にネズの暴走を止めようとするが、時すでに遅しとはこのこと。
ネズは「お前が殺したんだな、早乙女」と言って、早乙女に銃を向けた。
ええ?早乙女が?
これまで一番信頼できそうなタイプの早乙女が、なぜ未来を殺したと言うのか?
次週、この恐怖の同窓会がようやく終わる。
(文:駒子)
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