江口洋介・本木雅弘がヘリコプターで登場!『天空の蜂』記者会見
クライシス・サスペンス超大作、映画『天空の蜂』9月12日(土)全国公開を先駆けて、主演である江口洋介、本木雅弘、堤幸彦監督が、神戸にあるヒラタ学園神戸エアセンターでの記者会見イベントに登場した。
ヘリで登場!劇中を思わせる迫力
会見開始時に江口・本木はヘリからレッドカーペットへ颯爽と登場する豪華なパフォーマンスがあり、集まった100人の大歓声を受けた。
堤監督も加わり、格納庫内に移動して記者会見を実施した。
「撮影を思い出しました。」迫力の上空シーン
ヘリコプターからの登場を振り返って、「撮影を思い出しました。」と語るのは、主演の江口洋介。
「撮影の方ではヘリから乗り出しているシーンがありまして、ものすごいアクションなんです。かなり緊張していたのを思い出しました。今日はそのヘリに乗って、再現していただいて、ありがとうございます。本当にスーパーアクション映画になっているので、是非とも劇場のデカい画面でご覧ください!」と、撮影時の緊迫感を語った。
そして同じく本木雅弘は、「このような派手なセッティングをしていただいて光栄です。ありがとうございます。
実は、神戸にヘリで降り立ったのは31年ぶりになりまして。誰もご存じないかと思いますが、実は私は3人のグループをしていた頃にですね。」と切り出し、会場を沸かせた。
なんと本木は1984年の頃に、例の『3人グループ』の3周年記念イベントで、ヘリで全国七か所を廻るというイベントを行っていたそう。そこで江口が、「そのグループ知ってますよ!」と合いの手を入れ、笑いの絶えない会見になった。
「冗談はさておき、そのように世の中にも人生にも、予測不可能な出来事が起こり得ると。良い奇跡も悪い奇跡も起こるという中で、困難が目の前に現れた時に、いったい自分は何を守り抜けるのかと。
そういうことを問いかけている映画です。一見、重たいテーマに感じるかもしれませんが、小さなお子様から幅広い世代で楽しめるエンターテイメントに、熟練の技で堤監督が仕上げてくださいました。是非たくさんの方にスクリーンで観ていただきたいと思っております。」と、作品に込められた深いメッセージについて語った。
未来の空を担う学生から大質問会
教育事業としてパイロットや客室乗務員・航空整備士の育成なども行うヒラタ学園の学生さん達からお祝いの花束と、監督・キャストのお二方へ質問が投げかけられた。
「アクションも色々あったりして、原発のことも、『見て見ぬふりしてはいけない』と思いました。江口さんに質問なんですが、ヘリコプターに乗っているシーンなどが印象的だったのですが、怖い思いなどはされなかったのですか?」という質問に対し江口は「意外と『高い所は大丈夫だな』と思っていたんですよ。ところがやっぱり実際上がると・・・。いやぁ、ちょっとドアが無い状態のヘリってのはこんなに怖いのかと思いましたね。」と正直な気持ちを語った。
「でも、学生さんこういうのを目指しているわけですから。本当にこれからの空での大活躍を祈ってます。頑張ってください!」と、エールを投げかけた。
そして本木へ、「原発などを色々映画で扱われていたので色々と考えさせられることがあったのですが、他にもどんな世代の人たちにこの映画を観てもらいたいですか?」という質問があがり、
「まさに皆さんのような若い人たち、そしてもっと小さい方たちも、これからの未来を担っていく人たちに、この映画を観てほしいですね。ただ、大人向けのテーマを真正面から受け止めることもできますが、小さいお子さんたちにはある意味“怪獣映画”として観てもらってもいいのかと。
かつて『ゴジラ』という映画がありましたが、あれは人間の欲望が生み出した産物。それがゴジラという怪物、そういうオチがありますよね。それと同じように、本作『天空の蜂』の巨大ヘリも、そして原発も、ある意味人間が生み出した怪物なのではないかと。
そのような“怪獣映画”として、まずはお父さん、お母さんと観ていただいて。それが数十年後、もしくは数年後に成長した時、映画の背景に隠れていた大きなテーマに気づいて理解してもらえれば何よりだと、脚本を担当された楠野さんも仰っておりました。」と、未来へつながる映画である事を、脚本家の意図を添えて応えた。
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