不思議で初めての経験―常盤貴子インタビュー『向日葵の丘 1983年・夏』
――映画のロケ地となった静岡県島田市は初めてですか?
はい。とても素敵で特別な場所でした。お茶畑の情景とか世界に誇れる場所ですよね。撮休(撮影がなくキャストらが休みになる日)の日に、劇中で使う電車には1人で乗ったけど、撮影の合間にもう少し時間があれば島田市をもっと1人で散策できたのになあ(笑)
自分の知らない場所をぶらぶら探検するのって楽しいし、歩くことでその町の色んなことを知ることができるから、役にも反映できますしね(笑)でもこれは言い訳で、「完全に個人的興味だ!!」って気づいてもいるんですよ(笑)
――静岡という場所で撮影されたことについては
私の両親も静岡出身で、子供の頃からよく訪れていた場所だったので、繋がりを感じます。
余談ですけど、別所哲也さんのお父様が私の祖父とお仕事で同じ部の上司と部下という関係だったそうなんです。別所さんのお父様が現場に遊び来てくださった時に、別所さんもその事実を聞かされて、本当に驚きました。みんな不思議な縁で静岡に集まったような気がします。
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