本日公開!大泉洋主演『室町無頼』と親子の絆を描く『こんにちは、母さん』

金曜映画ナビ

日本映画界を代表する俳優・大泉洋さんが主演を務める映画『室町無頼』が、本日1月17日に公開されます。本作は壮大な歴史ドラマでありながら、現代社会に通じるテーマを巧みに織り込んだアクションエンターテインメント。さらに今回は、大泉さんのもう一つの代表作『こんにちは、母さん』にもスポットを当て、その幅広い演技力と作品の魅力を掘り下げます。


『室町無頼』―日本史に隠されたドラマチックな物語

時代を超えるメッセージを持つ一揆の物語

1461年、応仁の乱前夜の京都。疫病と大飢饉が広がり、民衆は極限状態に追い込まれる中、無名のアウトローたちが巨大な権力に立ち向かいます。蓮田兵衛(大泉洋)は、己の信念と腕だけを頼りに混沌の時代を生き抜く自由人。無頼者たちを束ね、無謀ともいえる戦いに挑む彼の姿は、現代に生きる私たちにも強いメッセージを投げかけます。

大泉洋が演じる“史上最高にカッコいい男”

自由奔放でありながら圧倒的な求心力を持つ蓮田兵衛。演じる大泉洋さんは、本格的な殺陣やアクションに初挑戦し、50歳を迎えた今だからこそ出せる迫力と深みで役に命を吹き込んでいます。「これまでの大泉洋の集大成」とも言えるパフォーマンスに注目です。

息を呑むアクションと豪華キャスト

本作では、大泉さんを中心に、長尾謙杜さん(なにわ男子)、松本若菜さん、北村一輝さん、柄本明さん、堤真一さんといった豪華なキャストが勢揃い。特に長尾さんが演じる青年・才蔵の棒術アクションは圧巻の一言。地獄の修行を経て磨き上げた超人的な技は、観る者の度肝を抜くことでしょう。

入江悠監督が描く“リアルな室町時代”

『22年目の告白』や『あんのこと』で知られる入江悠監督が手掛けた本作。京都撮影所の職人たちとともに作り上げた映像美は、歴史の教科書では感じられない“室町のリアル”を体感させてくれます。時代劇ファンはもちろん、普段アクション映画を観ない方にも楽しめる作品となっています。

『室町無頼』は、名もなき人々の勇気と希望を描いた物語。大泉洋さんが放つ圧倒的な存在感と、時代を超えるメッセージに心震えること間違いなしです。

『室町無頼』
公式サイト:https://muromachi-outsiders.jp/
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公式Instagram:https://www.instagram.com/muromachiburai/

©2016 垣根涼介/新潮社©2025『室町無頼』製作委員会

同じ大泉洋さんが、全く異なる一面を見せてくれるのが『こんにちは、母さん』です。神崎昭夫という等身大の男を通じて、家族との関係や自分自身の再生を丁寧に紡いでいきます。日常の中で悩み、もがきながら成長する昭夫の姿。大泉さんの幅広い演技力は、観客に笑いと涙、そして心に深く刻まれる感動を届けてくれるでしょう。

『こんにちは、母さん』―山田洋次監督が描く新たな親子の形

(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会」製作委員会 (C)亜南くじら/講談社

変わりゆく時代、変わらない親子の絆

『こんにちは、母さん』は、日本映画界の巨匠・山田洋次監督が91歳で手掛けた90本目の監督作。下町で暮らす母・福江(吉永小百合)とその息子・昭夫(大泉洋)の再会を描いた物語は、笑いと涙に満ちた“令和の親子ドラマ”です。

(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会」製作委員会 (C)亜南くじら/講談社

新たな一歩を踏み出す物語

大企業の人事部長として多忙を極める昭夫は、離婚問題や娘との関係に悩む中、久しぶりに実家を訪れます。そこで出迎えたのは、かつての母とは全く違う姿。ファッションに身を包み、イキイキと生活する母・福江の変化に戸惑いながらも、昭夫は彼女との交流を通じて自らの人生を見つめ直していきます。

吉永小百合と大泉洋が紡ぐ温かな人情劇

123本目の映画出演となる吉永小百合さんの存在感と、大泉洋さんの等身大の演技が絶妙に絡み合い、親子の絆をリアルに描き出しています。山田監督が長年描いてきた“家族”というテーマを、令和の時代に合わせて新たに構築した本作は、観る者に深い感動を与えるでしょう。

(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会」製作委員会 (C)亜南くじら/講談社

観る者の心を癒す下町の風景

本作には、東京の下町文化や温かな人々の交流が色濃く描かれています。お節介ながらも温かい町の人々の言葉や行動が、都会の喧騒に疲れた心に優しく響きます。

大泉洋さんは、歴史劇から家族の物語まで幅広いジャンルで観客を魅了する、日本映画界に欠かせない存在です。彼の表現力とユーモア、そして人間味溢れる演技は、どの作品でも新たな感動を生み出します。1月17日は、そんな大泉洋さんの魅力を存分に堪能できる特別な一日です。ぜひ劇場で彼の演技に触れ、物語の世界に没入してください。

『こんにちは、母さん』
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/konnichiha-kasan/
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(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会」製作委員会 (C)亜南くじら/講談社

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