監督の発言にチェブラーシカがしょんぼり!? 『ちえりとチェリー/チェブラーシカ』舞台挨拶

「ちえりとチェリー」構想は4年前から

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「正直に言うと「チェブラーシカ」の方は2010年に3本作った時に、引退というか次の人に任せようかと思ったんですが」と監督が話し始めると、チェブラーシカは寂しそうに監督を見つめ、その姿を見た客席から笑いがこぼれます。

監督は「ごめん、ごめん」とチェブラーシカをなだめつつ、「ロシアの動物園に行ったときに、チェブラーシカがワニをやるっていうのを思いついちゃった。それで、ロシアで著名なユーリ・ノルシュテインさんや原作者のエドュアルド・ウスペンスキーさんに話したら面白がってくれたので作りました」と思いつきがきっかけだったと明かしていました。

また、「チェブラーシカ」はどうしてもロシアのファンを意識せざるを得ないそうで、一方、羽を伸ばして自分なりの作品を作りたいと挑んだのが『ちえりとチェリー』なんだそう。

こちらはかなり構想を練っていた作品だそうで、高森さんも4年前のパイロット版(人形を動かすための音声ガイドになるもの)から関わっていて、その時は女性キャラクターのほとんどに声を当てていたんだとか。

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高森さんは「世には出ないものとして作っていたので、いろいろなキャラの声を当てさせていただいたんですけど、そのあとで「もしかしたらちえりをやってもらうかもしれない」とお話をいただいて。パイロット版から本編も、というのはあまり聞いたことがなかったので、本当かなと思いながら…。いざ、本編のアフレコまで2年くらいあったので、心の準備は2年間かけてできたと思います」と実際にアフレコに至るまでの経緯をお話していました。

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パペットアニメーション『ちえりとチェリー/チェブラーシカ 動物園に行く』は全国各地のホールや公共施設で上映会を行う「スローシネマ」というスタイルで、2016年2月より公開開始予定です。

公式サイト:http://www.chieriandcherry.com/

(文・写真:大谷和美)

(文:大谷和美)


    ライタープロフィール

    大谷和美

    大谷和美

    高校2年の時に観た「バトルロワイアルⅡ」に衝撃を受け、映画の道を志すも、縁あって雑誌編集者に。特撮誌、若手俳優グラビア誌等の編集・ライター、WEB編集者を経て、現在はフリーランスで活動中。社会の闇を描いた邦画が好きで、気づけばR指定のDVDばかり借りていることも。一方、元々好きだったライダー・戦隊などの特撮作品やコメディ映画も好んで観ます。

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