「料理を美味しく見せる方法は色々考えた」、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」三木康一郎監督インタビュー

6月4日(土)より公開となる「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」。

シネマズでは三木康一郎監督へインタビューを行いました。美しい演出や映像のエピソードや料理を美味しく見せる方法について語って頂きました。

三木康一郎監督 お写真1

ーー本作のファンタジーさとリアリティさのバランスについて教えて下さい。

三木康一郎(以下 三木):出会いの部分など、話にはファンタジーさがあります。なので主役の二人に関してはリアリティを持たせるようにしました。何となく本当にありそうな恋愛という雰囲気を目指しました。

ーー恋愛模様が美しい作品ですが、料理や季節の映像も非常に美しい作品でした。

三木:料理は美味しく見せる方法を考えながらかなり細かくやりました。実は焼く時に使用しているフライパンは中華鍋なんです。一般の家庭には無いかも知れませんが、中華鍋の深いところに油が染み込んでいる様とかがとても美味しく見えるんです。お弁当に関しても、あえて隙間を持たせた入れ方にして美味しく、そして可愛く見せました。タッパーみたいな厚めのお弁当箱だと閉まっている感じが強くなってしまいます。なので薄くて見栄えが良くなるステンレス製のものを選んだりしました。サンドイッチに関しては、最初に撮った映像が美味しそうじゃなくて撮り直しています。ジャムの量とパンの厚さを同じにしてほしいとか、そういう指示をしました。細かいでしょ(笑)嫌がらせのようにとにかく細かく指示しました(笑)

ーー美しい季節の映像についてはいかがですか。

三木:実はみんな6月に撮ってるんです。映画の中では様々な季節があるのでどう撮ろうか模索をしました。6月の緑一面の土手の草を刈ると草が枯れた感じになって3月っぽくなるです。なので草を刈るタイミングを狙って、それができる土手を探して撮影をしました。

ーー羽毛田丈史さんの音楽も非常に美しかったです。

三木:羽毛田さんのケルト系の音楽が壮大で自然が強いイメージがあるなと思っていまして。それを「植物図鑑」でも出したくてお願いしました。バグパイプを使ったような世界にならないかなと。素敵な音楽に仕上げてくださいました。

ーー主演がお二人になった経緯を教えて下さい。

三木:岩田剛典くんは私がお話を頂いたタイミングでほぼ決まっていた感じでした。高畑充希さんは2年前だと主演作品はありませんでしたが、ドラマでもご一緒したこともありましたので良いなと思いました。表情が様々あり、とても可愛らしくて優しいイメージですからね。

ーー周りを固めるキャストのみなさんもとても印象的でした。

三木:大和田伸也さんはとても仲良しなので、「1カットだけでも出てもらって良いですか。」みたいな感じでお願いをしました。物語に説得力を与えてくれる素晴らしい印象を残してくれました。
宮崎美子さんには悪いことしたなと思ってます。あの一連のシーンは真夜中に撮ったんです。宮崎美子さんが登場するのは一連のシーンの後ろの方なので長くスタンバイして頂きました。また、現場で思ったのが宮崎美子さんと高畑充希さんは本当の母子のようだなということですね。実際並んだ時にそう思いました。

ーー恋愛を押し殺していた前半から一気にスイッチが入るのも印象的でした。

三木:撮ってる時は大爆笑してた記憶があります。スイッチ入っちゃったみたいな感じで。
あのシーンまで樹は優しそうな顔しか見せてないんですよね。あのシーンで初めて真顔になるので、その辺はうまく演出できたなと。ニコニコしてて、ふわっとした印象の樹が真剣な顔になるという流れは岩田くんと色々やり取りして作り上げていきました。あそこで一気に「引き金」というわけです。

ーーあのシーンの岩田さんは本当にカッコ良かったので、ファンの方は悶絶ものかもしれませんね。

三木:私はイラッとしますよ、なんてね(笑)

ーー最後に、この作品を見てどういう気持ちになってほしいですか。

三木:人を好きになってほしいなって思います。この作品を見て、「身近にいる人や、これから出会う人を好きになりたいな」という気持ちを持ってほしいなというのが一番ですね。そういう温かな気持ちがどんどん広がっていけば良いなと思います。

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(取材・文:柳下修平

    ライタープロフィール

    柳下修平

    柳下修平

    シネマズby松竹編集長、1986年生まれ、今年で30歳。個人ブログ「Cinema A La Carte」も運営。映画イベント「映画の食事会」主催や幻冬舎「Ginger」及び「Spark Ginger」で映画コラム連載も。ブロガーメルマガEdge Rank執筆メンバー。映画以外ではカメラと旅行が趣味。

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