【PICKUP】2016年を振り返り。ベストセラー小説を映画化した4つの洋画

NYタイムズベストセラーにて21週No.1&77週ランクイン、サンデー・タイムズ・ベストセラー(UK)にて30週No.1&66週連続ランクインの記録を打ち立て、45ヵ国でベストセラーとなったミステリー小説「The Girl On The Train」を基に映画化した『ガール・オン・ザ・トレイン』が、今週末の2016年11月18日より全国公開となる。


ガール・オン・ザ・トレイン



ベストセラーに輝いた小説を映画化した作品は邦画、洋画問わずこれまで多数製作され、公開となっている。そこで今回は、今年2016年に日本公開された洋画作品の中から、ベストセラー小説を映画化した作品を4つピックアップして紹介する。

オデッセイ


原作は、アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」(原題:The Martian)で、火星にただ1人、取り残されてしまった宇宙飛行士の不屈のサバイバル、そして人類の壮大な軌跡への挑戦を描いた作品。

監督は、『エイリアン』『ブレードランナー』やアカデミー作品賞となった『グラディエーター』など、SF映画の金字塔作品を生み出し続ける巨匠リドリー・スコット。主演はアクション映画『ボーン』シリーズでもお馴染みの名優マット・デイモン。リドリーとマットの初タッグが実現した本作は、ノンフィクションのように圧倒的なリアリティとスリルに満ちた実写映画へと生まれ変わり、第88回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞など計7部門にノミネートされた。

フィフス・ウェイブ


全世界でベストセラーを記録したリック・ヤンシー原作の大ヒットSFアクション・アドベンチャー小説「The 5th Wave」を映画化した本作。

謎の侵略者から4度に渡る攻撃を受け壊滅状態になった地球を舞台に、人間同士も互いに不信感を抱く末期的な状況で、離れ離れになった弟を救うため旅に出た少女の戦いを描いた。主演にクロエ・グレース・モレッツを起用し、見事に映像化し今年春の話題作となった。

世界一キライなあなたに


原作は、英作家ジョジョ・モイーズが2012年に発表し、世界40カ国以上で翻訳されベストセラーとなった恋愛小説「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」。

『ゲーム・オブ・スローンズ』『ターミネーター:新起動 ジェニシス』のエミリア・クラークと、『あと1センチの恋』のサム・クラフリンの共演で映画化された本作。イギリスの田舎町を舞台に、バイク事故の影響で車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失ったウィル・トレイナー(サム・クラフリン)と、その介護兼話し相手をする仕事に就いたルイーザ・クラーク(エミリア・クラーク)が、徐々に惹かれ合っていく模様を描いた。

ガール・オン・ザ・トレイン


そして、満を持して今週末より公開となるのが映画『ガール・オン・ザ・トレイン』だ。目撃者でありながら疑惑の目を向けられる主人公レイチェルを熱演したのは『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント。

ガール・オン・ザ・トレイン サブ2



愛する夫と離婚し、傷心の日々を送る主人公・レイチェルが、唯一の慰めとしていた通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”。しかし、“理想の妻”の不倫現場を目撃してしまったことで、物語が大きく動き出す本作。誰もが抱える心の闇を巧みに描き、息つく暇を与えぬ衝撃のラストへと展開していく。

映画『ガール・オン・ザ・トレイン』は2016年11月18日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー。

ガール・オン・ザ・トレイン ポスター


(C)Universal Pictures

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