映画『GOZEN -純恋の剣-』優希美青インタビュー。不治の病を抱えるヒロイン役に「ずっとやってみたいと思ってた」

8人の男性たちが命を懸けて挑む「御前試合」をテーマに、映画と舞台を展開するプロジェクト「東映ムビ×ステ」。2019年7月5日(金)より公開となる映画『GOZEN -純恋の剣-』では、ひとりの女を巡る二人の男の姿を描いている。

本作で、主人公の青山凜ノ介(犬飼貴丈)と恋に落ちる、病弱なヒロイン・八重を演じた優希美青さんに、本作の見どころや撮影の舞台裏について伺ってきました。

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──本作への出演が決まったときの率直なお気持ちを教えてください。

優希美青(以下、優希):本格的な時代劇というのが初めてだったので、すごくうれしかったです。今回演じさせていただいた八重という女の子は、病気と戦いながらまっすぐに生きている子なんですが、そういう役柄も初めてで、ずっとやってみたいと思っていました。

──なぜ、病気と戦う役柄を演じてみたかったんですか?

優希:医療系の作品をよく見るのですが、すごく大変そうだけど、やりがいがありそうだなと思っていて。病気と戦いながらも生き甲斐を見つけていくという部分が難しそうだけど、チャレンジしてみたかったんです。

──そんな八重を演じるにあたり、意識されたことはありますか?

優希:病気と戦っている子ではありますが、八重は心の部分では弱い子ではないので、弱々しい印象にはならないように意識しました。登場したときに「この子どこか具合が悪いんだろうな」って映ってしまうと、ただのか弱い子になってしまうなと思って。

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──確かに、すごく行動力があって意思の強い女性ですもんね。

優希:そうなんです。八重は芯の強い子で、自分の中で「こう生きよう」というものが決まっている子で、自分のあるべき姿というのを分かっている子だから、病気という面を強く出しすぎて、そこが薄れちゃうのは嫌だなと思いました。

──優希さんご自身と八重に、共通する部分はありますか?

優希:私も八重同じで、「こう!」と決めたらそこに向かっていくタイプなので、意思が強いというか頑固ってよく言われます(笑)。

──頑固と言われるのは、ご家族から?

優希:家族もそうだし、友人からも言われます(笑)。多分、負けず嫌いだから頑固っぽく見えちゃうのかな。

──お仕事の面でも頑固さが出ることはあります?

優希:出ます(笑)。今回の撮影でも、私が思っていたことと石田(秀範)監督が思っていることが違っていたときには、「私は、ここはこうだと思います」って話し合っていたりしたので。監督は、すごく話しやすい方で、相談しやすかったです!

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──先程、本格的な時代劇は初めてというお話もありましたが、撮影に関してはいかがでしたか?

優希:最初は「頭が重いな、帯が苦しいな」って思ってたんですけど、それは慣れたら全然平気でした。でも所作はすごく苦戦しましたね。特に走り方が難しくて…。走るときって前に行きたいからどうしても大股になっちゃうんですけど、時代劇では小股で走るのが美しく見えるということで、何回も所作の先生から「大股になってるよ!」って言われました(笑)。

──現代では小股で走ることってないですもんね(笑)。

優希:しかも結構な小股なんです(笑)。あとは、イントネーションですね。語尾のニュアンスが今とは違うので、「今のは現代口調になっている」って音声さんに言っていただいたりして、「そういう違いがあるんだ!」って難しかったです。

──純愛も今作のテーマのひとつですが、恋愛描写を表現するにあたって意識されたことを教えてください。

優希:八重と恋に落ちる凛ノ介は、元々隠密だったということもあって、人間らしい感情があまりなかったというか、人を殺めることに抵抗はなかったんです。でも、そんな凜ノ介が八重に出会って、初めて抵抗を感じて…。だからこそ、「凛ノ介が好きになりそうな八重を演じてほしい」と監督からも言われて、どんな子を好きになるんだろう…とすごく考えましたね。

──撮影の合間などに京都は満喫できましたか?

優希:マネージャーさんと抹茶のティラミスを食べに行きました! ずっと食べたいなって思っていたので(笑)、行けてよかったです。あとはやっぱり、京都ならではの体験をしたかったので、和紙でランプを作る体験にも行きました!

──改めて、本作を楽しみにしているファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

優希:恋愛要素があったり、御前試合という男性同士の戦いのシーンがあったり、いろんなドラマが詰まっている作品なので見応えがあります! 性別、年齢問わずに、たくさんの方に観ていただけたらうれしいです。

優希美青の喜怒哀楽エピソード

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優希美青さんに、喜怒哀楽にまつわる撮影現場でのエピソードを伺いました。

優希美青の「喜」

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柳の木の下でのシーンを撮影していたときに、監督が「すごく良かった!」って褒めてくださったんです。そんなふうに言っていただけたのはそのシーンが初めてだったので、とてもうれしかったですね。ぜひ、そのシーンにも注目して観ていただきたいです!

優希美青の「怒」

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楽しいことばかりだったので、怒るようなことはなかったですね(笑)。

優希美青の「悲」

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衣装が汚れないように、メイク用の浴衣を用意したんですけど、毎日洗濯していたらどんどん縮んでしまって…。クランクインしたときは足首まであったのに、アップしたときには膝下ぐらいまでになっていて悲しかったです。でも、スタッフさんたちに「なんか八重ちゃんらしくていいね」って言われました(笑)。

優希美青の「楽」

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京都のスタッフの皆さんがすごく優しくて、着物の着方やたたみ方など、なんでもイチから優しく丁寧に教えてくださったんです。だから、すぐ打ち解けて撮影の合間にもたくさんお話しましたし、女子会みたいなときもあって、すごく楽しかったです!

(撮影:冨永智子、取材・文:榎本麻紀恵)

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    ライタープロフィール

    榎本 麻紀恵

    榎本 麻紀恵

    女性向けメディア、エンタメメディアの編集を経て、現在はフリーの編集、ライターとして活動中。美少女、美少年を愛でるのが生きがい。映画は絶対一人で観たい派。特撮、アイドル、2次元など、夢のあるものが大好きです。

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