『ハイロー2』は映画を越えた別次元の何かに到達した!ヤバいテンションでその凄さを全力で語る!

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HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY 第1弾ポスタービジュアル

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

公開中の『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』(以下、『ハイロー2』)が超すげええええ!ウァアアアアア!!ホァアアアアアー!!なんじゃこりゃあ!!!これはヤバい!!!マジでヤバい!!!!

すみません、取り乱しました(深呼吸)。観た後はそんな風におかしなテンションになってしまう、もはや映画という次元を越えた何かである『ハイロー2』が最高すぎました。その魅力を以下に紹介します!大きなネタバレはありません!

※筆者が書いた過去の『HiGH&LOW』シリーズの記事はこちら↓
『HiGH&LOW THE MOVIE』は『シン・ゴジラ』に匹敵する超娯楽作!男たちにもオススメしたい8つの理由

真のイケメンは壁ドンをせずに自身が壁になる!『HiGH&LOW THE RED RAIN』 3大魅力はこれだ!

1:邦画史上最高のアクションシーンが誕生!
日本が誇る職人・大内貴仁の“足し算”の仕事ぶりを堪能しろ!

まず本作を観た誰もが思うであろうこと、それはアクション!アクション!アクションがすごすぎんだろ!!ということ!アクション監督を務めたのは大内貴仁、前作『HiGH&LOW THE MOVIE』や『るろうに剣心』シリーズでも見せたその手腕は、今回はもはや邦画史上最高レベルに到達、いや、ハリウッド級か、もはやそれ以上にまで進化したと断言します!

白眉となるのは、中盤の10分間にもおよぶカーアクションでしょう!映画ファンに向けて表現するのであれば、『ワイルド・スピード』シリーズに引けを取らないゴージャスかつアイデア満載のカーチェイスが展開し、なおかつ『ジョン・ウィック』的な近接での格闘も組み合わさっているという印象なのです!

大内貴仁はこのカーアクションを監督するにあたって、コストを下げるための“引き算”ではなく、限られた予算内で「もっと面白い見せ方はできないのか」と“足し算”をすることを重要視していたそうです。たとえば、クルマの動きだけになって間延びしてしまわないように、つぎつぎに人間がクルマの屋根に飛び乗ったり、または屋根から車内に飛び込んだり、さらには車内での肉弾戦になったりと、人間の動きを絶妙に絡められるように、工夫に工夫を重ねたのだとか。

しかも、本作のスタント・チームは日本の代表格の“SUPER DRIVERS”。現場を仕切っていた野呂真司はドラマ「西部警察」から活躍していた超ベテランで、今回も安全性に気をつけながらも、クルマがクラッシュする瞬間を内側(車内)からも撮影していたり、勢い良くクルマを回転させるために火薬のほか圧縮空気も使うという妥協のない仕事ぶりだったのだそうです。

果ては、このカーアクションの撮影のため、特大クレーンを備え付けたトラックを特別に製作したのだとか!そのおかげもあり、「今のはどうやって撮ったんだ!」と驚くカメラワークがてんこ盛り。CGや合成を使わないのはもちろん、細かいカット割りなどでもごまかさない、生身の人間の身体能力と、そして大迫力のクルマのクラッシュシーンが噛み合った、最大限の“足し算”で作り上げたカーアクションを劇場の大スクリーンで観れば、「いま幸せ!幸せ!」と叫びたくなるほど多幸感でいっぱいになりますよ!

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

しかもすごいのはその中盤の10分間だけじゃない!冒頭のこれまたダイナミックなカメラワークで展開する“あの”アクションには鳥肌が立ちました!これはぜひ衝撃を受けて欲しいので、詳細は書きません!観てください!ここでテンションがアガりまくってからの、立木文彦のナレーションでのカッコよすぎる“今までのおさらい”では、もう脳がヒートアップ寸前になるほど大興奮したよ!

そして圧巻のクライマックス!前作のあの“コンテナでの大乱闘”を超えたアクションのぶっ続きには、もうアドレナリンが出すぎて頭がどうかしてしまうと思いました(もちろんいい意味で)。他にも度肝を抜かれるような、「こんなの見たことねえ!」なアクションが目白押しであり、中にはアイデアが斬新かつ大胆すぎて“笑ってしまう”という領域にまで達したものまでありました。その面白さとすごさを語ると、字数がどれだけあっても足りません!

いいですか?日本が誇る最高のアクション監督とスタント・チームが作り上げた“邦画史上ナンバーワン”のアクションが観られるのが、この『ハイロー2』なのです。アクション映画ファンにとってこれ以上必見の映画があるでしょうか?これほど言っても観てくれないのですか!いや観てください!(2回目)

2:美術も前作超えだ!
圧倒的スケールのクライマックスの舞台がすごすぎる!

橋本創が手がけた美術もまた“前作超え”をしています!何と言ってもクライマックスの“廃業となった駅”のスケール感は半端なものではありません。九州某所の使われていない貨物駅を利用したとのことですが、画面に映る落書きの1つ1つや、列車内の“ぶつかると曲がるフレーム”までキッチリ作りこんでおり、さらにさらに大迫力のアクションが映えるようになっていました!

そのほか、映画冒頭の“闘技場”は建設途中でストップしてしまったリゾート施設を改造して作り上げたとのことですが、良い意味で「ここはどこなんだ!」とツッコみたくなるほどの“異世界感”がバリバリです。“釣り堀”のシーンでは、なんとチラッと“ジョーズの置物”が見えるという、どうかしている(※褒め言葉)光景までもが目に飛びこんできました。主人公格のキャラを演じている岩田剛典は公開前に「もう(日本)アカデミー美術賞は取ったんじゃないかと思います」とコメントしていましたが、筆者も完全に同意します!

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

この圧倒的な完成度の美術に、前述したような邦画史上最高のアクションと、ボーカル入りのアゲアゲな“劇中歌”が加われば、もうテンションがマックスになるのは仕方がないことなのです!

3:新キャストがヤバい!
中村蒼の悪人、小林直己のターミネーター、NAOTOの“監獄のキング”は必見だ!

今回から新しく参戦したキャストの素晴らしさにも触れなければいけますまい!

中でも出色は、残虐かつ冷酷、息を吸うかのように暴力をふるい、その行動には歯止めが効かないという強烈な悪人を演じた中村蒼でしょう!純朴な好青年を演じることが多かった彼は、この役のオファーが来た時には「何かの間違いだろう」と、脚本を呼んだ時には「(まったく共感ができないキャラの強烈さに)大丈夫か?」と思ったそうですが、そのご本人の不安がウソなんじゃないか思うえるほどの最低最悪(※褒め言葉)のヒールを演じきっていました。この狂犬のような中村蒼と、黒木啓司との死闘は“痛み”も伴う凄まじさであり、心の底からハラハラしたよ!

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

命令を完遂することを喜びとする、“ターミネーター”の異名を持つキャラを演じた小林直己もヤバすぎます!無表情でしつこく追ってきて、その身体能力はもはや人間離れしており、果ては“不死身”というワードが思い浮かぶほどの体力と回復力は、まさに『ターミネーター2』のT-1000(液体金属ターミネーター)ではないですか!しかも刀身が長い特注の日本刀で襲ってくるんだぜ(小学生のように大興奮)!なお、小林直己は役に入り込みすぎたあまり、撮影の合間で言葉での挨拶をしなかったり、冷たい対応をしていたせいで、共演者からクレームをつけられていたのだとか。役作りをしすぎて私生活に悪影響が出ているって、それもT-1000を演じていたロバート・パトリックと同じじゃないか!

さらに、NAOTOは圧倒的存在感の“監獄でのキング”を熱演。役に入り込むためにイメージしたのは、なんと大人気マンガの「ワンピース」のドフラミンゴという「不適でいつもニヤニヤしているけど、過去に何かあったと思わせる」キャラだったのだとか。さらに「ジョジョの奇妙な冒険」らしい“オーバー気味の動作”も採り入れていたのだそうです。そのマンガファンのNAOTOと岩田剛典のクライマックスでのバトルは、「早すぎて見えない」と思わせるほどに凄まじい!

さらに、「指先でコインを曲げるほどの怪力を持つが、子どもに優しい兄貴分」というキャラを演じていた関口メンディーも最高だ!“根は優しくて力持ち”という愛される設定に見合った親しみやすい台詞と演技には、すぐに大好きになれました。

このように初登場となる人物は多いのですが、そのキャラが濃すぎるために速攻で覚えることができるでしょう(笑)。しかも、劇中では情報量が多すぎて頭がパンクしそうになっている観客をねぎらうかのような、「初登場が多いけど、がんばってついてきてね!」な感じのセリフもあったりしますので、お聴き逃しなく。

4.:予備知識無くても楽しめる!
だから今すぐにでも観てほしいんだ!

今さらの説明ですが、『HiGH&LOW』シリーズは、ドラマ、マンガ、SNS、ライブなどのあらゆるメディアが融合した総合エンターテインメントと銘打たれています。シリーズの世界観はさらに広がりを見せ、名前があるキャラだけでも100人を超えるというボリュームになっている……そのため、本作『ハイロー2』で“いきなりの途中参加”をするのは難しいと思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、『HiGH&LOW』シリーズ初心者という方もご安心を。前述した新キャラがこれ以上なく魅力的ということもあり、少しくらい話がわからなくても大いに楽しむことができるのですから(冒頭に今までのあらすじもありますし)!何より、ハリウッドに匹敵するクオリティかつ「こんなの見たことない!」の連続のアクションは、予備知識なんかまったく必要なく楽しめるのですから!だから、今すぐにでも劇場で観てほしのです!

ストーリーも含めて最大限に楽しみたいという方も、前作『HiGH&LOW THE MOVIE』および、スピンオフ的位置づけの『HiGH&LOW THE RED RAIN』だけを観ておけば問題ないでしょう。今回はそれら2作から地続きの物語になっているため、鑑賞済みであれば、伏線がつぎつぎに回収される快感に大いに酔えるはず!

しかも、今回は主人公たちの敵となる存在が“倒すべき巨悪”としてよりクローズアップされているおかげもあり、少年マンガのような“友情”や“絆”のを描いた物語のアツさも増しています。これだけの多くのチームや人物をまとめ上げて、前作からさらに観やすく、さらにテンポよく楽しめるようになっていることも素晴らしい!

ちなみに、今回のタイトルの「END OF SKY」は企画プロデュースをしたEXILE HIRO曰く、「青春の終わり」を意味しているそうです。具体的にどのように青春が終わりを迎えるのかは、ぜひ本作の結末を観て、考えてみることをおすすめします。

さらに余談ですが、本作はあまりにアクションやドラマの“取れ高”があまりにも多かったために、元々1本だったシナリオを2本に分けたのだそうです。そうであるのに、ここまでの圧倒的な満足度と興奮があるなんて!続く3作目『HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION』は11月11日公開、待ち遠しくて仕方がありません!

HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION 第1弾ポスタービジュアル

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

5:今の日本でいちばん『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に近い映画だ!

前作『HiGH&LOW THE MOVIE』では、あの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にオマージュを捧げたと思しきシーンがあり、それも大きな見どころになっていました。なんと今回では……ぶっ続き大迫力アクション以外にも「マッドマックスみたいだ!」と思うポイントがあったのです!

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

それは、「言葉で説明しなくても、そのキャラのたたずまいや、映画的な演出で“背景”が見えてくる」ということ。特に、起こった出来事をあえて詳細に描かず、登場人物が「どう行動していたか」「どのような傷がつけられたか」だけで語るあの演出には感動しました!

これは、「アクションがぶっ続く内容なのに、キャラや世界観にものすごい奥行きがあるために、何度観ても楽しめる」という『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の魅力にそっくりであり、ナレーションや説明台詞ではありえない“映画ならではの面白さ”そのものではないですか!

しかも、筆者はまだ1回しかこの『ハイロー2』を観ていないのですが(ごめんなさい!)今も「あのすごすぎるアクションをまた観たい!」「あの説明をしていないシーンの意味を深読みしたい!」という半ば禁断症状に似た欲求が止まらないんですよ!この「脳内麻薬が全開で出まくっていた快感をもう一度得たいから劇場に行きたい」という感じ、これもまた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』そのままではないですか!

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

筆者は絶対に、後1,2回は『ハイロー2』をキメてきます!皆さんも、ぜひこの興奮を味わってください!また、エンドロール後まで絶対に観てください!お願いします!

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(文:ヒナタカ)

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