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テレ東ドラマが熱い!絶対に観てほしいおすすめドラマ“7選”


(c)テレビ東京

テレビ東京のドラマは豊富なジャンルで人気を誇っており、2022年7月クールは9本の放送が予定されている。「孤独のグルメ」「ひねくれ女のボッチ飯」など、食に関するドラマに定評があるが、他のジャンルでも魅力的な作品がたくさんあるのだ。

今回はテレビ東京系のドラマの中でも「背中押される系」「女の情念系」の2ジャンルをピックアップしておすすめ作品を紹介していく。

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優しく背中を押される系ドラマ

メインの主人公のほかに、毎回さまざまな悩みを抱えた各話の主人公たちが、日常にはないような不思議なシチュエーションの中で自分を見つめ直し、背中を押されていくーー。そんな独特だけれど、観ているほうも勇気をもらえる作品群はテレ東ならでは。

「真夜中にハロー!」


モーニング娘。をはじめとしたハロー!プロジェクトのアイドルグループが出演。菊池桃子と大原優乃演じる母娘が経営しているゲストハウス「サンプラザ朝沼」は、口コミはイマイチだが「扉が、開く」というやや気になる書き込みが散見される。やってくる客たちは、何かしらの悩みを抱えているのだがーー?

主人公たちが持っている悩みは、誰もが経験したことがありそうな普遍的なもの。いきなり道端や職場に「扉」が現れ、入ると楽屋につながっており、ハロプロメンバーが現れて、ステージにいざなわれる……。

シュールすぎるストーリー展開にツッコみを入れたくなるのだが、各話の主人公に関係する場所から屋上などに移動したパフォーマンスがなぜか心に刺さり、癒されてしまう……という不思議な感覚に包まれる作品だ。ハロプロのファンは楽曲の良さを再確認し、初めて見た人からは「曲は知らないけど励まされた」というコメントがあったり、ドラマで使われた楽曲のYouTubeに「ドラマから来ました」とコメントがついたり、という反応があったという。

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「八月は夜のバッティングセンターで。」


わけあって夏休みにアルバイトをすることになった17歳の女子高生・夏葉舞(関水渚)と「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているかわかる」と豪語する47歳の謎の元プロ野球選手の男性・伊藤(仲村トオル)が、毎回バッティングセンターに現れる悩める女性たちを、「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決へと導いていく。

「真夜中にハロー!」がハロプロ版お悩み解決ドラマなら、こちらは野球版お悩み解決ドラマである。なんと、実際のプロ野球選手のOBたちが本人役で出演するという「いいんですか!?」と思うような豪華さだ。筆者は野球に全く興味がなかったのだが、それでも知っているような選手も出演していた。

「ライフ・イズ・ベースボール」を合言葉に、突然マウンドに移動させられるというシュールすぎるシチュエーションなのだが、それでもそれぞれが現役時代に持っていた哲学、美学とも呼べる持論が各話の悩みとリンクして、心が晴れていく主人公たちを見ていると心が動かされる。元々のファンはこの倍楽しめるのかと思うとちょっと悔しいなと思うくらいいいドラマだった。

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「スナック キズツキ」


人はみな、傷つきながら、傷つけながら生きてる。傷ついた人だけがたどり着ける店”スナックキズツキ“でくたくたな夜に、ほっと一息つきませんか?

家庭のこと、職場のこと、恋人とのことなど、誰もが抱えているような悩みを持ったさまざまな人が、“スナックキズツキ“に訪れる。みんなを出迎えるちょっと変わったママ・トウコ(原田知世)が、ときに歌い、ときに楽器を演奏して客と一緒に悩みを発散する……というストーリー。

本作では、悩みを抱えた主人公たちが微妙に繋がっている人たちで、主人公の回に心無い人に見えた人が、それぞれの悩みを持っているという別の視点から見る面白さが印象的だ。トウコの接客は独特で、タメ口でさりげなく、ときに強引なのだが、若干戸惑いつつも客は最終的にすっきりする……という不思議な感じが良い。

同じく益田ミリ原作の「僕の姉ちゃん」も2022年7月27日(水)深夜から放送予定(Amazon Primeで配信中)だ。黒木華と杉野遥亮演じる姉弟の何気ないやり取りやちょっとした落ち込みから立ち直る様子にほっこりする作品なので、ぜひ観てほしい。

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女の情念系ドラマ

テレビ東京ドラマは、復讐・不倫・殺人……ドロドロした感情を扱った作品も絶品だ。漫画原作のものが多いのだが、演技派のキャストとしっかりした脚本や演出で、決してチープではない心から面白いと思える作品に仕上がっている。2022年に「オンナの復讐サスペンス」と銘打った3作品をはじめ、おすすめの作品をご紹介する。

「復讐の未亡人」


「復讐の未亡人」は、松本若菜主演の「オンナの復讐サスペンス」のひとつ。7月に放送開始する作品で、Paraviで先行配信されている。主人公・鈴木密(松本若菜)は、会社の屋上から飛び降りて自殺した夫・優吾(平岡祐太)の死の真相を暴き、彼を追い詰めた人たちに復讐するため「美月」から「密」へと名前を変えて、自殺した夫の元職場で働く。

こちらはこれからスタートのためネタバレにならない程度にご紹介するが、フジテレビ「やんごとなき一族」美保子役で話題になった松本若菜。美保子がオールバックに原色&柄物の服だったのに対し、密は前髪を下ろしたボブで、白やベージュなど落ち着いた色の服装と、見た目から真逆の雰囲気の女性を演じる彼女の演じ分けに脱帽する。

真逆なのは見た目だけではなく「怖さ」の種類もだ。復讐のためなら手段を選ばない密の、静かな表面に隠された深い悲しみや絶望、怒りなどにも注目だ。優吾の後輩だった斎藤真言(桐山漣)や、優吾の弟・陽史(淵上泰史)との関係も気になるところ。

>>>「復讐の未亡人」をParaviで観る

「寂しい丘で狩りをする」


かつて交際相手の久我(竹財輝之助)に暴行された過去を持つ探偵・桑村みどり(倉科カナ)。ある日、野添敦子(久保田紗友)という女性が「7年前に自分をレイプして捕まり、出所した押本(丸山智己)の、出所後の動向を知りたいというもの。敦子に逆恨みしている押本は敦子の居場所を突き止め、同時に久我がみどりの前に現れーー?

被害に遭った女性の苦しみと、男性たちの身勝手な思い込み、どちらも観ていて苦しくなる作品だ。自分と同じ苦しみを抱える敦子を放っておけないみどりがどんな行動に出て、自分より力の強い男性とどう戦うのか注目してほしい。特に久我が非常にイッちゃっており、すごく気持ち悪い(褒めてる)ので必見だ。例えばだが、腕にみどりの写真のタトゥーが入っている。やばい。

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>>>「寂しい丘で狩りをする」をParaviで観る

「ただ離婚してないだけ」


フリーライターの柿野正隆(北山宏光)と、小学校教師の柿野雪映(中村ゆり)は、結婚7年目となる夫婦。関係は冷え切っており「ただ離婚してないだけ」の状態だが、雪映は子どもができれば、関係は改善するのではと考えている。しかし、正隆には萌(萩原みのり)という不倫相手がおり、一緒に旅行にまで行く関係。いろいろな出来事が重なり、最悪の結果に……。罪が罪を招く、“衝撃の不倫サスペンス”。

Kis-My-Ft2北山くん演じる正隆のクズっぷりと激しいラブシーンにびっくりしたかと思ったら、どんどんと恐怖と驚きの展開が巻き起こり、次はどうなるのかとハラハラするし、犯罪シーンはかなり怖い。一方で、崩壊していた夫婦の結束が罪を犯したことによって強まっていくのには不思議な感覚を覚える。萩原みのりの怪演も見どころだ。

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>>>「ただ離婚してないだけ」をParaviで観る

「にぶんのいち夫婦」


結婚2年目の中山文(比嘉愛未)は、イケメンで誠実な夫・和真(竹財輝之助)と幸せな生活を送っていた……はずが、和真の不倫疑惑が発覚、セックスレス、友達関係と、次々に困難が巻き起こりーー?

文が、夫が作ってくれた朝食をシンクにぶちまけ「ゆるんだ顔してんじゃねーよ!」とひとり怒鳴るシーンから始まる本作。和真は本当に不倫しているのか、相手は誰なのか。二転三転していく状況から目が離せない。坂東龍汰演じるバイト先が同じ大学生・樋口がひたすらかっこよくていい男なので、そこも必ず観てほしい。

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>>>「にぶんのいち夫婦」をParaviで観る

多彩なテレ東ドラマに今後も期待!


今回ご紹介したのはごく一部、他にも面白いドラマがたくさんあるテレ東ドラマ。
今後はどんな作品が観られるのだろうか。これからも、テレ東ドラマから目が離せない。

(文:ぐみ)

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