『残穢ー住んではいけない部屋』の初日舞台あいさつ。早くも竹内ホラー映画から引退宣言も

『残穢ー住んではいけない部屋』の初日舞台あいさつが30日に、丸の内ピカデリーで行われ、竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、中村義洋監督が節分が近いため豆をまきながら登壇し、場内は熱狂に包まれた。

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まず、竹内が中村監督演出の魅力について「今回はホラー映画なので監督の雰囲気も少し違うかもしれない。何気ないセリフを覚えておくと最後に響いてくる。現場で無理しないように、監督の思う方に演技が誘導されていくのがj心地よかった。私が怖がりなので現場を明るくしてもらえて、監督の愛を感じた」と語る。またホラー映画のオファーについては「ちょうど18年前のリングでスクリーンデビュー。今回リベンジという形で出演したわけだけど、なるべくホラーは引退宣言をさせていただきたい」と引退宣言。

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橋本は「中村監督が好きな作品は「『アヒルと鴨のコインロッカー』。久々にホラーを取られるということで出演できてうれしかった」と嬉しげ。さらに「指導がすばらしく、端的な言葉できちんと示してくれるのですごくやりやすかった」と演出についても満足の様子。

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ハイテンションなキャラを演じた佐々木は「衣装合わせで、うっとおしい役にしたいと思って、数珠や指輪をつけたら笑われた。靴も変わった靴で玉虫色だと自分では思ったが、かんとくからキンバエ呼ばわりされて笑われた。現場は楽しくていい監督だった」と役のために変わった小物を使い笑われたことを話した。

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中村作品2度目の出演となる坂口は「『予告犯』で出演したけど、そのときは右も左もわからなかった。今回ホラー映画。撮影中ホラーをたのしそうに撮影されていて、自分も楽しくなった」と楽しく撮影できたことを明かす。

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「『フィッシュストーリー』ではチラシで名前が載り、『予告犯』ではパンフレットに名前が載り、ようやく大きな出演となた。次回は主役かな?」と滝藤はおどけてみせた。

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中村監督は「普通の作品も、ホラー映画も演出に違いはない。今回は始めから不穏な空気をだそうとしていた。いつも明る現場なんで暗くやろうと思ったけど、竹内さんが怖がりなので明るくした」と演出に違いないことを説明。

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節分にちなんでやっつけたいものを尋ねられると竹内は「寒いので怠けたい。もう少し布団の温もりを感じたい。そういうめんどくさがりで怠け者な鬼を退治したい」と怠け癖を直したいことを話す。

橋下は「夜更かしして遅く起きるという悪循環。今日は早かったのであまり寝てない」と少し眠たげな様子。

佐々木は「正月気分を抜きたい。昨日帰ったらお雑煮がでてきた」と家の正月ムードをなんとかしたげ。

坂口は「いま楽器をやっていて、同じ姿勢でやってるので肩がこった。肩こりを退治したい」と楽器を始めたことを説明した。

滝藤は「悪玉コレステロール。健康診断にいったら高いといわれた。奥さん栄養士なんですが、殺そうとしてるのかな?いや嘘だけど」とブラックジョーク。

中村監督にこの質問がいくとすかさず「脂肪」とコメント。

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最後に竹内は「これがハピーエンドなのかバッドエンドなのかは皆さんが決めてください。後味が~とこれまでいってきたし、皆さんの部屋が大丈夫なのか、2〜3日経ってからわかる。あなたの部屋が住んでいい部屋となりますように」と同作らしい締めの言葉を。

中村監督は「普通塩だと思うんだけど、今日は豆。2回目は塩を持って見ていただければと思う」と塩持参でリピートを希望した。

(取材・文:波江智)

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