インタビュー

2015年10月01日

オダギリ・ジョーさんが「身を持って教えたこと」とは?映画『合葬』公開初日舞台挨拶

オダギリ・ジョーさんが「身を持って教えたこと」とは?映画『合葬』公開初日舞台挨拶


役者の仕事は体調管理…?


役作りする上で監督とどのようなやり取りがあったのか、MCに尋ねられた柳楽さんは、「カリスマ性が欲しいといわれたんですけど、出そうと思って出るものでもないので…カリスマ性出てました!?」と逆に客席に質問。会場に起こった拍手に、柳楽さんもご満悦のようでした。
ちなみに、困った柳楽さんはインターネットでカリスマと呼ばれる人たちを検索したそうで「いろんな人がいましたけど、誰ひとりとしてカリスマ性を出そうとしている人はいなかったです」とのこと。
「でも、僕ら世代の大スター、オダギリさんがいたんです。撮影が始まったら、実はすごい近くにカリスマがいて。しっかり憧れさせていただきました」と話す柳楽さんに、オダギリさんも照れ笑い(?)を浮かべつつ「だいぶ目が泳いでるけど…」とツッコミを入れていました。
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そんなオダギリさんは撮影期間中に風邪をひいてしまっていたそうで、「叫ぶシーンも声が出なくて後でアフレコしたので、そういう姿を見て学んでもらえたかと。風邪をひいちゃいけないなとか、体調管理が役者の仕事なんだと、身を持って教えられたかな」と、淡々と話す姿が笑いを誘っていました。
また、現場での感想を求められると「ベテランのスタッフさんたちとのぶつかり合いもこの映画の良さだと思うし、そういう姿を現場で見て心の中ですごく応援していました」と話し、役者として演じる以上の視点で、オダギリさんが新しい時代劇の誕生を見守っていたことが伝わってきました。

他にも、撮休日に柳楽さん、瀬戸さん、岡山さんの3人で京都を散歩して青春を感じたという話が飛び出したり、柳楽さんはクールに見えて実はボケたがりな一面があって「ギャップにきゅんとする(笑)」と瀬戸さんが明かしたり、岡山さんが芝居に集中しすぎてセットをよく壊すことから“破壊神”というあだ名で呼ばれていたと盛り上がったり、同世代の3人の話は尽きないようでした。

瀬戸さんのお土産センスは…?


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今作は「モントリオール世界映画祭 コンペティション部門」へ出品されており、公式上映に参加した瀬戸さんからキャストたちへのお土産がプレゼントされることに。
オダギリさんは「スタッフが買ってきた仕込みじゃなくて、本当に街をあるいて探してきたそうですね」と驚いていました。

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オダギリさんにはモントリオール名物の「メープルシロップ」をプレゼント。
「僕、本当に甘いものが苦手で…」と苦笑するオダギリさんに会場から笑いが起こり、「ビンだけでも飾ります」と受け取っていました。

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最近料理にハマっているという柳楽さんにはエプロンが渡されますが、やはりただのエプロンではなくマッチョなイラストが。
柳楽さんは「めちゃめちゃうれしいです。こういう身体を目指そうかな」とその場で試着。

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岡山さんには、カナダでポピュラーなラクーンをモチーフにした帽子がプレゼントされました。
「これ、かぶる機会がなかなか…」という岡山さんですが、「でも天音くん、そういうの似合うよ」(瀬戸)、「それかぶったらカリスマ性出るよ」(柳楽)と言いたい放題のふたりでした(笑)。

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