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2017年03月01日

米林宏昌監督最新作、ヒロインに杉咲花

米林宏昌監督最新作、ヒロインに杉咲花

『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手がけた米林宏昌監督の最新映画『メアリと魔女の花』のヒロイン・メアリの声を杉咲花が演じることが明らかとなり、あわせて最新の予告映像が解禁となった。

2度目のタッグ!米林宏昌監督最新作『メアリと魔女の花』に杉咲花


メアリと魔女の花 場面写真



7年に一度しか咲かない花“夜間飛行”。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔女の国へ飛び立つが――

メアリと魔女の花 場面写真



映画『メアリと魔女の花』は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手がけた、スタジオジブリ出身の米林宏昌監督による最新作品。2014年末にスタジオジブリを退社し、新拠点スタジオポノックで制作する初の長編作品となる。

このたび、本作のヒロイン・メアリの声を杉咲花が演じることが明らかとなり、あわせてダイナミックなアニメーションを取り入れた予告映像が解禁となった。

メアリと魔女の花 杉咲花



杉咲花が演じるのは、魔女の国で大冒険を繰り広げる元気な少女・メアリ。米林宏昌監督をタッグを組むのは『思い出のマーニー』以来2度目となる。

今回の発表にあわせて、杉咲花と西村義明プロデューサーからのコメントがシネマズに到着している。

杉咲花/メアリ役


子どものころから私と家族にとっては欠かせない存在だったジブリ作品の志を受け継いだ、スタジオポノックの長編アニメーション第一作目に携われることは、私にとって飛びっきりのサプライズでした。スタッフの方に言われて気づいたのですが、タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることも嬉しかったですし、運命的なものを感じました。
ジブリ作品の中では米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』の大ファンです。米林監督が描く、映画がはじまった瞬間のハッとさせられるような繊細で美しい映像と、観終わった後に“暖かさ”がずっと残る、まるで魔法にかけられたような感覚になれるところが大好きです。
私が演じることになったメアリはすごく真っ直ぐで前向きな女の子です。メアリは決して器用な人ではないのですが、誰かのために一生懸命頑張ろうとする姿はすごく魅力的だと感じました。きっと映画を観ていただいく方もメアリの愛らしい姿に心を揺さぶられるのではないかと思います。素敵な作品を、自信を持って皆様にお届けできるように頑張ります。メアリに“花”咲かせます!

西村義明プロデューサー


「メアリの声を、杉咲花さんに!」そう決めたのは、今からちょうど1年前。新スタジオを構えたばかりで、ぼくらがまだ1秒のアニメーションすら出来ていないときでした。そろそろ声を考えなければと、そのとき頭に浮かんだのが杉咲花さんだったのです。
『思い出のマーニー』で第三のヒロイン“彩香”を演じてもらったとき、当時16歳の杉咲さんは、米林監督にこう言いました。
「一番好きなジブリ作品は、米林監督の『アリエッティ』なんです。」
そのときの彼女のまっすぐな眼差し、あのときの笑顔、そして何より好奇心に満ちた彼女の声を思い出したとき、「これは主人公・メアリにぴったりだ!」と思ったぼくは、米林監督に提案。監督は大きく頷いて「彼女なら、出来ます!それに、この映画はメアリと“花”の映画です」などと、親父ギャクで笑いあったのはさておき、それ以来、監督は時折、杉咲さんに事前に少しだけ吹き込んでもらった声を聴きながら、メアリを描き続けています。
映画『メアリと魔女の花』は、杉咲花さんの声に始まり、その声とともに完成を向かえます。制作は順調に遅れていて本番のアフレコはまだ先ですが、この夏、米林映画の新たなヒロイン・メアリと“花”の大冒険に、ぜひご期待ください!




映画『メアリと魔女の花』は、2017年7月8日(土)より、全国東宝系でロードショー。


画像ギャラリー


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(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会

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