「正義のセ」最終回だけでも楽しめる!5つのポイント!



(c)日本テレビ 



今夜最終回を迎える吉高由里子さん主演のドラマ「正義のセ」。

阿川佐和子さんのシリーズ小説をドラマ化した今作。横浜地検で働く2年目の駆け出し検事である竹村凛々子(吉高由里子)が、一つひとつの事件に向き合い、検事として成長していく物語です。

安田顕さん、三浦翔平さん、寺脇康文さん、生瀬勝久さんらが脇を固め、健気で熱心な凛々子を全面的にバックアップ。周りから愛される凛々子が可愛らしくて愛らしいのが魅力的です。

今回は、最終回のあらすじを予習しながら、「正義のセ」の見どころをご紹介します。

第10話のあらすじ


凛々子は、衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当することになった。秀成は、被害者の入江(佐藤祐基)にからまれて、身を守るために反撃したら殺してしまったと主張し、それを裏付ける目撃者も現れる。また、入江が過去に傷害事件を起こしていたことも発覚し、事件は秀成による正当防衛かと思われた。

だが、凛々子と相原(安田顕)が捜査を進めると、被害者・入江の意外な素顔が明らかになる。入江の働いていた料亭の店主は「真面目な青年だった」と言い、恋人・笑子(岡本玲)も、「穏やかで人に暴力を振るう人間ではない」と訴える。凛々子は、この事件には、表面上だけでは見えない真実が隠されていると感じる。

そんな中、秀成の父・中条議員が秀成の釈放を求め、港南支部に姿を現す。毅然とした態度で拒絶する支部長・梅宮(寺脇康文)。だが中条は、検察上層部への圧力をほのめかし、さらにはマスコミを動かし、世論を検察批判の流れに持っていこうとしていた。

秀成の起訴判断を誤れば、検察庁全体が危機に陥ってしまうかもしれない・・・・・・いまだかつてない重圧の中、凛々子は事件の真相を追うーー。

公式HPより




注目ポイント


ポイント⑴ 事件に真摯に向き合う凛々子


ドラマ「正義のセ」は全体を通じて1話完結で見やすい構成だったものの、毎回さまざまな事件を扱い、その起訴判断を迫られる凛々子を見ていると、決して穏やかではいられない場面もありました。

現代社会にはびこる問題を思い起こさせるストーリーを身につまされる思いで鑑賞していた視聴者も少なくないはずです。

しかし、そんな切実なテーマを扱っているからこそ、一つひとつの事件に真摯に向き合う凛々子に感情移入してしまいます。

真実を突き止めたときに感極まって度々泣いてしまう凛々子が、検事として幼く健気でありながら、並々ならぬ熱意と正義感を持っていることがわかって、観ていて胸が熱くなることもありました。

何より、凛々子の熱意に影響されて、事務官の相原が技術面や精神面で凛々子を全面的に支え、今ではベストコンビになっていることも微笑ましいです。



ポイント⑵ よく食べて、よく飲む



お仕事ドラマながら、毎回、食べて飲むシーンがたくさん組み込まれているのも見どころです。凛々子の家族が豆腐屋を営んでいることから、豆腐料理が登場することが多いですが、どれも美味しそう。そして凛々子の食いっぷりも良くて、観ていて気持ちが良いです。

同僚との飲み会のシーンにもユーモアがあります。港南支部の検事と事務官が集まって愚痴を言い合ったり、士気を高め合ったりしていて、毎回お決まりながら良いシーンでした。さらには、エース検事である大塚(三浦翔平)と凛々子が酔った勢いでキスする場面もあり、笑えるハプニングもありましたね。

最終回も、きっと凛々子がよく食べて飲むシーンがあるはず!


ポイント⑶ 豆腐屋を営む家族


お仕事ドラマでありながら、凛々子の家族をしっかりと描いていたことも素敵でした。凛々子の生い立ちについて、このドラマで多くは語られませんでしたが、両親と、豆腐屋を継ぎたいと考えている妹・温子(広瀬アリス)の中で育ってきたからこそ、凛々子は純粋で、仕事に熱心なのだということがよくわかります。

第9話で凛々子が検事としてピンチに陥ったときも、家族みんながたくさん料理をつくって凛々子の帰りを待っていてくれました。詳しく事情を聞くわけでもなく、受け入れてくれる家族の姿勢が、凛々子の人柄にも繋がっています。

ドラマが最終回を迎えるだけでなく、凛々子の家族に会えなくなるのも寂しいですね。


ポイント⑷ 恋の行方は!?



凛々子は現在、4年付き合っていた中牟田(大野拓朗)とお別れし、新しい恋を探しているところ。

三浦翔平さん演じる大塚と、酔っ払っていた勢いでキスをしてしまい、その後の大塚は何かと凛々子を気にしている様子です。

さらに、凛々子の担当事務官である相原とも、かなり相性が良い様子。

ラブストーリーの要素は強くないドラマですが、最後に恋の予感もあるかもしれませんね!


ポイント⑸ 名バイプレーヤー揃い



すでにご紹介していますが、凛々子の担当事務官である相原を演じている安田顕さんや、港南支部のエース検事・大塚を演じる三浦翔平さん、支部長・梅宮を演じる寺脇康文さんなど、凛々子を支える周りのキャストが豪華です。

さらに、凛々子の父親を生瀬勝久さん、母親を宮崎美子さんなど、それぞれ登場シーンは多くないながら、個性が際立ち、愛したいキャラクターばかりです。

凛々子と、凛々子を演じる吉高由里子さんが中心となって、協力し合いながらドラマに挑んでいることが、作品の中からも伝わってきます。




「正義のセ」最終回は今夜10時から放送!



駆け出し検事である凛々子が懸命に仕事に取り組み、同僚や家族に支えられて成長する様子は、観ていて微笑ましく、応援したくなります。

huluでは全話無料配信中です。さらに、最新話(第9話)をご覧になりたい方は日テレオンデマンドにて第10話放送開始前まで視聴可能です。

先週の放送を見逃した方や、今からでも最初から観たい! という方はぜひ。

最終回は今夜10時から放送です。お見逃しなく!


(文:kamito努)


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