ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』牛島蓮司役の武田航平にインタビュー!原作よりもイケメンなのは「しょうがない(笑)」

2019年4月13日(土)深夜0時より、BSテレ東にて放送スタートする真夜中ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』。歌舞伎町を舞台に、女性弁護士の凜花が依頼人の悩みを解決しながら自身も成長していく姿を描く本作。

そんな凜花を支えていく事務員・牛島蓮司を演じた武田航平さんにお話を伺いました。

──本作への出演が決まったときの率直なお気持ちは?

武田航平(以下、武田):弁護士ものということで、法律に関することを勉強しないといけないなと思ったと同時に、今までこういう役をやったことがなかったので素直にチャレンジしたいと思いました。僕は弁護士ではなくてパラリーガルという立ち位置ですが、事件や依頼人の悩みに積極的に関わっていく役なので楽しみながら撮影することができました。

──法律の勉強はされたんですか?

武田:弁護士ものの作品を見返したのと、現場に用意されている資料に目を通しました。さすがに六法全書は読めなかったです(笑)。でも弁護士やパラリーガルがどういう仕事なのかと知っていくのは非常に興味深かったですし、とても難しい仕事だなと思いました。とにかく知識量が必要な仕事なんだと痛感しましたね。

──原作の牛島に比べると、ドラマではかなりイケメンの牛島になっているな、と(笑)。

武田:それはしょうがないですよぉ! 僕がやるんですから(笑)!

──(笑)。原作がある作品ですが、何か意識されたことはありますか?

武田:特別何かをってことではなくて、脚本のとおり、凜花さんを支えるように常に傍にいるように心がけました。撮影中だけではなくて、現場でも朝倉さんがどういうことで悩んでいるのか、何を考えているのかっていうのを意識してどうやって接するかというところを大事にしていました。

あとは、原作はもちろん、脚本も面白かったので、書いてあるとおりに役を自分なりにやっていこうと心がけました。最近「脚本に忠実に」がモットーで(笑)。言葉をなるべく一字一句そのまま余計なアドリブをしない。もちろんアドリブが必要なときはやりますが、脚本に忠実に!です。

──脚本に忠実にやろうと思ったのには何かキッカケがあったんですか?

武田:『仮面ライダービルド』の打ち上げのときに、脚本家の武藤(将吾)さんに言われたからです(笑)。「他の役者は一字一句変えずにやっていて、変えるときは事前にちゃんと確認していた。それに比べて武田航平は……」って(笑)。

──そうだったんですね(笑)。

武田:そうだったんですよ!『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の撮影のときは、脚本に忠実にやったんです。そうしたら、役としての気持ちも通っていいなと感じました。そのことを武藤さんに伝えたら、「脚本どおりにやったことでいいと思ってもらえて僕は安心した。書いてよかったな」って仰っていて。そのときに、脚本家さん達が一生懸命生み出したものに真摯に向き合うということをないがしろにしていたと、自分勝手を反省しています。芸歴19年目でそれを反省してるってダメですよね(笑)。

今回の『凜花』でも、牛島という役は凜花さんを影で支えてサポートしていくタイプなので、いいアプローチができたのかなって思いました。

──牛島の魅力はどこにあると思いますか?

武田:牛島は凜花さんと花太郎さんをふたりとも大切にしていて、潤滑油のような人間だなって思いました。情熱もあって歌舞伎町という街を愛していて、街の人達のことも大事に思っている人間ですが、その情熱をあまり出しすぎずに内に秘めたまま行動に起こしていくというところが魅力的ですし、それをちゃんと表現できればいいなと思ってやらせていただきました。

──牛島は弟キャラのような感じもしますが、凜花さんを上手く転がして引き込んでいるなという印象を受けました。

武田:そうですね。まさにそうだと思います。話が進むに連れて、凜花さんに対して自分はこう思うっていう主張だったり、凜花さんとぶつかるシーンも出てきます。牛島と凜花の関係性も進んでいくので、視聴者の方々にとっても、このふたりはどういう関係なんだ?って思う部分もあると思うので、そこはくすぐられてほしいですね(笑)。

──牛島の過去は明らかになっていくんでしょうか?

武田:正直、牛島の過去が明らかになることはないんですけど、花太郎先生のもとにいる理由っていうのも何かしらあると思うんです。過去に自分が先生に救われたのか、家族が救われたのか。そういう熱い関係性がないと、この事務所にここまで傾向できないと思うんですよ。花太郎先生と凜花の昔の関係についても知っているわけだから、なんとか仲を取り持ちたいっていう気持ちもありますし。僕は、自分の家族が花太郎先生に救ってもらってそれがキッカケで法の道を志したのかなって思っているんですけど…。なんだか牛島が主人公の話ができそうですね(笑)。

──本作では女性キャストが体当たりでお色気シーンに挑む姿も印象的ですが、武田さんには体当たりシーンというものはあるんでしょうか?

武田:あります!凜花さんとラブホテルで2人きりになるシーンがあるんですけど、そこはコントみたいになっていて面白いですよ(笑)。2人であたふたしているので、「何やってるんだよ~!」って微笑ましく見てほしいです。

──最後に、改めて本作の見どころをお願いいたします。

武田:凜花さんが成長していく姿が一番の見どころです。依頼人のいろいろな悩みを解決していくわけですけど、その中で凜花さんが自分自身の家族や、なぜ弁護士になったのかとか、そういうことも明かされてきて、全てが繋がってくると思うんです。凜花さん本人は気づかないままそっちに進んでいったり、そこに牛島がたまに道を作ったり、違う方向に行きそうになったら、梯子を外してみたりと、いろいろとコソコソやったりするので、そういうやりとりも楽しみにしていてほしいです。

武田航平の喜怒哀楽エピソード


撮影現場での喜怒哀楽にまつわるエピソードを教えてもらいました。

武田航平の「喜」


今回一緒にお仕事をさせていただいた植田尚監督は、僕が10代の頃に出演させていただいた『7人の女弁護士』のときも監督をやられていた方だったんです。だから再会できて嬉しかったです。そういえばこのときも弁護士ものですね(笑)。あとは朝倉さん、山地さんの2人と一緒のシーンが多かったんですが、お二方が明るくて真面目な方たちで、同じ志を持って撮影できたことが嬉しかったです。

武田航平の「怒」


このドラマを通して、弱い立場の人につけこんだ犯罪や嫌がらせというのを、より実感しました。そういう人達に対する怒りを覚えながら、凜花さんたちと共に戦ったので、改めてこういう犯罪はいけないなと思いましたし、作品を通して発信できるということが良かったです。

武田航平の「哀」


実は僕と山地さんの地元が一緒で、地元の話題などを楽しく話していたんですけど、山地さんは僕の9個も下で…。9個も下という現実も哀しいですし、9個も年下の女の子と一緒にケラケラ笑っている自分にも哀しくなりました(笑)。

武田航平の「楽」


キャストの皆さんと同じ方向を向いてやれたことです。完成したものを観て、植田監督がやりたかったことはこういうことなんだって実感できました。そしてそれに向かって皆でハードなスケジュールの中やりきれたことは、振り返ってみると心底楽しかったなって思います。

(撮影:冨永智子、取材・文:榎本麻紀恵)

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    ライタープロフィール

    榎本 麻紀恵

    榎本 麻紀恵

    女性向けメディア、エンタメメディアの編集を経て、現在はフリーの編集、ライターとして活動中。美少女、美少年を愛でるのが生きがい。映画は絶対一人で観たい派。特撮、アイドル、2次元など、夢のあるものが大好きです。

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