4代目「ビューネくん」って? 2017年の注目俳優・竹内涼真の魅力を語る

竹内涼真 2016年 カレンダー 壁掛け B2


突然ですが、メナード化粧品のCMに登場する「ビューネくん」をチェックしていただきたいのです!

初代は藤木直人さん、先代は松田翔太さんがビューネくんとしてCMに起用されていましたが、現在のビューネくんをご存知でしょうか?

そう! 竹内涼真!

このCM、やぁっばいんです!

竹内涼真さん演じるビューネくんが、「ビューネ化粧水」を使う女性を応援するCMになっていて、思わずドキッとする内容なんです。

今回、竹内涼真さんが演じるのは、4タイプのビューネくん。すでに公開されている映像は「うなずき」「大人」「熱血」「理系」と、さまざまな表情を見せています。

2017年6月30日(金)まで人気投票を実施中で、6月18日(日)現在は「大人ビューネくん」が人気なようです。

Ryomania―竹内涼真1st PHOTO BOOK



さて、カッコいいビューネくんを演じている竹内涼真さんですが、最近は『帝一の國』、『ラストコップ THE MOVIE』などの映画や、朝ドラ『ひよっこ』に出演中で、見かける機会も増えています。さらに、7月ドラマ『過保護のカホコ』に出演することも公開されました。

そこで、今回の「シネマズ女子部」では、2017年注目株の俳優・竹内涼真さんの魅力をたっぷりと語ります。

竹内涼真は仮面ライダーだった!


「仮面ライダードライブ」フォトアルバム Sounds of Speed (学研ムック)



いまや、仮面ライダーシリーズへの出演は若手俳優の登竜門。竹内涼真さんも、2014年10月から1年間、『仮面ライダードライブ』で主演を務めていました。

2014年というと、かなり最近のような感じがしますが、そもそも芸能界入りをされたのが2013年。雑誌『mina』で初の男性専属モデルになったのがきっかけです。

デビュー当時から「仮面ライダーになりたい!」と公言し、また、最近は「朝ドラに出たい!」(土屋太鳳ちゃんが何度かブログで書いていた)と話していたようで、まさに有言実行の男!

デビュー5年目にして、活動の幅はかなり広がりつつあります。

『青空エール』(2016)


青空エール DVD 豪華版(2枚組)



主人公・つばさ(土屋太鳳)のお相手で、野球少年の大介を演じました。ここでは、「マンガ原作の実写化、青春恋愛映画もできるぞ!」ということを示してくれたように思います。

竹内さんは、芸能界入りするまでサッカーに打ち込んでいたようですが、映画では違和感のない野球プレーを見せていました。特に、高校球児を演じるには体格も重要。華奢な俳優さんが多い中、鍛えられ、ドシっとしていて、キャッチャーにぴったりでした。

『帝一の國』(2017)


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大鷹弾、やられましたねえ。かっこよかったですねえ。

竹内さん演じる大鷹弾(オオタカ ダン)は、家庭の事情でアルバイトをしながら、幼い兄弟の面倒もみている苦労人。名門である海帝高校の生徒にしては、異例の環境にいる存在でした。しかし、学力は校内でもトップクラスと、アンバランスな高校生です。

まだ上映中の作品なので、ストーリーの詳細は控えたいと思いますが、生徒会長の座を争う内容が中心になっていることや、注目の若手俳優6名が主要人物としてキャスティングされたことが重なって、どこかギラギラした雰囲気のある作品でした。それが今作の魅力であり、より一層面白くさせた要素でもあると思います。

しかし、大鷹弾、ひいては竹内涼真を観ていて、どこか近い距離に感じませんでしたか。

若手俳優というより、もはやカリスマと化している菅田将暉。
いつも明るく元気で前へ前へと出てくる、お調子者の野村周平。
特徴的な声でお芝居をし、可愛い女の子が大好きな間宮祥太朗。
華奢で、“かわいい”の中に誠実さと切なさを持っている志尊淳。
全力でかわいいのかと思いきや、結構エロくて毒もある千葉雄大。

どれにも特化していないけれど、どの要素も持っている、それが竹内涼真さんだと思いませんか。このバランスこそが竹内さんの魅力であり、お芝居にも活かされているのではないでしょうか。

バランスのよさ、というのは、一歩間違えれば「イケメンだけど普通の人」として、周りに埋もれてしまうかもしれない危険もはらんでいます。しかし彼は、見事に魅力へと転化させているように思います。

『ラストコップ THE MOVIE』(2017)


ラストコップ THE MOVIE サブ


(C)2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International


2016年10月クールの連続ドラマ『ラストコップ』。新メンバーとして加入した竹内さんは、すぐに頭角を現しました。…“キモ山”として。

竹内さんが演じた若山省吾(ワカヤマ ショウゴ)は、動画サイトに自身の動画をアップするなど、「自意識過剰」も過剰な警部。そんなキャラの強烈さから、若山をもじり“キモ山”というあだ名がつけられました。

作品もコミカルな部分が多く、他のキャストのお芝居にもコメディが組み込まれていましたが、その点では“キモ山”は圧倒的なコメディ担当でした。

今をときめくイケメン俳優がここまでやるのか、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。ドラマでも炸裂していた「キモ山節」が、映画では爆発。ファイナルらしい、泣かせにくるエピソードの後に、ドッカーン!みたいな。

ただ、“キモ山”は一人で暴走していたわけではなくて、桜井日奈子さん演じる三島巡査とのコンビネーションありき。ふたりの掛け合いや絶妙な間は、観客としてはひたすら笑って楽しいシーンでしたが、お芝居の技術の結晶だったはずです。

「バランスの良さ」だけで勝ち上がってきた人でないことは、この作品を観ればきっとわかります。

朝ドラ『ひよっこ』、7月スタート『過保護のカホコ』


連続テレビ小説「ひよっこ」 オリジナル・サウンドトラック



宣言から、まもなく、有言実行となった朝ドラには、大会社の御曹司で勉強熱心な大学生役で出演中。7月12日(水)スタートの『過保護のカホコ』(日本テレビ) では、親に捨てられ施設育ちの、アルバイトで生計を立てている大学生と、両極端な大学生役を掛け持つことになります。

どちらの人物でも、持ち前のバランス感覚を発揮してくれることを期待してしまいます。

これを機に、主役級のお仕事が増えることも考えられますね。それはもちろんうれしいことなのですが、どうか、遠い彼方へは行ってしまいませんように、現実的でリアルな、それでいて身近に感じられる竹内涼真さんでありますように。そう、願いたくなる俳優さんです。

(文:kamito努)

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