インタビュー

2015年11月24日

永瀬正敏、綾野剛、綾瀬はるか、広瀬すずら豪華ゲストが登壇!第7回TAMA映画賞授賞式レポート

永瀬正敏、綾野剛、綾瀬はるか、広瀬すずら豪華ゲストが登壇!第7回TAMA映画賞授賞式レポート


最優秀作品賞:『きみはいい子』呉美保監督、及びスタッフ・キャスト一同


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呉美保監督と制作会社アークエンターテイメント 川村代表
「昨年『そこのみにて光輝く』池脇千鶴さんらが受賞していて応援に駆け付ける予定だったが妊娠中で興奮のためか発熱ししまい来れなかったが、次作である『きみはいい子』でここに来れて、また受賞できて個人的にも作品としても凄く嬉しい」とコメントされていました。

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日本全国いまだに上映してもらえており、海外でも劇場公開してもらえるかもしれない状況ですが、もともと本作が最初にモスクワ映画祭で上映されたときに、鑑賞したモスクワのおばさまから“この映画をぜひ世界中の人に見て欲しいと思った”と感想を頂けて嬉しかったため、この作品でその願いがもっと叶ってほしいとのことでした。

→公式サイト:きみはいい子(Link:http://iiko-movie.com/

特別賞:『野火』塚本晋也監督、及びスタッフ・キャスト一同


特別賞は映画ファンを魅了した事象に対し表彰とのことで“高い志と使命感で制作され、戦争とは何かを新しい形で後世に伝えた『野火』に対して”表彰されました。

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塚本晋也監督・森優作さん
何十年も前から本当に作りたい作品だったそうで、巨匠になってからスタッフや役者を引き連れて作る予定が、社会情勢が変わってきて今この戦争映画を作らないと見てもらえないと思い自主映画で作り始めたそうです。

「スタッフとキャストほとんどがボランティアで作ったこの作品が、スタッフとキャスト全員に対しての賞で本当にうれしい」と仰っていました。

今年8月に公開され動員数6万人を超え今も上映されているが『野火』をまだまだ少しでも多くの人に見てもらいたい、また塚本監督が“生きている監督の中で一番尊敬するマーティン・スコセッシ監督”の映画に、俳優として出演するので是非みてください!とのことです。

→公式サイト:野火(Link:http://nobi-movie.com/

最優秀女優賞・樹木希林さん


出演作品:『あん』『海街diary』『駆け込み女と駆け出し男』
※海外でのお仕事のためビデオレターでのメッセージです。
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「年を取りますと白髪になり、しわが出来、たるんで、そういうものが人間なんですけれども、役者というのはそうなればなるほど仕事になる大変効率の良い…(笑)その上、女優賞まで頂けて“万歳”でございます」という喜びのメッセージが届き、樹木希林さんのジョークに会場内は大笑いに包まれました。

11月28日(土)にパルテノン多摩・小ホールにて『あん』と『神宮希林 わたしの神様』のドキュメンタリー映画が上映されるプログラムがあります。その中でトークゲストとして阿武野勝彦プロデューサーと共に登壇されるとのことです。

最優秀女優賞・綾瀬はるかさん


出演作品:『海街diary』
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「本当にすごく嬉しいです。心から感謝しています。末っ子(広瀬すずさん)に会えてとてもうれしいです」と受賞を喜んでいました。

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『高台家の人々』という映画があと3日で撮り終わりますのでぜひ見てくださいとのことでした。

最優秀男優賞・永瀬正敏さん


出演作品:『あん』『KANO~1931海の向こうの甲子園~』ほか
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「チームKANO、チームあん、そして日本・台湾で作品を観ていただいた全ての方に感謝しています、ありがとうございます。」と受賞のコメントをされていました。

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「しわが出来てたるんできても使っていただけるような役者で居たいと思います、ありがとうございました。」と樹木希林さんのビデオレターの投げかけに返されていました。

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