「理想の夫婦」が描かれている映画5選

6月と言えば、ジューンブライド!!最近は、6月にこだわる人は少なくなってきた印象もありますが、やはり「ジューンブライド」という言葉は不滅で、「6月の花嫁さん」は多くの人の憧れであることに変わりはありません。

今週は私が考える「映画に見る理想の夫婦」が描かれている映画をご紹介したいと思います。

愛を積む人

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樋口可南子演じる奥さんがしっかりとして芯があるので、なかなか真似は出来ないですが、佐藤浩市演じる夫と年を重ねても手をつないで一緒に散歩をするシーン、やはり素敵なものです。自分の死期が迫っていることを、パートナーに内緒にして暮らせるものでしょうか?私なら自分の胸に秘めておくことは難しいのではないかと思ってしまいます。そして、知らせることが、相手のためにもなるのではないか、と考えてしまいます。

ジェラルド・バトラーとヒラリー・スワンク主演の「P.S.アイラブユー」の逆バージョン、という感じですが、こちらの作品のほうがしっくりと来ます。ジェラルド・バトラーが「300」のイメージが強すぎて、そんなマメなことをしなそうだからでしょうか?笑 (「P.S.アイラブユー」は旦那さんが先に死に、死後に奥さん宛に手紙がどんどんと届く、という設定。「愛をつむ人」は、奥さんが先に病死して、旦那様が家の中のいたるところにある手紙を発見して読む、という設定。)

私が中学時代に短期で留学した時、母が毎晩私が1通ずつ読めるように、留学の日数分の手紙をスーツケースに入れておいてくれてとても嬉しかった記憶があったので、私が第二子を出産時は、入院の日数分の手紙を家の中に隠し、長女が毎晩1通ずつ宝探しのように探して読めるようにしました。やはり手紙には、メールなどにはないパワーがありますね。

きみに読む物語

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10代の出会いから、80代の老後までの一生分のラブストーリーが描かれているこの作品。これを観ると、本当に全ては「記憶」だな、と思うと同時に、パートナーが自分と重ねて来た記憶がなくなってしまっている状態という喪失感は計り知れないなと思います。若年性アルツハイマーについて、この映画がきっかけで知りました。

結果的に別れてはしまったものの、主演のレイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングが共演後に付き合ったことは、この映画ファンとしては嬉しいことでした。
(個人的には、大学生の時に、所属しているテニスサークルの春合宿(むちゃくちゃハード)に出発する前夜、当時付き合っていた彼と劇場で観て思いっきり泣き、翌日目が腫れていた、という想い出の映画でもあります。)

カールじいさんの空飛ぶ家

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「きみに読む物語」同様、カールとエリーの幼少時代の出会いから、エリーが亡くなってしまうまで、そしてエリーが亡くなってから彼女の夢を叶えるために奮起するカールが描かれている、という一生を描いたラブストーリーです。

冒頭10分で、カールとエリーの出会い、子供を望んだけれど恵まれなかった辛い想い出、そして2人でも仲良く日々を重ね、最後にエリーが病床に伏して亡くなってしまうまでが、サイレントムービー風に表現されており、涙なしには観られません。劇場でもすすり泣きがあちこちから聞こえて、一緒に観に行った主人も隣で泣いていました。ここがあまりに盛り上がり過ぎたため、「映画のピークが冒頭部分にある」なんて声も聞きますが、そこがあるからこそ、エリーの夢を何がなんでも叶える、というカールの強い気持ちが現れる中盤以降に感動をします。

「ピクサー作品ってアニメだし、子供向けなんじゃない?」と思われている方は、この作品から始めてみて頂いてもいいかもしれません。(逆に4歳の娘と一緒に観た時、悪役のチャールズ・F・マンツが怖い、と泣いていました。)

アバウト・タイム 愛おしい時間について

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またまたレイチェル・マクアダムスがヒロインのこちらのムービー。「理想の夫婦」というテーマで選んだ場合にたまたま彼女の作品が2つビビッと来ました。

こちらの作品は「タイムトラベル」が出来る、ということでそれを聞くと「SFチックなのかな?」と思われるかもしれませんが、そこはあまり重要ではありません。全編、主演のドーナル・グリーソン(レヴェナント : 蘇りし者にも出演)を軸に進んでいきますが、常に考えていることは妻、妹、父など大事な家族たちのこと。子供が生まれる前にタイムトラベルをしてしまうと、子供が違う子になってしまうので、子供が生まれる以前にはトラベル出来ない、という制約がある中、大事な家族が幸せになるにはどうしたらいいかを常に考えてトラベルします。

これは私が主人と大きな喧嘩をした後に最初に一緒に劇場に観に行った作品で、そういったシチュエーションもあったからか大号泣しました。新婚の同僚にも勧めたのですが、新婚さんだからなのか?たまたまなのか、彼らにはあまり響かなかった、というのも記憶に残っています。笑

Mr.インクレディブル

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そして締めくくりはまたまたピクサー作品から。「カールじいさんの空飛ぶ家」と比べると、子供が3人いる家族の話なので、チーム、家族の結束、といった色が強いこちらの作品。

現役時代にお互いに惹かれたスーパーヒーローの2人がその後正体を隠して家庭を築き、日々の生活に追われていきます。そのうちに、妻の話を聞くときも新聞を読んで話半分だったり、会社をやめたことを妻に言わず、隠し事をして妻が疑心暗鬼になったり。どこの家庭でもありそうな事柄が描かれている中で、やはり旦那様を信じて力になれるように、子供を連れながらもパワーを発揮する母、強し!母としても参考になる一作です。ピクサー作品ですので、お子さんも一緒に楽しめるため、子供が寝静まってから観る必要がないのも嬉しいところです。

旦那様の帰りが遅かったり、ちょっとした喧嘩でイライラっとしてしまった場合は、こういった映画を是非観てみてください。本当はそばにいてくれる大事な、ありがたい存在であることに改めて気づけるきっかけになれば嬉しいです。

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(文:hosohana

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    hosohana 1984年生まれ。2児の母。 映画に携わることだけを考えて就活し、「何らかの形でPixarに関われるのでは!?」と思い某IT企業に勤務しています。至福の時は、ポップコーンとビールを手に映画を観ている時。出身は、映画のロケ支援を市を上げて行っている長野県上田市です。映画以外の趣味は、食器集めとサラダ屋さん巡り。特技は人を痩せさせることです。 好きな国はハワイとニューヨーク。NYに行った時に「アイ・アム・レジェンド」の撮影で道が閉鎖されていたり、Apple Storeで買い物をしようとしたら大好きなウーピー・ゴールドバーグがお会計の列で前にいたり、訪れると何かミラクルが起きます。

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