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2023年11月05日

『エクソシスト』新章開幕!悪魔祓いの祈祷師“エクソシスト”映画4選

『エクソシスト』新章開幕!悪魔祓いの祈祷師“エクソシスト”映画4選

© Universal Studios. All Rights Reserved.

故ウィリアム・フリードキン監督が、一人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖を圧倒的なリアリズムで描いた『エクソシスト』は、それまでのホラーの常識を覆し、全世界に一大ムーブメントを巻き起こした。以降、オリジナル版を皮切りに、“エクソシスト”を題材とした映画作品は数多く制作され、実話に基づくものから科学の力で悪魔祓いをするものまで、時代を経てエンタメ性も加わえながら多くのホラーファンを魅了している。

伝説の誕生から50年、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描いた『エクソシスト 信じる者』が12月1日(金)より全国公開される。オリジナル版の新章の公開を記念し、“エクソシスト”を題材としたバラエティ豊かな作品群を一挙紹介する。

『ザ・ライト -エクソシストの真実-』(2011年)

(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

現在もバチカン公認の職業として実在するエクソシストの真実を明らかにした衝撃作。主演は、認知症の父親役を演じた『ファーザー』(20)で、第93回アカデミー賞®において2度目の主演男優賞を受賞するなど数多くの受賞歴をもつ名優、アンソニー・ホプキンス。

信仰を失いかけた神学生マイケル(コリン・オドナヒュー)は、恩師のすすめでローマに渡り、バチカンのエクソシスト養成講座を受ける。異端だが一流のエクソシストとして名高いルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の助手になった彼は、悪魔の存在を疑いながらも、ある少女の儀式に立ち会うことに。そこでマイケルを待ち構えていたのは、悪魔の存在を証明する恐るべき出来事だった―。現在もさかんに行われているというその儀式の全貌を、実話にもとづきリアルに描き出す。

『ドクター・エクソシスト』(2017年)

(C)2016 Incarnate Productions, LLC. All Rights Reserved.

『M3GAN/ミーガン』『ゲット・アウト』など数々の斬新なホラーを生み出しているブラムハウス・プロダクションズが製作、『カリフォルニア・ダウン』(15)などを手掛けるブラッド・ペイトンが監督を務めた。『ダークナイト』(08)、『ハドソン川の奇跡』(16)のアーロン・エッカートが科学の力で悪魔を倒すエクソシストを演じる。

ドクター・セス・エンバー(アーロン・エッカート)は、悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込んで除霊を行う腕利きのエクソシスト。しかし、過去に妻と娘を悪霊“マギー”によって殺され、自分自身も車椅子生活を送るようになったことから、今では復讐だけが生きがいとなっていた。そんなエンバーの元に、バチカンによる悪魔祓いでは手に負えない、強力な悪霊に憑りつかれた少年キャメロン(ダヴィード・マズーズ)がやって来る。このキャメロンに取り憑いている悪霊の正体こそ、エンバーが追い続けてきた仇敵“マギー”なのであった…。

「相手の潜在意識に侵入する」という斬新な設定と派手なアクションなども取り入れ、今までにない作風のエクソシスト映画となっている。

『ヴァチカンのエクソシスト』(2023年)


生涯で数万回の悪魔祓いに携わった神父が悪魔との壮絶な戦いを記録した回顧録「エクソシストは語る」を実写映画化。神父から映画化権を獲得したマイケル・パトリック・カツマレクがプロデューサーを務め、『サマリタン』(22)のジュリアス・エイヴァリーがメガホンをとった。主人公のアモルト神父を『グラディエーター』(00)のラッセル・クロウ、アモルト神父の相棒となるトマース神父を『ドント・ブリーズ』(16)のダニエル・ゾヴァットが演じている。

1987年7月、サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から依頼を受け、憑依されたという少年の悪魔祓いに向かう。変わり果てた姿と、絶対に知りえない自身の過去を話す少年を目の前にし、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信するアモルト神父。そんな彼は若き相棒トマース神父とともに本格的な調査をしていくうちに、中世ヨーロッパにてカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録と、その修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着くのだった—。

エンタメ性が高く、アモルトとトマースのバディものとしても楽しめる本作が異例のスマッシュヒットを記録!

『エクソシスト 信じる者』(12月1日より全国公開)

© Universal Studios. All Rights Reserved.

『ハロウィン』シリーズ3部作のデヴィッド・ゴードン・グリーンがメガホンをとり、ハリウッドのホラー・スリラー界をけん引し続けるブラムハウスが満を持して解き放つ、オリジナル版『エクソシスト』の新章。主演は『オリエント急行殺人事件』(17)、『あの夜、マイアミで』(21)のレスリー・オドム・Jrが務め、かつて娘が同じような恐怖体験をした過去を持つ母親クリス・マクニール役を、オスカー女優のエレン・バースティンが50年ぶりに再演している。

ヴィクター(レスリー・オドム・Jr)は13年前に妻を亡くして以来、1人で娘のアンジェラ(リディア・ジュエット)を育てている。ある日、アンジェラと親友のキャサリン(オリヴィア・オニール)が森へ出かけたきり行方不明になり、3日後に無事保護される。しかし、その日から彼女たちの様子がどこかおかしい。突然暴れ出し、叫び、自傷行為など常軌を逸した行動を繰り返す2人…。

ヴィクターはかつて憑依を目撃した経験者クリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが、それは想像を絶する危険な試みだった。懸命に見守る両親を嘲笑い悪魔は問いかける。1人は生き残り、1人は死ぬ。どちらを選べと――。森の中で姿を消し、その間の記憶を無くして戻ってきた少女たちに襲い来る想像を絶する恐怖、そして彼女たちを命がけで救おうとする家族の姿が克明に描かれる。

誰もが知るホラー映画の金字塔の新章がいよいよ公開!悪魔に憑依された2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖と家族の運命の行く末にぜひご注目いただきたい。

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