画家・ルノワールの息子による名作映画『ピクニック』がデジタルで蘇る

印象派画家の巨匠ピエール=オーギュスト・ルノワールの息子、ジャン・ルノワール監督の名作映画『ピクニック』のデジタルリマスター版が、東京渋谷のシアター・イメージフォーラムにて6月より公開されることが決定した。

ピクニック

歴史に翻弄された名作

パリから田舎へピクニックに出かけた一家の楽しむ姿をテーマとした本作には、田舎風景の描写を得意とした父の絵画を超えるとも言われる、湖や森などの美しい風景がモノクロームフィルムに描かれている。

そんな美しい風景を描いた本作、実は映画の完成には様々な波乱があったようだ。
1936年に撮影が終了したものの映画の完成前に第二次世界大戦が勃発し、作品はドイツ軍に破棄されてしまう。しかしオリジナルネガは映画の保存・修復や配給を目的として設立されたシネマテーク・フランセーズによって救出されていたため、それを元に編集を進め1946年にパリで初公開となった。

戦後70年を記念し、デジタルリマスター版として現代に蘇った名作『ピクニック』
ヌーヴェルヴァ―グをはじめとする数多くの作家から“映画の父”と敬愛されたジャン・ルノワール監督の名作を、シアターのスクリーンで味わってみてはいかがだろうか。

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