映画コラム

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『Chime』不純物なし、クロサワ成分100%の不条理ホラー

「脈絡がない」という表現は、往々にして否定的な意味で使われることが多い。筋の繋がりがない。行き当たりばったり。意味不明。散漫。だがある種の映画にとっては、それがプラスに作用することがある。ストーリーテリングの段取りを踏むことなく、純然たるビ...
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映画『ツイスターズ』を4DXで観るとヤバい「3つ」の理由

▶︎『ツイスターズ』画像を全て見る映画『ツイスターズ』が2024年8月1日(木)から上映中だ。パッと見からわかりやすく「竜巻」を扱っており、もちろん本編もスタンダードな「災害パニックもの」もの。1996年の『ツイスター』の続編的な立ち位置で...
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俳優・ラウールを観る“3作品”<最新作『赤羽骨子のボディガード』公開中!>

2024年8月2日(金)公開の映画『赤羽骨子のボディガード』で主役・威吹荒邦(いぶきあらくに)を演じるラウール。久しぶりの俳優業となる本作だが、これまで彼が演じてきた役を振り返りつつ、俳優・ラウールの魅力に迫りたい。[※本記事は広告リンクを...
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『インサイド・ヘッド2』が2024年最重要アニメ映画となった「5つ」の理由

▶︎『インサイド・ヘッド2』画像を全て見る2024年は国際的にアニメが豊作な年と言える。日本からは、カルト的人気を博した『トラぺジウム』やフリーの3DCGソフトBlenderを使用した『数分間のエールを』。山下敦弘監督が実写パートを撮影し、...
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<徹底解説>『デッドプール&ウルヴァリン』がMARVEL映画史の集大成だと言える“3つ”のポイント

▶︎『デッドプール&ウルヴァリン』画像を全て見るマーベルファン待望のシリーズ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』が7月24日(水)より公開されている。本作では、X-MENシリーズのスピンオフキャラとして登場したおしゃべりな傭兵・デッドプール...
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「頭をからっぽにして楽しめる映画」5選|コカインキメたクマや表情筋豊かな緑顔の怪人など

映画にはさまざまなタイプの作品がある。考察を楽しみながら鑑賞する作品やストーリーに込められたメッセージに胸を打たれる作品、鑑賞後に大きな余韻を残す作品etc……しかし、頭がガチガチになるような作品を続けて鑑賞していると、たまには肩の力を抜き...
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【興収分析】シリーズ初の“100億円”突破なるか?——『キングダム 大将軍の帰還』公開中!

▶︎『キングダム 大将軍の帰還』画像を全て見る長い邦画の歴史のなかでも、なかなか見られないスケール感を維持し続けている映画『キングダム』シリーズ。その第4弾にあたる『キングダム 大将軍の帰還』が公開されています。破格の興行収入をキープ!(C...
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振り幅が広すぎる「韓国産ホラー映画」おすすめ5選<『怪談晩餐』公開中!>

ここ数年のホラー映画ブームは目を見張るものがあり、復調の兆しを見せるJホラーだけでなく、ハリウッドや台湾、タイなど世界各地のホラー譚が観客を震え上がらせている。7月19日に公開を迎えた『怪談晩餐』も、お隣り韓国からやってきたホラー映画。韓国...
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【映画ライター厳選】2024年下半期注目作「10選」

2024年も早くも半年が過ぎた。上半期は『オッペンハイマー』や『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』といったアカデミー賞の話題作やSNSで熱狂的に支持される『トラペジウム』など豊作だったのではないだろうか?さて、下半期に目を向けると...
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<小栗旬>愛を体現するひとの魅力を観る「3作品」

小栗旬がどんな俳優なのか、なんてことはおこがましくて言えない。イメージは固定されず、良い意味で「この作品にも出ていたんだ」と驚くこともあれば、「もう小栗旬のことしか思い出せない」と思ってしまうほどに強烈なインパクトを残すものもある。時には物...