スピルバーグ最新作『BFG』日本語版声優に本田望結

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 本田望結



映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で、ヒロインの少女ソフィーの日本語版声優を、本田望結がつとめることが明らかとなった。

映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』日本語版声優に本田望結


ロンドンに住む好奇心旺盛な少女ソフィーが出会ったのは、子供たちに夜ごと「夢」を届ける巨人BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。ひとりぼっちのソフィーと、巨人にしては優しすぎるBFGの間には次第に「奇妙な友情」が生まれていく。やがて、小さなソフィーの勇気は大きなBFGを動かし、イギリス最大の危機を救うことに――

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映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者、ロアルド・ダールによる児童小説「The BFG」(邦題:オ・ヤサシ巨人BFG)を原作に、スティーブン・スピルバーグ監督が実写映画化するファンタジー・アドベンチャー。好奇心旺盛な少女ソフィーと“やさしい巨人”BFG、孤独だったふたりが友情を超えた絆で結ばれ、世界に大きな変化と奇跡を起こす物語となっている。

『E.T.』から34年。数々の名作、ヒット作を生み出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグと、ディズニーとのコラボレーションで描かれる本作の、ヒロインで好奇心旺盛な少女・ソフィー役の日本語版声優を本田望結がつとめることが、このたび明らかとなった。

今回の発表に併せて、Q&A形式での本田望結へのインタビューがシネマズに到着している。




BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 本田望結



Q.数々の名作を生んでいるスピルバーグ監督とディズニーがタッグを組んだ特別な作品だが、話が決まった時の率直な感想は?

A.私はディズニーがとても大好きで、たくさんの作品を観ています。声の出演が決まった時は、大好きなディズニーと世界中の皆さんが知っている有名なスピルバーグ監督の素晴らしいタッグの作品に参加できる、ということで「まさか!」と思いました。

Q.劇場映画のアフレコは初めての挑戦ですが、声優を挑戦することへの想いは?

A.まず一番に、うれしかったです。台本をもらった時に、一番目に名前が載っていたことにびっくりしました。ソフィーとBFG、2人の思いで世界が変わっていくので、奇跡を与える物語になっていると思います。声優さんは、声だけを皆さんに聞いていただくというお仕事なので、嬉しさやドキドキもありましたが、3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います。

Q.声だけの演技は難しかった?

A.今回のアフレコのためにディズニー・アニメーションをみさせていただきました。今回は“本田望結を全部捨ててソフィーを演じる”ということを一番に考えました。「この声、本田望結ちゃんがやってたんだ!」と気付かれずに言われたらと思います。

Q.何か特別な練習をしたり、参考にした事は?

A.たくさん練習しました。声優さんのお仕事はすごくやってみたくて、オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています。すごく緊張しましたが、ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢が叶いました。

Q.好奇心旺盛でしっかり者のソフィーと本田さんの共通点は?

A.私は小さい時からすごく人見知りなんですが、ソフィーはとても好奇心が旺盛で強い気持ちや勇気をたくさん持ってる子だと思いました。私もフィギュアスケートをやっていて、皆さんの前で演技をするということは、きっと強い気持ちがないと出来ないスポーツだと思うので、そういう面では少し似ていると思いました。ソフィーはずっと一人ぼっちだったので、BFGは大好きな友達だと思います。

Q.ソフィーはBFGとともに、大きな勇気を持って、世界変えようと奮闘するが、本田さん自身が、勇気を持ってチャレンジしたことで、大きな成功を成し遂げたことは?

A.(フィギュアスケートのことにはなりますが)大会だと緊張もたくさんありますし、その中で出来た時は凄く嬉しいです。
以前、アイスショーに参加した時ですが、私が失敗してしまうとアイスショーすべてが残念になってしまうのでは?という気持ちになったことがあります。ロシアでプルシェンコさんのアイスショーに妹と参加させてもらった時、ショーの全部が物語になっていて、そこで私と妹が失敗してしまうと物語全部が違うようになってしまう、という緊張感がありました。ただ、そこで成功した時は、これから何をする時も強い気持ちでいられるのかなと思いました。今回(アフレコ)も本当にドキドキしたのですが、本田望結ではなくソフィーとして出来たと思います。

Q.心優しい巨人BFGはどんな印象?

A.巨人=大きなイメージでドキドキしました。初めて映像を観た時は大きくてビックリしました。一人ぼっちのソフィーが優しい巨人のBFGと出会って、2人で力を合わせて、2人の友情とソフィーの勇気で世界を変えていくお話なので、2人の掛け合いのシーンを大切にやりました。最後まで「巨人て大きいな」、「一度はあの巨人の世界に行ってみたいな」と思いました。

Q.もしソフィーのように、巨人と友達になったら、本田さんはどんなことをしたい?

A.私は泳ぐことが大好きで、プールには行ったことがあるんですが、海で一度も泳いだことがないんです。海と言えば沖縄のイメージがあり、BFGの肩に乗って、ぴょーんって沖縄まで行って泳いでみたいなと思います。ちょっと超えて、ハワイにも行ってみたいです(笑)。

Q.BFGはみんなに夢を吹きこみ、幸せを与えているが、本田さんが吹き込まれたい夢は?

A.お芝居やフィギュアスケートで、ロシアやアメリカ、シンガポール、中国など、海外に行かせてもらったことがあります。人同士は言葉が通じなくても心の気持ちだけで通じることがあると思いますが、でも少し、あれ?と通じないこともあるので、吹き込まれた夢の中では、私がどんな言葉でも全部話せるようになっている、そんな夢を見てみたいなぁ、と思います。

Q.特に好きなシーン、気に入ったシーンは?

A.一番初めのシーンです。BFGがソフィーを捕まえて巨人の国へ行くシーンが一番グッときました。もちろん1つ1つの全部のシーンがとても大事ですが、BFGとソフィーが初めて会う、そしてそこから物語が始まるので、一番注目のシーンだと思います。

Q.今回はハリウッド映画で〈声優〉初挑戦だが、次は女優としてのチャレンジは?

A.声優さんというのが一つの夢だったので、今回叶ってすごく嬉しいです。でも女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、出来ればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど……。この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました。




映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は、2016年9月17日(土)より、全国ロードショー。

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