舞台挨拶ニャー!『猫侍 南の島へ行く』の白ネコ・玉之丞に癒される観客が続出
シネマズ公式ライターのアスカでございます。
2015年9月5日より公開の映画『猫侍 南の島へ行く』の大ヒット御礼舞台挨拶が9月19日、東京・新宿で行われました!
ステージに登場したのはヤムヤムを演じたオスの黒猫ジャックと、玉之丞(たまのじょう)を演じたメスの白猫さくら。そして、渡辺武監督とZOO動物プロのアニマルトレーナー北村まゆみさんの4名(?)です!
渡辺武監督が挨拶している最中も「ニャーニャー」と元気に愛想をふりまくジャックとさくら。そんな2匹に会いに来たお客さんのほとんどが2回以上も本作を観たという“猫侍通”ばかり。わかります!筆者も取材しながら、ついニヤニヤしてしまうほどカワイイ2匹なのです。これは何度も観に行ってしまう中毒性があるんでしょうね!
映画を撮るにあたって苦労した点について渡辺武監督は「シーズン1でちょっと重いテーマがあったんですが、シーズン2に向けて取っ払ってしまったら、全体的に軽くなり、それが今回のようになっちゃいました。」と、なぜか「すみません」と謝りながらも、笑えて猫に癒やされる本作の良さをアピールしていましたよ。
今作や過去の作品でも猫が複数登場するシーンの撮影は相当な苦労があったのだろうと気になるところですが、北村まゆみさんは「ドラマ版では20匹くらい1部屋にいたりするんですが、スタッフがこっちじゃないよって言いながら、賑やかしい感じを撮れたんであれでいいかなと。」と、コメント。大変な点もあったけど、きっとスタッフの皆さんは猫に癒されながらお仕事ができたんでしょうね。
俳優さんは共演するとお付き合いしたり結婚までいくことが多いですが、ジャックとさくらの関係が気になるとの質問に対し、北村まゆみさんが「仕事場では顔を合わせていますが、交際0日です。」と言うと、さくらが「ニャー」と返事をする場面も。会場からはドッと笑いが起きました。
「マスコミの皆さんもニャーニャー言ってましたと書いていただければ(笑)」とのことなので、書いておきますね。
「ニャー♪ニャー♪」
舞台イベントの後半には観客からの質問コーナーが設けられていました。まず、南の島が舞台なのに口から白い息が出ていたのが気になりました、という質問に対して、「撮影が日光を中心にしてまして、それも2月の寒い時季で。僕は基本的にCGを使わない主義なので、寒くて白い息が出ても洞窟だしいいよね、ということでそのままいきました。」と、会場からの鋭い質問にやや苦笑いの表情を見せた渡辺武監督。
続いて、撮影が難しかったと想像できる食事のシーンではどのような工夫がされているのかという質問では、トレーナーの北村まゆみさんは「工夫しまくりでございます。大好きなおやつをトッピングして、食べてる風に見せてます。味噌汁とかはいきなりは食べないんですね。あなごは慎重派なので。嬉しそうに食べるシーンは大好きなものをトッピングして食べさせてます。」と、あなごの食事シーンの舞台裏を暴露。ちなみにあなごは玉之丞を演じたもう1匹の白猫です。さくらの登場シーンは比較的動きのあるところが多く、駆け寄ったりジャックにすりすりしたりするのはさくらの役目だったとのこと。しかし、猫パンチのシーンはあなごが演じたそうです。
劇中に登場したカリカリしたおやつみたいなものは市販されているものなんでしょうか?との質問には「あれは南の島のニャーハンなんですけど(笑)市販されています。人間のおつまみのマグロキューブみたいなのあるじゃないですか。あれの中身を全部出してあげてます。」とのこと。カリッという音がするのは、一緒に混ぜているドライフードの音だそうで、やはり人間の俳優さんとは違いますから、撮影ではそういった工夫を随所にされていたのですね。
最後に、さくらからコメントが。
「にゃー、にゃー(また観に来てください)。」
会場からは大きな拍手が送られていました!最後に、ジャックとさくらは会場を後にする観客のみなさん一人一人をお見送り。
マスコミ向けのフォトセッションでは「こっちお願いします」というと、「ニャー」と反応してくれて、レンズを向けているこちらが笑顔になってしまいました。本当に会場全体が癒やされる舞台挨拶となりました!
映画『猫侍 南の島へ行く』は北村一輝さんが演じる侍の斑目久太郎と白猫の玉之丞が四国・土佐を目指す道中で起こる痛快エンタテインメント。猫に癒やされ、笑いたい人にはピッタリな作品です。
公式サイト:http://nekozamurai.info/
製作:「続・猫侍」製作委員会 (c)2015「続・猫侍」製作委員会
(取材・アスカ)
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