「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」第7話:梅雨美の彼氏はまさかの天城勇太。職業も明らかになり、急展開!
全く関わりを持たない3人の男女が次第に運命の交錯へと導かれていく――。
本記事では、第7話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
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「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」第7話レビュー
時刻は12月24日の14:19「久しぶり…ですよね」と、女が言う。
「何年になりますかね?」と、男も答える。
この会話を繰り広げたのは、葵亭のシェフ・時生(大沢たかお)と、『横浜テレビ』のキャスター・桔梗(中谷美紀)だ。
この2人の「お久しぶりです」という会話。
筆者には、ドラマ「JIN-仁-」シリーズ(2009年・2011年、TBS系)以来、12年ぶりの共演での「お久しぶりです」に聞こえてならない。
当時、南方先生に夢中だった筆者はこのツーショットに特別に込み上げてくるものがあるが、今は「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に集中、集中!
時生と桔梗の様子を見ているソムリエールの梅雨美(桜井ユキ)、ギャルソンの菊蔵(栗原英雄)、アルバイトの一(井之脇海)は、ただなら雰囲気に興味津々。
いい歳した大人が向かい合ってモジモジしている様子は、ある意味微笑ましい。
しかし、梅雨美らは「ピュアラブ」だと少々小ばかにしている。
時生と時生の娘・査子(福本莉子)の会話によると、桔梗とは5年前からの知り合いだったよう。
そして、査子も査子で二人の関係を『怪しい』と思っていたようだ。
しかしこれ以上、7話では時生と桔梗の詳細は語られていない。
どういう経緯でこの2人が知り合ったのか。
まだ視聴者には”おあずけ“状態。
7話は、査子がアネモネの2代目ボス・ミズキ(中川大志)を尾行し、捕まったところを誠司(二宮和也)が助けたところがクライマックスだった。
誠司の真っすぐな眼差し、機敏な動き、正義感には惚れ惚れする。
また、今回わかった新事実としては梅雨美が2年間、葵亭で待っている彼氏が誠司こと、天樹勇太だということ。
だから1話で誠司は梅雨美との約束の記憶があり、ふらっと葵亭に足が運んだのだろうか?
そして、予告によるとその天樹は警察官らしい。
誠司が刑事で確定だとすると、アネモネに潜入捜査していたのだろうか。
2年間、ほったらかしにされている梅雨美よりも、信頼を寄せていた誠司に2年もの間、裏切られていたミズキのほうに同情してしまうのはなぜだろう。
きっと元気ハツラツ、葵亭で仲間とキャッキャやっている櫻井ユキより、ボスとはいえ、どこか心細そうな中川大志の表情がそう思わせるのかもしれない。
時生と桔梗、査子とミズキ、誠司と梅雨美――。
3つのストーリーが交差しだし、ここから最終回まで怒涛の展開が期待できそうだ。
(文:駒子)
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