佐藤健のサプライズ出演以外も見どころ満載!「平ジェネFOREVER」は今劇場で見ないと100%後悔する

■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

巷では映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットで、街を歩けばQueenの曲がそこら中から流れている2018年の暮れ。

でも、それを超えるくらいにロックでエモーショナルでソウルフルな映画を僕たちは見てしまった。

一年前に公開された前作がファンに大いに受け入れられ、傑作中の傑作として観客の記憶に焼き付き、この作品に並ぶ作品は当分出てこないだろうと思われていましたが、出てくるんですよね。

とんでもない労力ととんでもない熱意といろんな気持ちが合わさったおかげで、どえらい映画が出来上がったんです!

それが『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』。

トピックスがここまで多い映画も珍しいんですが、その辺はまた後ほど触れるとして、まず単純にストーリーがいい。

現実と虚構という、僕らの最も身近で当たり前で、でも正面から向き合えない部分をここまで大胆に掘り返し、「仮面ライダーはやっぱりいる」というところに映画全体を使ってもっていくパワーに魂が震えました。

子供の頃、思ってました。

宇宙人が攻めてきたとしても、地球には仮面ライダーがいるから大丈夫だと。

しかし大きな事件や事故が起こる度、仮面ライダーはテレビの世界の作り物で助けてはくれないんだと、だんだん思うようになっていってしまいました。

では、仮面ライダーは本当に助けてくれなかったのか。

そんなことは全くありません。

誕生日にベルトを買ってもらう約束を親とすることで、それを楽しみに毎日頑張ることができました。

放送日前日のワクワクは夢の中にまで出るほどで、放送見終わった後は友達との仮面ライダーごっこで友情を深めました。

自転車にまたがって主題歌を口ずさむだけでバイクに乗ってる気分になれたし、朝早起きして映画館並んだことも昨日のことのように覚えています。

その他にも数えきれないほど仮面ライダーに支えてもらったからこそ、今こうやってここで書かせてもらえてるし、この仕事を続けていられるのかなと思います。

この映画はそんな僕のようなライダーファンがこれでもかと共感してしまうノスタルジックな部分もありますが、一番はやっぱりこの時代の子供に向けて作られてるし、マニアだけわかればいいなんて要素は微塵もなく、全部ひっくるめてしっかりエンターテイメントとしてまとめあげられている点には感服する以外ほかありません。

「平成ジェネレーションズ」の前2作は、今までの作品のオリジナルキャストが出演してファンを沸かせたため、今回はどうなるのと期待せざるを得ませんでした。

作品がよければ別にオリジナルキャストとか関係ない、と口では言いつつも、過去の喜んだ経験がそうは思わせてくれませんでした。

しかし今作は特に情報がない。ということは、今回は特に出演しない。じゃあ純粋に作品を楽しもう、と思って見てみたら…度肝抜かれました。

今回、僕はありがたいことにこの作品に出させて頂いてます。

打ち上げにも行かせてもらいました。

しかしそこでもまったく話題が出なかったことから、相当な厳戒態勢が敷かれていたんだと思います。

すぐネットニュースに上がるこの時代に、まったく漏れなかったという奇跡を僕らはこの映画で体験させていただきました。

仮面ライダー電王/野上良太郎役の佐藤健さんの出演。

えええええええええええええええええええええ!!!!!!

いや流石に声出ちゃいましたよ。

かなり抑えましたけど。

しかも、ウラタロス憑依というのがいい。

確かに今の佐藤健さんが良太郎をやるのは無理がありますが、ウラタロスが憑いてる状態なら差が小さい。

その良太郎に向かって、良太郎を呼ぶモモタロスがまたたまらない。

このシーン、ぶっ続けで24時間見られる自信あります。

そしてそしてありがとうございます。

僕もしっかり映っておりました!

めっちゃええシーンやったやん!

ほんで息子はやっぱり最高やん!

自然と泣いてました。

あのクウガ、実は高岩成二さんが入ってらっしゃったんですが、リハの面をつけてない時に一言。

「本物じゃなくてゴメンね」

そうなんです、特撮ファンなら常識なんですが、当時のクウガは富永研司さんがスーツアクターをされていて、高岩さんではなかったんです。

それを汲んでのこの発言。

かっこよすぎるやろ!

むしろこれはこれでかなり豪華やん!!

高岩さんのクウガ、めっちゃ足長いやん!

夕日のせいでしょうか、クウガが本当に輝いて見えました。

ライジングマイティ、いやサンセットマイティでした。

ライダーキックをじっくり見せてくれる演出も涙もの。

今までだとみんなで一気に蹴り込んで倒してたところに、各々のキックをたっぷりと。

その直前のバイク勢揃いも最高。

クウガのトライチェイサーさばきは神ってたし、カブトの爆発を背にしたカブトエクステンダーはきっと黄金比に収まってるであろう美しさ。

レジェンドライダーの声も違和感ないなと思ったら本人がやってらっしゃっるなど、奇跡だらけのこの作品、映画史に残る作品だと胸を張って言えます。

一緒に劇場にいた子供たちが映画を見終わり、どこが良かったかをお父さんお母さんに報告してるのを見てグッときてしまいました。

そしてその声を聞いてると5歳、6歳の子供達がクウガ、クウガと言っているのです。

僕ら世代が結局1号を好きになったように、初代が与える影響力は偉大だと改めて感じました。

まだ見てない方、絶対に劇場で見てください!

これを今劇場で見ないと、100パーセント後悔します。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
第85回:平成仮面ライダーとは“謎の概念”!?『仮面ライダージオウ』白倉P&武部Pに篠宮暁が直撃!
第84回:『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』に出演!撮影現場での思い出を振り返る
第83回:「ルパパト」スピンオフ&「ジオウ」の「補完計画」が面白すぎる!ファン必見のTTFC作品を語る

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