河邑ミク、R-1ぐらんぷり2018決勝戦進出の意気込みを語る!
2018年3月6日に開催される「R-1ぐらんぷり2018」の決勝戦。そこに見事進出を果たした松竹芸能所属の河邑ミクさんと紺野ぶるまさん。
今回の記事では、河邑ミクさんのプロフィールと合わせて、紺野ぶるまさんとの対談による決勝戦への意気込みをお届けします。
河邑ミク
読み方
=かわむらみく
本名
=河邑 美空(かわむら みく)
生年月日
=1994年8月8日
出身地
=大阪府
血液型
=A型
身長
=168cm
趣味・特技
=ドラム、ピアノ、バレーボール
=https://twitter.com/8buonpu_39
□レギュラー情報
NHK
「連続テレビ小説 わろてんか」
ABC
「おはようコールABC」月~金5:00~6:45(不定期出演)
KBS京都
「夢追人~農に生きる~」毎月第二土曜日12:00~12:30不定期
eo光テレビ
「ゲツ→キン」火16:30~17:30(不定期出演)
姫路CATV
「ぶらばん。」
河邑ミク×紺野ぶるま対談
※本記事の対談部分は紺野ぶるまさんの意気込み記事と同内容になります。プロフィール情報や写真構成が異なりますので、合わせてお楽しみください。
⇒紺野さんの記事へ
※3月3日11時半以降閲覧可能
──R1グランプリの決勝に進出が決まって、今の率直な感想をお聞かせください。
河邑ミク:弱気な発言かもだけど、実感がないですね。
紺野ぶるま:去年が決勝に行けなくてとにかく辛かったんです。落選が決まった瞬間光と影的にサラッと消え去らないといけなくて。あの感じは正直二度と体験したくないと思うものだったので、今は「あーよかった」みたいな感じ。疲れました(笑)
──決勝進出への自信はありましたか。
河邑ミク:あまり考えなかったかもですね。とにかく決勝まで数が多かったので、目の前の予選を地道に頑張った感じです。
紺野ぶるま:今年ちょっと難しいかなって思ってました。周りの芸人さんみんないい人なので、ダメそうだと何も言ってこないんですけど、今年は本当に何も言われなくて(笑) それで今年は厳しいかなと思いつつ、柔軟にネタを変えたりして何とかうまくいきました。もう一度言いますが、疲れました(笑)
──決勝のネタは決めてますか。
河邑ミク:迷いまくってます。お客さんの反応的に多分決勝上がってるメンバーの中で笑いの量など下の方になるので。このままだったらまずいという迷いですね。何とかしないとです。
紺野ぶるま:そこまで迷ってはいないです。でも予選と決勝は雰囲気が違うんです。客層、天候、雰囲気、順番、その時のニュースとか世の中の空気にハマった人が優勝すると思ってます。なので、予選は予選、決勝は決勝かなと。でも運もあるので迷わず今思ってる「これだ!」を披露したいです。今疲れてるので美容院とかに行ってメンテナンスしたいですね。あとはマイナスなこという人は絶対に近くに寄せたくないです(笑)
河邑ミク:わたし…(苦笑)
──お二人がお笑いを始めたきっかけは何でしょうか。
紺野ぶるま:私は人生に絶望している時に見たテレビがきっかけですね。その時にテレビでくまだまさしさんと鈴木Q太郎さんが一枚のブルマを履くというネタをやってて、それがお腹が痛くなるくらい笑ってしまったんです。
それで「こんな大人になりたい!あっち側に行きたい!」と思うようになりました(笑)
その影響から、紺色のブルマを履いて、ハミパンというネタを思いついたんです。なので“紺野ぶるま”って名前でやらせて頂いてます。
一回売れなすぎて芸名を変えようと思ったこともありました。“エロティック・ティラミス・ジュンコ・抱いて・Hold on me”に変えようと思って。でもそれだとエロネタしかできなくなっちゃうと言われて断念しました。でもその後3年エロいネタしかやらなかったんですけどね(笑)
今は変えなくてよかったなと思ってますよ。
河邑ミク:私は大阪出身なので普段からバラエティが身近にあった影響が大きいのかなと。新喜劇見たりして、そこにいるだけで面白いと思われる人間になりたいなと思ったんです。
高校卒業したらコンビの芸人になろうと友達と約束していたのですが、卒業間際で解散してくれと言われちゃって…。それがめっちゃ辛くてどうしようと思って、でも何もしないのも良くないので一人で養成所に入ろうと思って、松竹の養成所に入りました。
そこでも一回相方組んだのですが相方がもうやめちゃって…。新しい相方がほしくて、休むといけないから、まずは自分が良い芸人になろうと思ってここまでピンでやってきました。今でも相方募集中なんです。誰かいませんかね…。
──ネタはどういう風思い浮かんでくるのでしょうか。
紺野ぶるま:自分の悩みで、特に誰にも言えない本音みたいなものを考えたことがあって。それで何で言えないのかと思ったら、それはゲスかったりエロかったりすることが多いのかなって。それをネタにしたりしてますね。
河邑ミク:普段言えないことを言ってみたいというのがあって。ちょっと恥ずかしい、例えば「好きです」みたいな。そういうワードの前後にネタを付けていってみんなに面白く思ってもらえたらなと。そうやって私の場合は構築していってる感じですね。
──R1グランプリのその先で、目指している理想はありますか。
感極まって泣き出す河邑さん
河邑ミク:まずは多くの方に面白いと思ってもらいたいですね。
その先で言うと、本当に願望なんですけどソファー座って喋るタイプの番組に出たいんです。昔やってた「あいのり」とか、あと今なら「オシャレイズム」とかそういうのですね。
紺野ぶるま:「あいつの書いたネタやってみたい」って言われたいんです。女優さんとかに逆指名されたいです。その流れで舞台の脚本とかも挑戦したいなって。
あとはずっと本を出したいなと思っています。私のやってるネタ(エロネタ)みたいなのでも、よく調べると結構何百年も昔から本に書かれてたりもするんです。日本の伝統芸能に歴史を刻みたいです。
──R1グランプリは、純粋に優勝したいですか。それともとにかく爪痕残したいですか。
紺野ぶるま:目指すのは優勝ですけど、点数評価なのでこれは本当に難しいなと。私は愛されないタイプなので(笑)
それは仕方ないとして、それでもコントをベストな状態でやりきって、点数関係なくたくさんの人に面白いと思ってもらえたらなと思っています。
河邑ミク:私はまだ知名度が全くないので、まずは知ってほしいです。優勝できなくても「こんなおもしろい人いるんだ」と片隅でも思って頂けたら出る意味があったのかなと思います。
──今まで事故ったコントやエピソードなど何か教えてください。
ガチで泣き止まない河邑さん
紺野ぶるま:もうしょっちゅう!事故じゃないのですが、ゲスいネタをやってテレビで全カットになったことはあります。時代を待っていても死んでいくだけ。そう吹っ切れるきっかけになったのでまあ良かったかなとは思ってます(笑)
河邑ミク:コントで滑ることもあるんですが、遠くから来た人の設定で前説をやった時に大事故を起こしました。大阪の劇場でやったのですが、なぜか関東出身を装って「埼玉の横浜から来ました」って言ってしまって変な空気になりました(笑)ピンなので誰もフォローもしてくれなくて辛かったですね。だからこそコンビがいいんですよ(笑)
──あえてファン層を増やすならどういう層に増やしたいですか。
河邑ミク:同性ですね。女性のファンて付きづらくて。憧れてますね。
紺野ぶるま:子供とか女性とか憧れます。最初はそこですね。でも何か裏目裏目で(笑)
河邑ミク:それはネタ的に(笑)
紺野ぶるま:男にモテたくてやってると思われたりするのですが、だったら芸人やりませんて(笑)
河邑ミク:本当に!(笑)
紺野ぶるま:でも何かよく言われるんですよね。同性から見ると鼻につくみたいで(笑)ただ、最近は何しても嫌われるならとことんやったろうかなと。それで結果的にファンになってくださる方も出てきたらなと。何事も恐れずにチャレンジを続けるのみです。
──最後に意気込みをお願いします!
紺野ぶるま:私は31歳、“本厄独身女性”の魂の叫びを見てください。
河邑ミク:私は年女なのでその力をふんだんに使います。楽しみにしていてください。
紺野ぶるま:ねえ、それネタと全然関係なくない?(笑)
河邑ミク:(笑)
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(取材・文:柳下修平)
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