“ファンタビ”主役のエディ・レッドメイン、魅了された映画3選

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エディ・レッドメイン主演の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が11月23日より公開になりましたね。
観に行かれた方の中には、『ハリー・ポッター』シリーズが好きだった方や、主演のエディ・レッドメインが好きな方もいらっしゃるでしょう。
エディ・レッドメインといえば、今年公開された『リリーのすべて』に主演したのが記憶に新しいですが、「あの人が、ファンタビの主演!?」と今回、改めて認識される方もいるのではないでしょうか。

何者にも変わり得る俳優ですが、その中でも特に、全く違う印象を見せた3作品について、たっぷりとその魅力を語りたいと思います。

『イエロー・ハンカチーフ』

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エディ・レッドメインの演技をまだ見たことのない方に、まずはこれをおすすめしたいです。

そして、『イエロー・ハンカチーフ』といえば、どこかで聞いたことがあるような気がしませんか。

1977年に山田洋次さんが監督を務め、公開された名作『幸福の黄色いハンカチ』をリメイクした作品です。時代背景を現代のアメリカに変えた以外は、基本の設定のまま製作されました。

『イエロー・ハンカチーフ』は2008年公開、主演をウィリアム・ハートが務め、彼を取り巻く重要なキャラクターとしてエディ・レッドメインや、『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが出演、ヒロインはマリア・ベロが演じています。さらに、オリジナル版でヒロインを務めた桃井かおりさんもカメオ出演。ワンシーンだけですが、日本語でのお芝居もありますよ。

先住民の文化の中で育ったゴーディを、愛らしい青年として演じたのがエディ・レッドメインです。のちにカップルになるマーティーンも、最初は奇妙だと怪しんで、はっきりと「ウザい!」と言っていたのですが、純粋で心やさしい青年だとわかると、少しずつ打ち解けていきました。

弱々しくもある青年から、マーティーンに好かれようと試行錯誤したり、彼女と向き合うことで少しずつ強さが見えてきたりと、その微妙な変化を見事に演じています。

初めて見る方は、ぜひこれを!とおすすめしましたが、きっと、最初に見た方は、「なんてへなちょこな人なんだ!」と、本当にエディ・レッドメイン自身がそんな人柄であるように見えるほど、リアルです。

[この映画を見れる動画配信サイト](2016年11月25日現在配信中)
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『博士と彼女のセオリー』

博士と彼女のセオリー (字幕版)

エディ・レッドメインが、2015年に初めてアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品です。この後紹介する『リリーのすべて』でも、同賞にノミネートされました。

「あのホーキング博士と、あのリリーと、あのファンタビの人が一緒!?!?」と、知っていても、何度見ても、びっくりしてしまうほど変化があります。

実在の天才科学者、スティーブン・ホーキング博士(エディ・レッドメイン)がALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究に挑んだ半生と、妻との夫婦愛、家族愛を描いています。

決して明るい作品ではないのですが、鑑賞後にはあたたかさが残ります。観る人それぞれに悩みや不安があったとしても、「よし!今日も!」と、前を向きたくなる作品です。

『イエロー・ハンカチーフ』でも書きましたが、微細な変化を、観る人にわかりやすく伝える芝居をしてくれるのがエディ・レッドメインです。特に、ALSという病気についても描いているため、芝居として、その素晴らしさは顕著でした。身体が不自由になるのと反比例して、エディレッドメインの演技が鮮明になってきます。その凄さをぜひ体感してほしいです。

『リリーのすべて』

リリーのすべて (字幕版)

日本では、今年公開されました。これも実話をもとにした映画です。

1926年のデンマークで、ある日、画家である妻に女性モデルを頼まれたことから、自分の中に潜在する「女性」の部分を意識し始めます。以来、女装をして街に出かけるなど、リリーという名の女性として生活する時間が増え、実際の身体と気持ちが一致しないことに葛藤する時間が続きますが、ふたりで支え合いながら人生を送るストーリーです。

今では、日本や世界でも少しずつ理解が深まってきていますが、エディ・レッドメインが演じたリリーエルベは、実際に、世界で初めて性別適合手術を受けた人です。その事からもわかるように、1920年代当時は理解されることではありませんでした。周りとの関係性で苦しむ様子も描かれています。

そんな中でも、リリーの大きな支えとなり、手術を受ける決断に同意した妻の強さや、夫婦の信頼関係に胸を打たれました。

そして、再三、いや散々書いていますが、この作品でもまた、女性としての意識を持ちはじめてからのリリーの変化に圧倒されます。

ガラっと急に女性に変わるでもなく、心の内にある不安や葛藤を表情に含ませながら、リリーとして外を歩くときの華やかな印象は、やはりエディ・レッドメインだからこそ表現できた、と過去の作品を振り返っても思うのです。

まとめ

「私って、こんなにエディレッドメインに魅了されていたっけ…?」と、この記事を書きながら、新事実を発見した気分になっています。同じ俳優だと意識しないとわからないほど役に幅があり、作品の中での変化も丁寧に演じているからでしょう。

今回紹介した3作品は、公開中映画、“ファンタビ”の鑑賞前でも後でも、エディ・レッドメインの新しい魅力に出会えるはずです。ぜひ、ご覧ください!

(文:kamito努)

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    ライタープロフィール

    kamito努

    kamito努

    1995年生まれ、現役大学生。京都在住で、フリーランスライターです。 もともと邦画が好きで、話題作はもちろん、ミニシアターへも足を運んでいますが、 最近は洋画も多数鑑賞します。ともに音楽系の映画が好きです! かなりミーハーなので王道は欠かさずチェックしています!

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