インタビュー
仮面ライダーの聖地巡礼ならココ!“石ノ森萬画館”に「俺、参上!」
仮面ライダーの聖地巡礼ならココ!“石ノ森萬画館”に「俺、参上!」
■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会
聖地巡礼という言葉が日常茶飯事で使われるようになった、今日この頃。
最近で言うと『君の名は。』で描かれた岐阜県飛騨に行くであるとか、聖地巡礼というフレーズが使われるきっかけだと言われてる、『サマーウォーズ』の舞台となった信州上田に行くであるとか。
僕の世代で言うと『世界の中心で、愛を叫ぶ』の舞台になった、香川県高松市庵治町に行くであるとか、『スラムダンク』で描かれた鎌倉高校前駅に行くであるとか。
東映特撮の聖地といえば、現代で言うと大泉撮影所になるかと思うんですが、いや、そもそもの聖地を忘れてませんか?
ということで、仮面ライダーの原作者、石ノ森章太郎先生の作品が多数展示してある、石巻市は“石ノ森萬画館”に行ってまいりました。
ありがたいことに宮城県民の皆様にはおなじみの、三又又三さんの番組「三又ノ番組」のロケでX-GUNの西尾季隆さんと一緒に。
“石ノ森萬画館”に着く前から、道路沿いに仮面ライダーやアカレンジャーなどの像があり、勝手にテンションを上げてくれます。
着くや否や、今だけ限定の展示物が迎えてくれました。
『仮面ライダードライブ』の“トライドロン”が目の前にあるじゃありませんか。中にはしっかりとベルトさんとシフトカーも。
ここからは長年芸人頑張ってた特典。
ロケということで“トライドロン”の運転席に座らせていただきました。
おおー! 竹内涼真さんはこの体勢で運転してたのか!
そして、「ドライブ」ファンの皆様申し訳ございません。
エンジンもかけさせていただきました。
しっかりとトライドロンの振動、体感させていただきました。
幸せー!
ローカルヒーロー『シージェッター海斗』にも注目!
“石ノ森萬画館”には原画も多数あり、そこも堪能させてもらいつつ、いちばんのお目当ては『シージェッター海斗』の限定映像。
どんなにネットを検索してもあがってこない、この“石ノ森萬画館”でしか見れないスペシャルムービー。
数年前から話題になってた今作品。
なんと監督は石田秀範監督、脚本は三条陸さん、アクション監督には宮崎剛さん。
主演は『仮面ライダーカブト』でガタックに変身する、加賀美新を好演された佐藤祐基さん。
そして目玉トピックスは何と言っても、ミスター仮面ライダー・高岩成二さんが鳴海光真として、見事な素面演技をされてるということ。高岩さんがギャバンばりのポーズをとって、シージェッター海斗の変身キーワード「閃鋼(せんこう)」を口にされるシーンは、たまらなくかっこよかったです。
遠藤正明さんが伸びのある高音で歌う主題歌も、耳に残りまくり。
たった15分ほどの作品なんですが、涙腺が破壊されそうなほどの内容。
また見たい。
脚本も演出もアクションも音楽もどれをとっても最高。そして佐藤祐基さんが魅力的な俳優さんだと再確認。
次は息子連れてまた絶対来ます。
ロケということで、シージェッター海斗も登場してくれました。
しかも、僕が「閃鋼」させてもらえるという、スペシャルサプライズも。
マジでかっこいい。
芸人頑張っててよかった。
腰に巻かせてもらったベルトの重さ、一生忘れません。
お土産屋で『シージェッター海斗』の音楽集と、仮面ライダーのプロデューサー・平山亨さんの会場限定寄稿対談集を購入。
平山亨さんのご子息、平山満さんの魂が込められたこの一冊。今まで聞いたことがなかったエピソードが山盛り掲載されており、ページをめくる度に胸が熱くなること間違いなしなので、行かれた際には手に入れていただくことをオススメします。
“石ノ森萬画館”には石ノ森章太郎先生の息吹が散りばめられていました。是非一度、寄っていただきたいと思います。
(文・写真:オジンオズボーン・篠宮暁)
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